
80年代から通信販売がはじまり、EC時代に入りさらに成長を続けるスキンケア・ヘアケア・ヘルスケア市場。国内大手ブランドや海外ブランドに加え、工場を持たずに企画力で勝負するD2Cスタートアップなど新興勢力も入り乱れ、レッドオーシャンとなっている。こうした中、2025年に設立されBtoB/BtoCの2軸でビジネスを展開するD2Cスタートアップ 株式会社soranovaは、同社が強みとする商品企画開発から生まれたブランドや商品を紹介するオンラインサイトの構築に着手した。
今回、発注ナビを利用した経緯や制作会社選定のポイントなどについて、株式会社soranovaのCMO 片山裕之氏と、制作業務を請け負った株式会社スタジオカレンのディレクター 越川智博氏のお二人に詳しく伺った。
商品企画開発を軸に据えた独自モールの構築を目指す
―― soranova様の事業について教えてください。
株式会社soranova 片山裕之氏:スキンケア・ヘアケア・ヘルスケア関連商品の企画開発をドメインとして、通販企業を対象に企画開発やコンサルティングを提供するBtoB事業と、自社で開発した商品をモールなどで販売したりするD2C事業の2軸でビジネスを展開しています。2025年1月に設立されたばかりで、代表がBtoB事業を、私がDtoC事業を担当し、今回はDtoC事業のオンラインサイトを新規構築した形です。
―― saranova様が展開する通販事業の特長を教えてください。
片山氏:ご存知の通り、スキンケア・ヘアケア・ヘルスケア商品の通販は非常に競争が激しい領域ですが、自社で企画開発の事業とD2C事業を並行して行う通販会社となるとそれほど多くはありません。当初、モールへの出品で販売を計画していましたが、それではお客様が購入する販路が限られてしまいます。オンラインサイトを立ち上げることで企画開発した商品の販路を広げ、マーケティングを強化したいと考えました。さらに、これまでのBtoB事業で企画開発してきたお客様の商品もあわせて取り扱い、弊社の「ものづくり」をコンセプトに据え独自のモールを目指していることが特長になります。
レスポンス広告を意識したECサイト構築に向け、発注ナビで制作会社を開拓
―― 発注ナビを利用した経緯を教えてください。
片山氏:まずは、既存の繋がりがある個人や会社に相談することから始めました。しかし、今回は単なるブランド紹介にするのではなく、自社の商品企画・開発のコンセプトにフォーカスした内容であり、ダイレクトレスポンスまで見据えた戦略が必要だと考え、より専門性の高い制作会社を探すことにしました。インターネットでWeb制作会社を検索してホームページを見ていくのは非効率なので、マッチングサービスを利用することにし、いくつか相談したうちの一つが発注ナビでした。
発注ナビからは2025年9月から10月にかけ2回に分けて11社を紹介いただき、2回目に紹介いただいた5社の中からスタジカレンさんを選び、正式発注に至りました。
―― スタジオカレン様の事業について教えてください。
株式会社スタジオカレン 越川智博氏:当社はいわゆるWeb制作会社で今年21期目に入りました。マッチングサービスについては、広告代理店からの依頼などに頼らず顧客を新規開拓するために複数のサービスを利用しており、発注ナビでは2年ほど実績があります。
大手スキンケアブランドのサイト構築・運用など、このカテゴリでの実績も豊富にあり、soranovaさんから提示された要件やイメージのサンプルを見て、技術面でも、デザインなどクリエイティブ面でも、十分満足いただける提案が可能と判断しエントリーしました。
2回に分けて要件の精度を高め、イメージ通りの制作会社と出会えた
―― 発注ナビから紹介した制作会社はいかがでしたか。
片山氏:さきほど9月から10月にかけ2回紹介いただいたとお伝えしましたが、1回目の紹介を受けた直後に、代表が担当するBtoB事業のサポート業務が入り、選定を進める余裕がなくなったこともあって、一旦全てお断りしました。10月に入って再び相談した際には、デザイン性や表現力に強みのある企業であることを条件に加えたことや、目指していたダイレクトレスポンスに関する要件を具体化し、サンプルURLを提示するなど工夫した結果、イメージに近い制作会社5社を紹介いただくことができました。
早速全ての会社とオンラインで面談をして見積もりを取り、2週間ほどでスタジオカレンさんに決めました。決め手はECサイトの構築・運用に関する豊富な実績と、企画開発力や商品の魅力を伝える上で欠かせないテキストやデザインの表現力です。少ないコミュニケーションの中で、こちらが考えていることをしっかり汲み取っていただき、「スタジオカレンさんならやりたいことをスムーズに叶えてくれる」と確信しました。
―― スタジオカレン様の提案のポイントをお聞かせください。
越川氏:一番こだわったのはファーストビューです。今回のブランドサイトの場合、単に商品を紹介するのではなく、soranovaさんの強みである「ものづくり」の魅力をしっかり伝える必要があります。それをどんなデザイン・コピーで見せるのか、じっくり社内で議論を重ねて提案を進めました。
まずはECブランドとしての基盤を築き、将来的に取り扱いブランドを拡充させてサイトを成長させたいというビジョンを伺っていましたので、拡張性や自社運用のしやすさには特に配慮しました。単なる価格競争に陥るのではなく、soranovaさんが目指すブランディングを最優先に考え、その実現に必要なトータルな提案を心掛けたことが、良い結果につながったと考えています。
片山氏:実際、見積金額は他社の方が安価でしたが、長期的に商品企画開発をテーマとした自社のモールを育てていく方針もあり、金額よりも、目指すことが実現できそうかどうかを優先しました。結果、ほとんど迷うことなく2週間ほどでスタジオカレンさんに決めました。
圧倒的なスピード感で、何度もやり直しができる
―― その後の構築作業で苦労したことはありますか。
片山氏:それが、苦労といえそうなことがなくて……。例えばサイトのイメージについて、言語化して詳細に説明しなくても参考資料をお渡しするだけでイメージ通りの提案が出てくるので、細かいところをチェックバックするだけでどんどん形になっていきました。最初のデザイン提案がこちらのイメージから大きく外れると、その後軌道修正するのが大変ですが、今回そういう苦労は一切なく、まさに阿吽の呼吸でスムーズに進行できました。
越川氏:「イメージのズレ」を最小化してスムーズに進行すること自体、制作会社としては当然のことですが、「ものづくり」 のコンセプトをしっかり伝えるのは難易度が高く、いただいた資料を熟読したうえで慎重に提案を進めました。
―― 発注ナビに関する評価やご要望などお聞かせください。
片山氏:1回目に紹介された制作会社について「ちょっと違うな」と思った際も、すぐに2回目の相談をして追加でご紹介いただき、とにかくレスポンスが早くスピード感が違うと思いました。要件を調整・変更しながら繰り返し利用することで、イメージ通りの制作会社とマッチングできるのは大変便利で、ほかの皆さんにも是非お勧めしたいです。
ブランドサイトを育てながら、ECサイト構築サービスの提供も目論む
―― 今後の予定をお聞かせください。
片山氏:今回のオンラインサイトは制作を開始してからから約3ヵ月を経て、なんとかリリース直前までこぎ着けました。ここ数日で、ようやくサイト全体を動的に見ることができるようになり、想像していた以上に上手くまとまっていてスタジオカレンさんにお願いして本当に 良かったと感じています。公開後は相互にメリットを拡大していけるよう、BtoBのお客様の商品も取り扱っていく予定です。さらに将来的には、今回のオンラインサイトで得られる成果を基に、BtoBのお客様を対象にECサイト構築サービスの提供もできるのではないかと、今から夢を膨らませています。
――ありがとうございました。
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