AQ-AIエージェントを活用し、約4か月の短期間でPoCを成立。
公開Web前提の基盤整備からトライアルまで一貫伴走
NTT西日本株式会社様(以下、NTT 西日本様)は、日々多くの問い合わせが寄せられるITヘルプデスクの対応業務を自動化・効率化するため、生成AIを活用したAIチャットボットのPoC(概念実証※1)環境構築と、運用・コスト最適化のコンサルティングを必要とされていました。
アジアクエストは、自社が独自に開発しているAIエージェントテンプレート「AQ-AIエージェント」を活用することで約4か月の短期間でPoC環境をご提供。AWS環境構築からAI実装、セキュリティ対応、お客様への技術引き継ぎまで一貫してご支援いたしました。
定型問い合わせの自己解決誘導と、お客様接点の拡大(利便性向上)
ITヘルプデスクの現場では、ログイン方法やパスワード忘れ、各種操作手順といった定型的な問い合わせへの対応業務が大きな負担となっているケースが少なくありません。加えて、多様化するライフスタイルや迅速な自己解決を好む現代の利用者のニーズに即したサポートチャネルへの転換も、多くの現場で課題となっていました。
こうした課題を解消するため、各種ITサービスを展開されているNTT 西日本様は、利用者の利便性向上と運用負荷の軽減を同時に実現することを目指し、問い合わせ対応をAIチャットボットで自動化するPoCの実施を決定。本プロジェクトの支援パートナーとして、アジアクエストへご依頼をいただきました。
アジアクエストが独自で開発するAIエージェントテンプレート「AQ-AIエージェント」を活用することで短期間でのAI活用を可能にする提案ができたこと、そして提案のスピード感がご依頼の決め手となりました。
■役割
Amazon BedrockとAWS CDKでAIチャットボットを短期構築。
PoC運用から内製化支援まで一貫伴走
PM・リードSE・インフラSE/PG・アプリPGの4名少数精鋭体制で、要件定義から運用準備までを一貫してご支援。PMが進行管理・コスト最適化提案・引き継ぎ計画までを統括し、各エンジニアが設計・実装・データ分析といった対応を分担することで、短期間でもスピードと品質の両立を目指す推進体制を整えました。
コミュニケーションは週2回の定例打ち合わせを基本に進行。単なる「発注者と開発ベンダー」ではなく、技術パートナーとしてお客様のインフラチームおよび運用チームと密に連携し、コスト最適化や内製化に向けたディスカッションを重ね、お客様が自立して運用できる体制づくりまで伴走しました。
プロジェクトの流れは、重厚な要件定義は設けず、アジャイルに4フェーズで進行しました。
①アーキテクチャ設計
利用者の個人情報など機密データを安全に扱うため、NTT 西日本様の要件に合わせた設計システムアーキテクチャの基本設計と、運用に耐えうる非機能要件の策定をスピーディに行いました。
②クラウド環境構築・AI実装
「AQ-AIエージェント」を基盤に、AWS CDKによるIaCでクラウド環境を自動構築。Amazon Bedrockを活用したRAG構成のAIチャットボット機能を短期間で実装し、追加サービスもすべてコード化して取り込みました。
③公開運用を前提とした品質・運用準備
PoCでは「しっかり作りこむ」よりも まず公開できる状態に仕上げる ことを優先し、インフラ・アプリ双方の改修対応を進めました。お客様と二人三脚で、短期間でも 運用可能な状態への前進 を目指しました。
④ナレッジトランスファー・継続改善の土台づくり
お客様が自立運用に乗り出せるよう、AWS CDKのデプロイデモやセキュアなログイン手順など実践的なハンズオンを提供しました。