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社内SNSの費用相場とは?導入を成功させる重要なポイントを解説

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社内SNSのイメージ図

新型コロナウイルス感染症や働き方改革の影響で、テレワークや在宅勤務が増え、社員同士が顔を合わせる機会が減りました。このため、社内でのコミュニケーション頻度が低下しています。そこで近年、コミュニケーション促進や相互理解の深化、エンゲージメント向上、企業理念の浸透を目的とし、社内SNSを導入する企業が増えています。本記事では、社内SNSの導入に伴う費用相場、活用シーン、導入ポイントなどを解説します。

 

目次

 

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社内SNSの費用相場とは?

社内SNSの費用相場は、運用目的や導入規模によって大きく異なるものです。まず、導入する企業の規模やニーズによって、月額10万円以下、20万から30万円、50万円以上の3つの価格帯が存在します。

これらの価格帯にはそれぞれ特徴があり、依頼できる作業範囲が異なります。月額10万円以下の価格帯では、基本的な機能を備えた社内SNSが提供されることが一般的です。一方で、20万から30万円の価格帯ではより高度な機能やカスタマイズが可能となります。さらに、50万円以上の価格帯では、専門的なコンサルティングや運用支援サービスを受けることができます。

しかし、費用だけで選択するのではなく、企業の運用目的や要件を明確にした上で、適切な価格帯とサービスを選ぶことが重要です。例えば、社内コミュニケーションを活性化させる目的であれば、基本的な機能で十分な場合もあります。一方、社内情報共有や業務効率化を図る目的であれば、カスタマイズや専門的な支援が必要です。

最終的には、企業の運用目的や要件に応じて費用相場を理解した上で、最適なサービスを選択することが成功への鍵となります。

 

社内SNS導入を検討する際のポイント

社内SNS導入を検討する際に大切なポイントについて解説していきます。主に以下の4つの理解が重要となります。

 

  • 社内SNSを活用できるシーンの理解

  • 社内SNSを何に活用するか明確化

  • 社内SNSのデメリットの理解

  • 事前に問題の発生を把握する

 

●社内SNSを活用できるシーンの理解

社内のコミュニケーションが不足すると、相手の考えが把握しにくくなり、社員の仕事の進捗やモチベーションの管理が困難になることがあります。一方で、社員としては会社の方針や社員間のコミュニケーションに影響が出ることへの不安が生じる恐れがあります。これらの課題を解決するために、社内SNSが活用できるシーンを理解することが重要です。

 

  • 社員同士のコミュニケーションを活性化

  • 業務の効率化を目指す

  • 技術的なノウハウの共有

 

●社員同士のコミュニケーションを活性化

社員同士のコミュニケーションが不足すると、社内の風通しが悪くなり、生産性の低下やヒューマンエラーが起こる可能性が高まります。そんな時、サンクスカードのような気軽に感謝や賞賛を送れるメッセージ機能や、視覚的に表現できるスタンプ機能が役立ちます。SNS感覚で手軽にリアクションやコメントができるツールを導入することで、社員同士のコミュニケーションが活性化し、社内の雰囲気が改善されます。

 

●業務の効率化を目指す

進捗管理やスケジュール管理、日報などの情報共有には手間がかかります。多くの社内SNSはタスクの進捗状況や納期などのスケジュールを共有できる機能があり、スケジュール管理が容易になります。この機能を活用することで、優先すべき業務や協力すべき部署が明確になり、納期遅延の防止や作業の効率化が図れます。こうした日常業務に関する機能は利用頻度が高く、SNSが社内に定着しやすくなります。

 

●技術的なノウハウの共有

社内SNSを活用することで、技術的ノウハウの共有や伝達がスムーズに行えます。リアルタイムで更新される情報はすぐに全社員に共有でき、部署やグループ、プロジェクト単位でグループチャットが利用できます。これにより、社内やプロジェクト内で発生した問題が迅速に伝達され、対応が容易になります。

 

●社内SNSを何に活用するか明確化

社内SNSの導入企業は急増していますが、「浸透しない」や「数ヶ月で使われなくなる」といった導入失敗が多く見られます。成功させるためには、何に活用したいのか明確化することが重要です。社内SNSは様々な使い方が可能で、業務効率化につながるツールとなります。しかし、すぐに全てを浸透させるのは難しいです。つながる頻度の高い業務(目標進捗、スケジュール管理、日報など)では定着しやすいですが、低いものは時間がかかることもあります。導入時に達成したい目的を明確にすることが必要です。

 

●社内SNSのデメリットの理解

社内SNSは業務効率化のツールとなりますが、運用ルールが不十分だと効率低下のデメリットが生じます。導入成功のポイントとして、デメリットを把握することが大切です。

 

  • SNS疲れが生じる社員が出ることも

  • 使い方の初期教育が必要

 

●SNS疲れが生じる社員が出ることも

社内SNSの定着には時間がかかることがあります。特に直接会わずにコミュニケーションを取るため、発言が適切か、適切なマナーが不安になるケースが増えます。また、社内SNSではメールと異なり、頻繁なコミュニケーションが求められるため、SNS疲れが生じることもあります。導入時には、無理なく運用できるよう、適切なルールを設定しましょう。

 

●使い方の初期教育が難しい

社内SNS導入にはコストがかかりますが、使い方がわからず利用しないケースもあります。その原因として、操作方法の理解が難しいことが挙げられます。他のツールと併用する場合、使い分けが難しくなり、社内SNSを利用しない社員もいます。運用ルールを決めるとともに、使い方に関する初期教育が必要です。

 

●事前に問題の発生を把握する

社内SNSは、使い方によって業務効率化が図れるツールです。しかし、運用ルールや使い方の初期教育が不十分だと、導入失敗のリスクがあります。自社で発生しそうな問題点を事前に把握し、問題回避に適した社内SNSを選ぶことが重要となります。

しかし、SNS疲れや社員教育といったデメリットによって、効率化が阻害されたり、コミュニケーションエラーが発生する可能性もあります。導入成功のためには、活用目的を明確にし、事前に問題を把握し、問題回避が容易な社内SNSを選ぶことが大切です。

 

社内SNSの選び方

社内SNSには、機能が異なる製品があり、導入目的に応じて選択肢が変わります。コミュニケーション活性化が目的の場合、チャット機能や音声通話、ビデオ通話などが充実した製品がおすすめです。一方で、ナレッジ共有やデータベース機能が目的なら、ストレージ容量や検索機能が豊富な製品が適しています。

 

●自社にあった料金形態か

ほとんどの社内SNSは、参加人数に応じて料金が変わります。社内SNSを選ぶ際は、機能だけでなく、自社の規模や参加人数に合わせた選択が大切です。例えば、20名までだと8,000円、50名までなら20,000円といった具合に、参加人数が多くなるほど1人当たりの料金が安くなります。また、1名当たり800円のような一律料金制を採用している製品もあります。社員数が少ない場合は、無償版の製品も存在するため、それらを利用するのも良いでしょう。ただし、無償版では基本的な機能は利用できますが、ストレージ容量や作成できるグループ数に制限があることがあります。

 

●外部サービスと連携可能か

社内SNSを選ぶ際、すでに外部サービスを利用している場合は、二重管理にならないよう注意が必要です。なぜなら、同じ内容を異なるツールで管理すると、管理が複雑化し、情報の見落としや無駄な作業が増えるからです。理想的には、既存の外部サービスと連携するか、既存のサービス内容を社内SNSに移行し、一元管理することがおすすめです。連携や移行が難しい場合は、双方のサービスを使い分けましょう。

 

●翻訳機能の有無

すでにグローバル展開している企業や、今後の展開を目指している企業、国内中心の事業展開を行っている企業でも、人材採用を考慮すると、多言語対応のコミュニケーションが必要になることがあります。英語対応の社内SNSは多く存在しますが、他の言語が必要な場合は、社内SNSの仕様を確認することが重要です。

 

●他社での導入実績

社内SNSの選び方として、他社での導入実績を確認することも大切です。多くの導入実績があることは重要ですが、自社と似た目的で導入している企業の成功事例を知ることで、導入時の注意点や運用方法、ルール作りの参考に活用できます。

また、自社と同規模や同業種で社内SNSをどのように活用しているかを参考にすることも有益です。さらに、社内SNSでは重要な資料や書類も取り扱う可能性が高いため、セキュリティ面も考慮することが重要です。

ここまで、社内SNSの選び方について説明してきましたが、製品ごとに機能が異なるため、自社の導入目的に適したサービスを選ぶことが大切です。また、自社の規模や利用者数に合わせたサービスを選ぶことも重要となります。

 

社内SNSのサービス料金目安

最後に、人気のある社内SNSの特徴や費用について紹介します。

 

●Chatworkの費用相場

国内利用者数No.1の実績を持つChatworkは、タスク管理機能やチャット機能が豊富なチャットツールです。チャット機能だけでも、6つの機能が提供されており、マイチャット機能やピン機能、社外の人をグループに追加できる機能など、様々な機能を搭載しています。シンプルな設計で操作性が良く、社内SNSや日報報告にも利用でき、業務の効率化を図ることができます。さらに無料でも利用が可能です。

 

  • フリー版 1ユーザ/月 無料

  • ビジネス 1ユーザ/月 500円から

  • エンタープライズ 1ユーザ/月 800円から

参照:ChatWork公式サイト

 

●LINE WORKSの費用相場

LINE WORKSは、ビジネス版LINEとして簡単に使えるチャットツールです。個人向けのLINEと変わらない操作感、テキスト、写真、動画、ファイル、ポップなLINEスタンプなどが使えてコミュニケーションツールとして導入がしやすく、430,000社以上の導入実績があります。メッセンジャー、グループチャット、カレンダー共有、資料の共有、掲示板、アンケートなどが社内アドレス帳と連動可能で、100人まで無料で利用できるフリープランも用意されています。

 

  • フリー版 1ユーザ/月 無料

  • スタンダードプラン 1ユーザ/月 450円から

  • アドバンストプラン 1ユーザ/月 800円から

参照:LINE WORKS公式サイト

 

●Slackの費用相場

海外発の有名ビジネスチャットツールであるSlackは、約85,000社の有料プラン実績を持ち、Dropbox、GitHub、Zendeskなど多くのサービスとシームレスに連携できます。全ての端末とOSに対応しており、デザインが崩れる心配がなく快適に利用できます。充実した連携サービスにより、既存サービスや利用予定のサービスと組み合わせることができ、業務効率の向上が期待できます。また、他のチャットツールと同様にフリープランも用意されています。

 

  • フリープラン 1ユーザ/月 無料

  • プロプラン 1ユーザ/月 925円から

  • ビジネスプラン 1ユーザ/月 1,600円から

参照:Slack公式サイト

 

●WowTalkの費用相場

10,000社以上の導入実績を持つWowTalkは、社内コミュニケーションに必要なトーク、掲示板、IP通話、タスク管理、日報、安否確認の6つの機能を搭載しています。トーク機能では、既読・未読が確認できる仕様で、誰がメッセージを読んだか確認ができます。その他に、文章や画像、動画などメディアファイル送信、ノート・アルバムのシェア機能、22カ国語対応の翻訳機能など、業務の効率化を図る機能が搭載されています。また、1人あたり300円からと利用しやすい価格でサービスが利用できます。

 

  • 無料トライアルプランあり

  • シンプルプラン 1ユーザ/月 300円から(※最低利用人数30人)

  • スタンダードプラン 1ユーザ/月 500円から(※最低利用人数30人)

  • プロフェッショナルプラン 1ユーザ/月 800円から(※最低利用人数30人)

参照:WowTalk公式サイト

 

●gamba!の費用相場

H15,000社以上の実績を持つgamba!は、日報をベースにした社内コミュニケーションツールです。職種や立場に応じて日報テンプレートのカスタマイズができ、個人ごとの日報内容にばらつきをなくすことができます。このカスタマイズ機能により、欲しい情報を漏れなく集めることで業務の効率化やコミュニケーションの活性化につながります。また、月額1人あたり816円から利用が可能です。

 

  • ビジネスプラン 1ユーザ/月(年間契約)816円(月間契約の場合960円)

  • エンタープライズプラン(100名以上) 個別見積

参照:gamba!公式サイト

 

これまでに紹介した各社内SNSは、それぞれ独自の機能や利用料金が異なります。各サービスの特徴を理解し、自社のニーズに合った選択が重要です。導入目的や規模、利用者数を考慮し、最適なサービスを選ぶことで業務効率化やコミュニケーションの活性化につながります。自社に適したシステムを選択することが、結局のところ最も重要であり、適切な開発や導入の成功への鍵となります。

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