1910年創業の老舗ガラス食器卸・株式会社木村硝子店様にて、老朽化した基幹システム(受注・在庫・仕入・財務)と、Ruby on Railsでフルスクラッチ開発された自社ECサイトを同時に刷新しました。サポート終了を迎えたCentOS LinuxからRocky Linuxへ移行し、PHP・Symfony・MySQLを現行の長期サポート版へアップグレード、インフラもオンプレミスからAWSへ移行。ECサイトはShopifyへ全面リプレースし、基幹システムとの連携もShopify APIによる標準的な構成へ刷新しました。業務を停止することなく段階的に移行を完了し、現在も保守パートナーとして継続支援しています。
■ プロジェクト概要
1910年創業、東京・湯島を拠点とする老舗ガラス食器卸の株式会社木村硝子店様にて、業務の中核を担う基幹システムと一般消費者向けECサイトの両方を刷新しました。どちらも同時期に老朽化の課題を抱えており、セキュリティを確保しながら業務を止めずに移行を進める必要がありました。
■ お客様の課題
・基幹システムのサーバーOS(CentOS Linux)がサポート終了を迎え、セキュリティリスクが高まっていた
・PHP・Symfonyなどのアプリケーション基盤も旧バージョンのままで、セキュリティアップデートの適用や機能追加が困難
・ECサイトはRuby on Railsのフルスクラッチ開発で、ちょっとした更新作業にも専門知識が必要な状態
・基幹システムとECの連携が独自仕様で構築されており、保守負担が年々増大
■ 提供したソリューション
【1. 基幹システムの新プラットフォーム移行】
・サーバーOS:CentOS Linux → Rocky Linux へ移行
・アプリケーション:PHP・Symfony・MySQL を現行の長期サポート版へアップグレード
・インフラ:オンプレミス → AWS クラウドへ移行
・移行方式:業務を停止せず段階的に実施。使い慣れた基幹システムのUIはそのまま維持
【2. ECサイトのShopifyへの全面移行】
・Ruby on Railsベースの独自ECサイトをShopifyへ完全にリプレース
・商品データ、商品詳細ページ、ブログ記事などをすべて移行
・ブランドイメージを維持したストアデザインの再構築
・日常の運用作業がShopify管理画面で完結する体制へ
【3. 基幹システム × Shopify API連携の刷新】
・在庫数連携:基幹システムの在庫数をShopifyへ自動反映
・商品マスタ連携:商品情報の登録・更新を自動化
・受注データ連携:Shopifyの注文を基幹システムへ自動取り込み
■ 成果
・業務を止めることなく、基幹システムとECサイトの2つを並行して刷新完了
・サポート終了OS・旧バージョン基盤からの脱却により、セキュリティリスクを解消
・ECの更新作業がShopify管理画面から直感的に行えるようになり、専門知識がなくても運用できる体制に
・二重入力の手間と確認漏れのリスクを解消し、受注から出荷までがシステム間でシームレスに連携
・移行後も継続的な保守パートナーとして、セキュリティ対応・機能改善・運用サポートを実施中
■ 使用技術
Rocky Linux / PHP / Symfony / MySQL / AWS / Shopify / Shopify API