地域医療に関する情報発信を行う企業様向けに、クリニック検索、医療記事掲載、セミナー申込、かかりつけ医登録などを備えた新規Webサービスを構築しました。
地方厚生局のデータをもとに対象エリア内のクリニック基本情報を一括登録し、市区町村、路線、駅名、医療機関名、診療科、医科/歯科などで検索できる機能を実装。医療機関による記事掲載、セミナー申込、問診票・リーフレットのPDFダウンロード、かかりつけ医登録、医療機関向けマイページ、社内管理機能などを整備しました。
Django / Wagtailを用いたCMS一体型の構成により、医療記事や医療機関情報を管理しやすくし、レスポンシブ対応によってPC・スマートフォンの双方で利用できるWebサービスとして構築しました。
地域医療メディアを運営する企業様向けに、地域クリニックの集患と情報発信を支援する新規Webサービスを構築しました。
同社では、従来の書籍広告を中心とした事業から、Webを活用した地域密着型の情報発信へ展開していく必要がありました。また、地域のクリニックが抱える集患課題に対し、信頼性の高い医療情報や地域ごとの健康イベント・セミナー情報を発信し、患者が自分に合った医療機関を探しやすい仕組みを整えることが求められていました。
本プロジェクトでは、まずサービスの基盤となるPhase1として、クリニックの基本情報登録、医療機関検索、医療記事掲載、診療予約サービスへの外部連携導線などを構築しました。地方厚生局から取得したデータをもとに対象エリア内の医療機関情報を一括登録し、利用者が市区町村、路線、駅名、医療機関名、診療科、専門医、在宅支援医などの条件で医療機関を検索できるようにしました。
利用者向けには、ログイン・会員登録、医療機関検索、医療記事検索、かかりつけ医登録、セミナー申込、問診票のダウンロード・入力、利用者情報管理、各種申込機能などを整備しました。医療機関向けには、ログイン、医療記事登録、医療機関情報管理、利用者へのニュースレター・セミナー告知、集患サービスやブランドアップ施策への申込機能を用意しました。
社内管理向けには、利用者・医療機関担当者・医療機関情報・路線/エリアなどのマスタ管理、医療記事管理、オプション掲載管理、各種申請管理などを整備しました。これにより、医療機関情報や記事、申請状況を社内で一元的に管理できる運用基盤を構築しました。
技術面では、バックエンドにPython / Django、CMSにWagtail、管理画面にDjango Admin、デザインにTailwindCSSを採用しました。DjangoとWagtailを組み合わせることで、検索・会員管理・申請管理などの業務ロジックと、医療記事などのCMS機能を同一システム内で扱える構成としました。インフラはさくらのVPSを利用し、PostgreSQL、Nginx、Let’s Encrypt、オブジェクトストレージ、SendGrid、Google Analytics、Google Search Consoleなどを組み合わせて構築しました。
また、PC・スマートフォン双方で利用できるようレスポンシブデザインに対応し、医療機関情報や記事、申込導線を端末に応じて見やすく表示できるようにしました。セキュリティ面では、ユーザ認証、権限管理、WAF設定、パケットフィルター設定などを実施し、外部公開サービスとして必要な基本的な安全対策も整備しました。
開発は、弊社の開発アプローチであるReservoir Wayに基づき、ワークショップを通じて仕様を確認しながら、要件定義・設計・開発・単体テストを機能単位で反復して進めました。実際に動作する画面を確認しながら進めることで、サービスの見え方や操作感に関する認識齟齬を抑え、短期間でのリリースに対応しました。