発注ラウンジは、システム開発の発注に必要な様々なノウハウや発注ナビで実際に開発された発注者様のインタビューなど、発注担当者様のための情報発信サイトです。

DX推進が予算的に厳しいなら助成金・補助金を受給しよう

DXのイメージ画像

大規模なDXの推進には、多額のコストが必要となることがあります。コストの発生を考えて、DXの導入を先送りにしている企業もあるでしょう。DX導入のための補助金や助成金があることをご存じでしょうか?融資とは異なるため、返済をする必要がありません。コストをかける余裕がないという理由でDXに取り組めていないという企業は、DX推進のための補助金や助成金を活用すると良いでしょう。今回はDX推進のための補助金、助成金をご紹介します。

 

目次

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国2500社以上からご提案

即戦力のシステム開発会社を探すなら「発注ナビ」

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

 

DXの推進に助成金・補助金を活用すべき理由

DX導入を検討しても、クリアすべき課題があることから、実現に至らない企業は少なくありません。課題の一つに「コスト」が挙げられます。DX化が進まないという企業が、助成金・補助金を活用すべき理由とはなんでしょうか?

 

●多額のコストが必要となるケースがあるため

DXに必要な設備を新たに設けるなど、ITシステムの導入に多額のコストが必要となるケースがあります。資金にゆとりのある大企業は問題なくDXを進められることが多いのですが、中小企業にとっては難しい場合があります。DXを導入する上でコスト面が問題となっていた場合には、助成金・補助金を活用して資金を補強するのも手です。

 

●DX計画を進める費用が捻出できない企業があるため

DX推進計画はできているが費用が捻出できないという企業は、助成金・補助金を活用することで計画を進めやすくなります。補助金や助成金を利用することで、自己負担額を減らすことができます。

 

DX向け補助金・助成金の申請から受給までの流れ

補助金・助成金を導入するためには申請が必要です。申請をする前に流れを知っておくと、手続きがスムーズになります。DX向けの補助金・助成金の申請からの流れについてご紹介します。

 

●補助金申請条件の確認

DXの推進に役立つ補助金は、申請したすべての企業に支給されるわけではありません。申請する前に、自社が補助金を受給する資格があるのか条件の確認をしておきましょう。特に、規模の大きな企業は受給できないことが多いので、ご注意ください。

 

●申請する助成金・補助金の選択と申請

DXを推進する会社が受けられる助成金や補助金は複数あるので、どれを申請するのか選びます。申請するものが決まったら、必要書類をそろえて運営事務局に提出してください。必要書類例は以下の通りです。

  • 申請書

  • 事業計画書

  • 決算関係書類

  • 印鑑証明書

  • 納税証明書

 

必要な書類は、申請する補助金・助成金によって異なります。すぐに手に入らない場合もあるので、時間に余裕を持って取り組んでください。書類に不備があると受給までに時間がかかってしまう可能性があるので、きちんとそろえてから提出しましょう。

 

●運営事務局の採択を待つ

申請の書類を提出したら、運営事務局の採択を待ちます。無事に採択されても、この段階ではまだ受給できませんので、ご注意ください。DX事業計画に沿って新しいサービスの導入や新製品の開発、業務改善などを進めましょう。事業が終了したら、事業内容や経費について実績報告書を運営事務局に提出します。内容が適切であったと判断されれば、助成金が支払われます。支給される補助金の金額が大きい場合、複数年にわたって報告書の提出が求められる場合があります。

 

助成金・補助金の特徴

補助金・助成金の一番の特徴は「返済する必要がない」ことです。しかし助成金と補助金は、言葉は似ていますがそれぞれに違った特徴があります。申請をする前に、助成金と補助金の特徴を知っておくと良いでしょう。助成金と補助金それぞれの特徴は、以下の通りになります。

助成金 補助金
提供元 厚生労働省
※ほかにも独自で実施している自治体もある
国・地方自治体・各団体
提供の目的 雇用増加・人材育成 ・新規事業の立ち上げ
・自治体との連携
メリット ・一定の条件をクリアできればどんな企業でも受け取れる
・審査がない助成金も多数ある
・募集期間が決まっていないものは通年申請できる
・種類が豊富で企業に合ったものを見つけやすい
・支給額の幅が広く、経費の適用範囲が広い
デメリット 人気の高い助成金は受付の終了が早い ・予算に制約があるため、審査が厳しい
・募集期間が短い

 

なお、補助金は支払われるまでに時間がかかるというデメリットもあります。「自分でDX費用を支払ってから還元を受けてそれを補填する」といった形になるので、申請書類の不備には注意しましょう。申請の受理が遅れれば、それだけ支給が遅れてしまいます。

 

DX推進に役立つ助成金・補助金を紹介

資金の問題でDXの導入が進まないという企業は、助成金・補助金を活用することを検討してみてはいかがでしょうか?以下では、DX推進に役立つ助成金・補助金をご紹介していきます。

  • IT導入補助金

  • ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

  • 事業再構築補助金

  • 中小企業デジタル化応援隊事業

  • 戦略的基盤技術高度化支援事業

  • 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(東京都)

  • デジタル人材育成支援補助金(山口県)

  • 富士見市中小企業チャレンジ支援事業補助金(埼玉県富士見市)

  • 長崎県DXアドバイザー招へい事業補助金(長崎県)

 

●IT導入補助金

IT導入補助金は、2017年にスタートした経済産業省監督の補助金です。主に中小企業や小規模事業者を対象とており、DX推進のために適した補助金といえます。ITやDXに関する知識があまりなく不安を抱えている企業には、「IT導入支援事業者」がサポートしてくれます。補助金は、パッケージソフトの購入やクラウドサービスの導入などに使用できます。補助金額は30万円~450万円で、補助率は1/2です。IT導入補助金を受けるためには、資本金や従業員人などの要件がありクリアした場合のみ申請が可能です。なお、要件は職業分類ごとに異なるのでご注意ください。

 

●ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、中小企業・小規模事業者が対象の補助金制度です。自社内での部品内製化を図るための設備投資や、生産ラインの増設・増強などに活用できる「一般型」の枠があります。新型コロナウイルス対応の特別枠も設けられています。ほかにも海外事業の拡大や強化、そのための設備投資向けの「グローバル型」や、中小企業を支援する大企業向けの「ビジネスモデル構築型」があります。補助金の上限は1,000万円で、補助率は1/2と2/3の2種類です。

 

●事業再構築補助金

事業再構築補助金は、「企業の思い切った事業再構築を支援」するための補助金です。必須申請要件の3項目すべてに当てはまる中小企業等に支給されます。申請のための必須要件は、以下の3つとなります。

  • 売上が減っている

  • 新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編に取り組む

  • 認定経営革新等支援機関と事業計画を策定する

補助金の上限は、中小企業・中堅企業の場合は通常枠で8,000万円、補助率は2/3です(ただし、6,000万円を超える場合は1/2)。

 

●中小企業デジタル化応援隊事業

IT導入に向けた支援やデジタル化課題の分析・把握・検討を、社外のIT専門家に依頼した中小企業や小規模事業者に対する支援が行われています。Web会議やテレワーク、セキュリティー強化などのIT導入に向けた支援提供を行ったIT専門家に対して、最大3,500円/時間(税込)の謝金が事務局から支払われます。

支援をしてもらう中小企業等がIT専門家に支払うお金は、時間単価から最大3,500円/時間(税込)を引いた金額です。ただし、実費負担が最低500円/時間(税込)以上あることが、謝金支払の要件となっているのでご注意ください。また、IT専門家の時間単位は中小企業等とIT専門家との間に交わされる契約によって決定されます。つまり、IT専門家の時間単価の最低金額は、4,000円/時間(税込)ということになります。

 

●戦略的基盤技術高度化支援事業

戦略的基盤技術高度化支援事業は、中小企業の「ものづくり基盤技術の向上」を目的とした補助金です。中小企業庁が公開する「特定ものづくり基盤技術高度化指針」に記載された内容に関する研究開発を行った企業が対象となっています。補助金の上限は、単年度辺り4,500万円以下、3年間の合計金額が9,750万円以下で、補助率は2/3以内です。

 

●躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(東京都)

東京都内の中小企業が自ら稼ぐ力を強化し、新しい事業への展開やイノベーションの創出を促し「稼ぐ東京」を実現することを目的としている補助金制度です。申請に必要な資格は、東京都内に登記簿上の本店または支店があり、都内で2年以上事業を継続している中小企業者等です。

補助金の上限は1億円で、補助率は1/2と2/3の2種類あります。

 

●デジタル人材育成支援補助金(山口県)

デジタル人材育成支援補助金は、(公財)やまぐち産業振興財団が中小企業のDX推進を目的として行っています。デジタル技術に関する短期民間研修などを従業員等が受けた際の費用を一部補助してくれます。補助金の上限は30千円/人で、補助率は3/10以内です。

 

●富士見市中小企業チャレンジ支援事業補助金(埼玉県富士見市)

富士見市中小企業チャレンジ支援事業補助金は、富士見市内に本社または事業所のある中小企業のうち、要件を満たす企業に対して補助金が支給される制度です。補助金の限度額は対象事業によって異なりますが、最高限度額は50万円、補助率は1/2か1/3です。

 

●長崎県DXアドバイザー招へい事業補助金(長崎県)

長崎県DXアドバイザー招へい事業補助金は、長崎県内の製造業やサービス業などを営む中小企業がDXを推進するための補助金です。補助金の上限は100万円、補助率は1/2となります。このほかにも、DX推進に役立つ助成金・補助金は数多く存在します。企業でDXを検討している企業担当者の方であれば、負担を軽減する目的で申請を試みても良いでしょう。

 

●助成金と補助金の注意点

助成金と補助金は、国やそれぞれの地方自治体などがDXの導入に使用することができるものを複数用意しています。しかし、助成金と補助金の併用はできませんので、ご注意ください。返済の必要がないため、資金面が問題でDX導入が実現しない企業は、積極的に活用したいところです。ただし、基準をクリアしなければならないので、事前に確認しましょう。

また、助成金と補助金のどちらも申請の締切日が設定されているほか、予算の上限に達した時点で申請が終了されるケースも少なくありません。検討と申請は早めに行うことが理想です。なお、助成金や補助金によっては新たに申請の受付がはじまることもあるため、国や自治体の動きには常にアンテナを張っておくと良いでしょう。助成金・補助金が素早く支給されれば、それだけ企業運営を円滑に行いやすくなります。

 

助成金と補助金どちらを選ぶべき?

助成金は一定の要件を満たしていれば受け取ることができますが、補助金は申請後に審査があるため必ず支給されるというわけではありません。要件を満たすことが難しい場合には、助成金の方が良いでしょう。また、DX事業を大規模かつ率先して行うなら助成金をおすすめします。助成金の審査に落ちたけれど、少しずつDX事業を行いたいなら補助金を利用するのも手です。

 

助成金・補助金の上手な使い方とは

どのような助成金・補助金を利用するにしても、支給された資金は有効活用したいものです。以下では、助成金・補助金の上手な使い方をご紹介します。

 

●有料のITツールやサービスの導入に使う

助成金・補助金を、業務管理ツール、データの格納・管理ツールなどに使用するという方法があります。便利なツールやサービスを導入した方がDX推進をスムーズに行うことができます。

 

●DX推進担当者の採用

DX推進のためには、IT人材や従業員の教育は必要不可欠です。DX人材育成研修の立ち上げのためには、IT人材を中途採用する、DX人材の教育を行うなどに費用がかかります。DX推進担当者の採用や育成に助成金・補助金を使うことは、とても有効だといえます。

 

●DX推進を支援してくれる会社に投資する

DX推進プランの提案、コンサルタント、事業支援などを行ってくれる会社があります。DXに関するノウハウがない企業の場合は、プロにお任せするという方法が確実です。おすすめのDX支援会社については、以下のページでご紹介しているので参考にしてみてください。

 

補助金や助成金を上手に利用してDX推進を

DX推進のための助成金・補助金はたくさんあります。DXには必ずお金がかかりますが、経営上たくさんの資金をDXに使えるという企業は少ないでしょう。助成金や補助金の性質を理解した上で、適した支援金を受け取ってデジタル改革へ活用してみてください。特に中小企業向けのものが多く、金額は数十万円から数千万円と幅が広いという特徴があります。要件はそれぞれで異なりますので、事前にご確認ください。自社のDX推進の規模に合った助成金・補助金を上手に使ってDXに取り組みましょう。

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国2500社以上からご提案

即戦力のシステム開発会社を探すなら「発注ナビ」

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

 

■DX支援に関連した記事

DX支援でおすすめのシステム開発会社

DX支援でおすすめのシステム開発会社10社【最新版】

中小企業のシステム開発でおすすめの開発会社

中小企業のシステム開発でおすすめの開発会社10社【最新版】

システム開発の外注先探し、もっと早く正確に

関連する記事

\条件ピッタリの/
発注先を探してもらう
無料
PAGETOP