「ウェブマーケティングという茶番」という一冊の本が、先日発売になりました…。刺激的すぎるタイトル!!ウェブマーケティングが茶番だなんて、そこまで言っていいのでしょうか?
これは暴露本なのか?真実の書なのか?書いた本人はまさに、先日すでにインタビュー記事を2回お届けした後藤ブランド(東京・南青山本社)の代表、後藤晴伸さんです。
遠慮ない物言い!本音しか言わない!そんな姿勢と人柄が逆に高い評価を受け、中小企業のウェブサイトを次々と成功させているらしい。後藤さんに話を聞いてきた「本当に満足できるウェブ制作会社選びのコツ」。今回が最終回です。
↓↓前回までの記事はこちらから↓↓
第1回目「満足できるウェブ制作会社選びのコツ・本音の9か条(1〜3)」
第2回目「満足できるウェブ制作会社選びのコツ・本音の9か条(4〜6)」
(前回のおさらい)満足できるウェブ制作会社選び
第1条「発注者に苦言を呈する会社を選ぶ」
第2条「ディレクターの顔が見える会社を選ぶ」
第3条「NO!と言える会社を選ぶ」
第4条「“安かろう、悪かろう”の会社は選ばない」
第5条「マーケティングを熟知している会社を選ぶ」
第6条「“御用聞き”ではなく“攻め”の会社を選ぶ」
満足できるウェブ制作会社選び 第7条
「運用までできる会社を選ぶ」
ウェブ制作会社と世間ではいいますが、制作と同じくらい、いえそれ以上に大事なことがあります。それは運用です。ウェブサイトを制作しても、それを運用しなければ、ネット上にただ置かれているだけ。情報の追加や更新をしたり、時間が経ったらリニューアルをしたりして、ウェブサイトから積極的な情報発信をすればするほど効果は高まります。
また、ウェブサイトからたくさんの反響を得ようとすれば、SEOやリスティングなどの広告・マーケティング施策も必要になります。本当に大切な、こういった運用業務もサポートしてくれる会社か。このポイントは本当に重要です。
ウェブサイトにかけるお金や手間は、初回制作のときだけにしたい。その考え、本当に大丈夫でしょうか???
満足できるウェブ制作会社選び 第8条
「自社の事業や売上まで真剣に考えてくれる会社を選ぶ」
前回もお伝えしたように、企業がウェブサイトを運営する大きな目的は、会社の売上を伸ばすこと。つまりウェブ制作会社は、御社の事業目標の達成をサポートしてくれる、いわばビジネスパートナーです。たとえ高い制作スキルがあったとしても、クライアントの事業や売上に全く興味がないのであれば、会社の発展に貢献してくれるビジネスパートナーにはなり得ません。
その制作会社は、御社のビジネスや商品、サービスに心から興味を持ってくれていますか?会社の強みや特徴を知ろうと、いろいろなリサーチやヒアリングをしてくれますか?御社の売上を伸ばし、事業を成長させるためにはどうすれば良いかを真剣に考えたうえで、ウェブサイトで本当に成果を出すための提案やサポートをしてくれていますか?
満足できるウェブ制作会社選び 第9条
「アクセス解析し、サイトを改善してくれる会社を選ぶ」
第7条で、「運用できる会社を選ぶ」というポイントをお伝えしました。ウェブサイトの運用を行ううえで、重要なのがアクセス解析です。
サイトにはいつどういう人が訪問し、どれくらいの時間滞在しているのか。どのページに人気があり、どのページを見て離脱してしまうのか。グーグルアナリティクスなどの解析ツールを使って、こういったサイト運営の現状を細かく分析することが、ウェブサイトで成果を出すための第一歩です。
そしてその分析結果をもとに、コンテンツの追加・更新を行ったり、画面や機能の改善を続けたりすれば、そのうち必ず効果は現れてきます。
逆に何もしなければ効果は出ません。「制作して終わり」「分析して終わり」では不十分です。サイトの効果を的確に分析したうえで、その結果をきちんと改善につなげてくれる会社を選ぶことが大事です。
いかがですか?今回、後藤さんが出した本の内容は、こんなレベルではなくもっと過激らしい。続きはぜひ本屋さんで。そしてもう一度、本音のウェブ制作会社選び、ここでおさらいです。
第1条「発注者に苦言を呈する会社を選ぶ」
第2条「ディレクターの顔が見える会社を選ぶ」
第3条「NO!と言える会社を選ぶ」
第4条「“安かろう、悪かろう”の会社は選ばない」
第5条「マーケティングを熟知している会社を選ぶ」
第6条「“御用聞き”ではなく“攻め”の会社を選ぶ」
第7条「運用までできる会社を選ぶ」
第8条「自社の事業や売上まで真剣に考えてくれる会社を選ぶ」
第9条「アクセス解析し、サイトを改善してくれる会社を選ぶ」