CRMとSFA。頻出単語です。
IT・ウェブ業界では、やたらと横文字言葉や、英語の省略語が出てくるイメージがあり、それでとっつきにくさを感じる一般の方も多いと思います。しかしよくよく意味を調べたり、考えたりしてみると、すでにある言葉や概念の言い換えだったり、日本語にできるものを単に英語で言っているだけだったり、そういったものも多いように感じます。
こんにちは、発注ナビ編集者の岩崎です。すぐに消えてしまう横文字言葉も多いIT・ウェブ業界ですが、とはいえ前回とりあげたCRMシステム(顧客管理システムの略)や、今回とりあげるSFAシステム(営業支援システムの略)は使う頻度が高い基本用語です。CRMは顧客管理、SFAは営業支援と言えば良いのかもしれませんが、まあその話は一旦置いておきます。
SFAとはSales Force Automationの略。SFAシステムとは、つまり営業支援システムです。効率よく営業成果を出せるよう、営業活動に関する様々な情報を記録・管理し、一人ひとりの営業マンや、営業部全体の活躍をサポートしてくれます。
CRMシステムと同様に、SFAシステムの開発案件も、発注ナビにはかなり多く寄せられます。SFAシステムは、会社の売上、業績に直結するシステムであるため、システム開発の予算がしっかりとつく会社も多いのでしょう。
SFAシステムの開発。
得意な会社はどこでしょう?
SFAシステムの開発に関して、ここ一二年で特に多いテーマは、「スマートデバイスの活用」です。「社内のシステムをスマホやタブレットで見たい」「商談記録や営業日報を社外からも入力したい」「営業チームと社外でも情報共有をしたい」という営業マンの皆さんは多いでしょう。そういったニーズを反映し、スマートデバイス活用とSFAシステムの両方に強い開発会社は人気です。
システム開発会社の中には、スマホ活用に強い会社と、そうでない会社がありますので、それを見極めて開発を依頼することがポイントです。2010年以降に設立された新しい開発会社は、業務でのスマホ活用や、スマートフォンアプリ開発といった新分野に力を入れているケースが多く、注目です。たとえば…
株式会社ハートレースタジオ
https://hnavi.co.jp/enterprise/08148/advantage/
一橋大卒、某大手ウェブマーケティング会社の新規事業部で活躍したあとに独立した、20代半ばの横江代表が運営する、20代メンバーの開発会社。スマートフォンアプリ、タブレットアプリの開発を得意としています。「若い営業メンバーたちが、スマホ・タブレット端末で使えるSFAシステムをつくりたい」といったような依頼をしてみてください。使う若い人の立場になってシステムを企画・設計してくれます。
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ちなみに、ハートレースタジオの横江社長は現在20代半ば、子どもの頃からITやウェブに慣れ親しんだ、まさに「デジタルネイティブ」世代です。スマートデバイスに強いデジタルネイティブが代表を務める新進の開発会社も発注ナビにはたくさん掲載されていますので、また別の機会にご紹介したいと思います。