創業100年を超える老舗のガラス食器卸企業様にて、受注・在庫・仕入・財務を担う基幹システムの稼働基盤を刷新しました。サーバーOSのCentOS Linuxがサポート終了を迎えセキュリティリスクが高まっていた状況に対し、Rocky Linuxへ移行。あわせてPHP・Symfony・MySQLを現行の長期サポート版へアップグレードし、インフラもオンプレミスからAWSへ移行しました。一括ではなく段階的に切り替えることで日々の業務を止めず、使い慣れた基幹システムのUIもそのまま維持しています。移行後も保守パートナーとしてセキュリティ対応・機能改善を継続中です。
■ プロジェクト概要
創業100年を超える老舗のガラス食器卸企業様にて、受注・在庫・仕入・財務を担う基幹システムの稼働基盤を刷新しました。サーバーOSのサポート終了が迫るなか、OS・アプリケーション基盤・インフラを同時に移行し、業務を止めずに完了させた案件です。
■ お客様の課題
・サーバーOSのCentOS Linuxがサポート終了を迎え、セキュリティリスクが高まっていた
・PHP・Symfonyなどのアプリケーション基盤も旧バージョンのまま運用されており、セキュリティアップデートの適用や機能追加が難しい状態だった
・オンプレミス環境で稼働しており、基盤の刷新には物理環境の見直しが必要だった
・長年使い続けてきた基幹システムのため、移行に伴う業務停止や操作性の変化への不安が大きかった
■ 移行の進め方
・一括での切り替えではなく、業務を止めない段階的な移行を前提に計画
・現場の混乱を避けるため、基幹システムのUIは変更せず、稼働基盤のみを入れ替える方針を採用
・OS・ミドルウェア・インフラそれぞれの依存関係を踏まえ、順序を定めて実施
■ 実施内容
【サーバーOSの移行】
・CentOS Linux → Rocky Linux へ移行
【アプリケーション基盤のアップグレード】
・PHP・Symfony・MySQL を現行の長期サポート版へアップグレード
【インフラのクラウド移行】
・オンプレミス → AWS へ移行
【外部システム連携の整理】
・同時期に刷新したECサイト(Shopify)との連携を、独自仕様からShopify APIを用いた標準的な構成へ変更
・在庫数・商品マスタ・受注データを自動連携し、二重入力を解消
■ 移行後の保守
・移行して終わりではなく、継続的な保守パートナーとしてセキュリティ対応・機能改善・運用サポートを実施しています
■ 成果
・サポート終了OS・旧バージョン基盤からの脱却により、セキュリティリスクを解消
・日々の業務を止めることなく移行を完了
・使い慣れた基幹システムのUIを維持したまま稼働基盤を刷新
・基幹システムと外部システムの連携を標準的な構成に整理し、保守しやすい状態に
■ 使用技術
Rocky Linux(CentOSから移行)/ PHP / Symfony / MySQL / AWS(オンプレミスから移行)/ Shopify API