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建設業システムとは?機能やメリット・デメリット、依頼時に押さえるポイントなどについて徹底解説!

建設業とシステムのイメージ画像

建設業を運営している会社の中には、建設業システムの導入を検討している方も少なくないでしょう。ただ建設業システムを導入する際には、建設業システムの特徴や導入時のポイントなどを押さえておかないと、建設業システム導入に失敗する可能性もあります。そこで今回は、建設業システムの導入・開発を検討している方に向けて、建設業システムの特徴やメリット・デメリット、システム開発会社に依頼する際に押さえるポイントを中心にご説明していきます。

 

目次

 

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建設業システム(建設業向けERPシステム)とは

建設業システムは建設業における一連の業務を管理するシステムのことです。

建設業は少子高齢化などが原因で慢性的な人手不足状態に陥っています。政府としても働き方改革の促進や生産性の向上、持続可能な事業環境の確保を目指して、建設業法の改正に踏み切っています。それに合わせて、現場では社内のDX化を図り、各業務の機能をシステムで一括化する動きが進みつつあるのが現状です。DXはデジタルトランスフォーメーションのことで、日常生活におけるITの浸透化で生活をより良くすることを意味しています。建設業システムでシステム化できる業務として、以下のようなものが挙げられます。

  • 施工

  • 会計

  • 精算

  • 材料や職人の発注・受注

  • 人事

  • 建築物の管理

直接的な建設業務にはシステムは使いにくいですが、どこの企業でも当てはまるお金や人材、管理などの面はシステム化できる部分です。建設業でもシステム化できる部分は意外と多いため、積極的に業務のシステム化を目指していきましょう。

 

建設業システムの主な機能例

建設業システムに搭載される主な機能として、以下の通りです。

  • 経営管理機能

  • 営業管理機能

  • 経費精算機能

  • 工事管理機能

  • 建物管理機能

  • 人事管理機能

  • 建設会計機能

  • システム統合機能

 

●経営管理機能

経営管理機能は、予算管理や事業計画、将来の経営に関する見通しを立てる機能です。繰越工事や見込み物件の予測、それらに関する予算を事業計画表としてまとめておくと、工事の粗利や営業利益・事業の着地見込みの把握がしやすくなります。その事業計画表は建設業システムを用いると簡単に作りやすくなります。

 

●営業管理機能

営業管理機能は、物件管理や請求管理をサポートしてくれる機能です。工事物件の売上・粗利予測がしやすくなったり、請求書を自社フォーマット以外に施主指定のフォーマットで作成しやすくなったりします。売上などの予測ができ、請求書が作成しやすくなることで、日々の営業活動を効率化できます。

 

●経費精算機能

経費精算機能は、現場や管理部門で必要な経費精算業務にかかわる機能です。請求書払いや立替精算、仮払精算などの精算方法の下準備を効率良く進めやすくしてくれます。

 

●工事管理機能

工事管理機能は、工事部門全体の管理をして、正確な意思決定をサポートしてくれる機能です。工事を受注してから行う実行予算管理や購買管理、契約外支払や人件費振替、工事間接費配賦の管理などが効率的かつ正確に進めやすくなります。

 

●建物管理機能

建物の管理に必要な機能は、ビルライフマネジメントのことを指していて、建物の修繕や品質改善を促す機能です。物件単位で工事履歴や点検履歴などの情報を一元管理して、その情報をベースに修繕計画の立案をしていきます。そして、施主の過去の営業活動やクレーム情報を参考にして、品質改善を実施していきます。

 

●人事管理機能

人事管理機能は、働き手の技術者情報や給与・勤怠状況にまつわる情報などを管理する機能です。社内の技術者の情報をベースにして、現場で働く技術者として誰が好ましいのか決定していきます。

 

●建設会計機能

建設会計機能は、建設業の会計全体の効率化をサポートしてくれる機能です。一般会計、管理会計などはもちろん、JV管理や完成原価振替まで効率良く進めやすくなります。

 

●システム統合機能

システム統合機能は、システム全体の機能を一元管理する機能です。建設業システムにはメニュー機能やログ管理機能、権限管理機能などの機能が備わっていて、システム統合機能はすべての機能がうまく動作するように統合させるのに必要です。

 

建設業システムを導入する方法

建設業システムを導入する方法として、主に以下の2つの方法が考えられます。

  • 会社が販売しているパッケージ版を購入する

  • システム開発会社に依頼する

どの分野のシステムでも、元からある程度決まった機能を持ったシステムがパッケージ化されています。月額料金を払うことで利用でき、一からシステムを開発するよりもコストが抑えられるのがメリットです。一方で、一からシステム開発会社に依頼してシステムを作ってもらうこともできます。この方法だとコストがかかる分、自社に合ったシステムを構築してもらいやすい利点があります。それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自社に合ったやり方で建設業システムを導入してみましょう。

 

建設業システムを導入するメリット

建設業システムを導入するメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

  • 業務効率が向上する

  • 業務ごとのデータを一元管理できる

  • 内部統制の強化ができる

 

●業務効率が向上する

建設業システムを導入することで、業務効率化につなげやすくなります。建設業は肉体労働のイメージが強いかもしれませんが、ほかの一般的な企業と変わらず管理する必要のある項目が多いです。管理する項目を大きく分けると、工事や資材、建設会計などに分けられており、これらの項目を別々に管理してしまうと、部門ごとに数値入力が必要となります。しかし複数箇所で同じ項目の情報を管理しようとすると、重複入力やデータの不一致がどこかで発生しやすく、必要な情報を引っ張り出しにくくなります。情報を正確に共有して、誰でも必要な情報をすぐに集めるために、建設業システムは欠かせません。

 

●業務ごとのデータを一元管理できる

建設業システムを導入すると、必要な情報をリアルタイムで一元管理できます。まだ小さな建設会社であれば、システムがなくても情報を管理しやすいかもしれません。しかし、組織が大きくなって情報に触れる人や情報量が増えてくると、管理が難しくなってきます。社内の必要な情報をいつでも簡単に手に入れられるように、データを一箇所に一元管理しておくのは大事なことです。

 

●内部統制の強化ができる

建設業システムを導入しておけば、内部統制の強化もできます。社内の情報を部署・部門別に管理していると、情報が抜けていたり不正に利用されたりするリスクが高くなります。しかし建設業システムでまとめて管理しておけば、情報の窓口を絞るだけでなく、社内の情報もモニタリングしやすくなって、情報が適切に扱われやすくなります。

 

建設業システムを導入する時のポイント

建設業システムを導入する際には、以下の2つを押さえておくことが大事です。

  • 業務効率が計測できるシステムなのかを確認する

  • 拡張性・カスタマイズ性が高いかをチェックする

 

●業務効率が計測できるシステムなのかを確認する

建設業システムを導入して体感で業務の効率化を感じ取ることはできても、どのくらい業務効率化ができたかを把握することは難しいです。そのため、業務効率が計測できる機能があったほうが良いです。業務効率が数値化されれば、どのくらい業務効率を上げられたかわかるだけでなく、より業務効率を良くするためにどういう方針で進めていくか決める際の参考にもなります。アウトソーシングでシステム開発を依頼する場合には、業務効率の数値化ができる機能を搭載できるか相談してみてください。

 

●拡張性・カスタマイズ性が高いかをチェックする

システムを導入する前に、建設業システムに拡張性やカスタマイズ性があるかどうかを確認しましょう。建設業システムだけに限らず、システムは導入前と導入後で課題が解消されたかどうかが見えてきたり、新しい課題が見えてきたりします。新しい課題に対処するために、建設業システムに新たな機能を追加させる必要があることも考えられるため、機能の拡張性やカスタマイズ性があるのが望ましいです。

アウトソーシングで一からシステム開発する場合は、自由に機能のカスタマイズができます。しかし、パッケージ化された建設業システムを利用すると、自由に機能をいじれないことが多いです。そのため、拡張性やカスタマイズ性の高さを求めるなら、アウトソーシングでシステム開発を依頼しても良いでしょう。

 

パッケージ版特有のデメリットにも注意

パッケージ版の建設業システムは安い料金で導入できるメリットがある反面、機能を自由にいじれないデメリットがあることを解説してきました。ほかにも、以下のようなデメリットが考えられます。

  • システムの操作を覚える必要がある

  • 自社にとっては不要な機能が含まれている場合がある

  • 自社に合ったセキュリティ対策が難しい

 

●システムの操作を覚える必要がある

パッケージ版の建設業システムは、初めから入っている機能が決まっているため、その機能に合わせて操作方法を覚える必要があります。アウトソーシングでの依頼なら自分が操作できる機能を入れれば、わざわざ新しく操作方法を覚える必要はありません。

 

●自社にとっては不要な機能が含まれている場合がある

パッケージ版の建設業システムだと、不要な機能が含まれている場合があります。パッケージ版は特定の企業にフィットして作られたものではなく、どの企業でも必要になると感じた機能を優先的に搭載している傾向があります。そのため、パッケージのすべての機能が自社にフィットしているとは限りません。その点を理解してパッケージ版の建設業システムを利用してください。

 

●自社に合ったセキュリティ対策が難しい

パッケージ版の建設業システムは機能面の利害の不一致だけでなく、セキュリティ面での不一致もあります。インターネットのセキュリティ技術は日に日に進歩していて、会社ごとでセキュリティ対策の方針が異なっています。その方針に合ったパッケージ版の建設業システムを導入するのは難しいかもしれません。もしセキュリティ対策が自社に合ったものだったとしても、機能面がまったく合わない可能性もあります。

 

デメリットを避けるにはシステム開発の依頼がおすすめ

建設業システムを開発してもらう中で、パッケージ版を選ぶと料金が安い代わりにいくつものデメリットも見られます。アウトソーシングでの依頼なら、コストはかかるとしても自社に合うシステムを開発してもらえて、システムの拡張・カスタマイズ依頼も可能です。とくに、エンジニアやノウハウといった開発環境を持たない企業は内製が難しいので、システム開発においては外注を検討すると良いでしょう。なお、システム開発の流れについては以下のページで詳細を解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

システム開発の工程(流れ)とは?覚えておきたい略語も解説

一方、外注といってもすべてをお任せできるわけではなく、事前に準備しておきたい部分も存在します。

 

システム開発会社に依頼する前にしておきたいこと

システム開発会社にアウトソーシングを依頼する前に、以下のことを済ませておきましょう。

  • 「要件定義」を明確にして依頼内容を固める

  • 予算をあらかじめ決めておく

  • 依頼候補の会社から「見積書」の作成を依頼する

  • 開発会社ごとの得意分野・開発言語を調査・把握しておく

要件定義はシステムの中身を固めて、具体的な方針を決めることです。自社に合ったシステムを開発してもらうためにも、事前に依頼内容はしっかり固めておいてください。それと合わせて、予算を決めておく必要もあります。優れたシステムを導入してもかかるコストがかかりすぎると意味がないため、予算を決めてその範囲内で開発してもらいましょう。

そこまで決まったら、すぐに依頼をもちかけるのではなく、いくつかの依頼候補の会社に見積書の作成を依頼したほうが良いです。開発してもらってから予算オーバーであることに気付いても、その分を支払うしかありません。依頼する前に見積もりはきちんと取りましょう。

また、見積もりの候補を選ぶ際に、システム開発会社ごとの得意分野や開発言語を調べることをおすすめします。自社の目的に合ったシステムを作ろうと思うと、それに合った開発言語を扱っている会社、自社の取り扱う事業やそれに関連する業界で実績のある会社に依頼するほうが安心できます。少しでも失敗のリスクを減らすために、会社選びは慎重に行いましょう。

 

システムの導入は企業のDX化にも役立つ!

今回は、建設業システムについて詳しく解説しました。建設業システムをはじめ、業務システム開発を得意とするおすすめの開発会社については、以下のページでも紹介しています。システムの開発や導入を検討する企業担当者の方は、ぜひご参照ください。

 

建設業という業界に、あまりシステムのイメージがないという方も多いと思われます。

しかし会計面や人事面、業務工程の組み立てなど、業務の効率化を実現するには、建設業システムの導入が必要です。建設業システムを導入する際には、パッケージ版で契約する方法と一から開発してもらう方法があります。一から開発してもらう場合には、要件や予算をしっかり固めてから見積もりを取ってもらうことなどが大事です。コストはかかりますが、確実に自社に合ったシステムを導入するためにも、なるべくアウトソーシングでシステム開発を依頼してもらうことをおすすめします。発注ナビでは、複数社からの見積もりを取ることができたり、専門コンシェルジュが丁寧にヒアリングしたりと、開発のアウトソーシングを全力でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

 

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