発注ラウンジTOP>WEBマーケティング>LPO(ランディングページ最適化)でCV増加!SEOの相乗効果とは?

LPO(ランディングページ最適化)でCV増加!SEOの相乗効果とは?

LPO1-min

LPOとは、ランディングページをユーザーの目的に合わせて最適化するWebマーケティング手法の一つです。
LPを改善してコンバージョンを高めることで、SEOで集客したユーザーを逃さず収益につなげられるため、相乗効果によってWebサイトの成果を最大化することができます。
今回は、LPO施策の基本と、SEOとの相乗効果についてご紹介します。

目次

 

LPOの目的とは?

LPO(Landing Page Optimization)は、「ランディングページ(LP)を最適化する」という意味です。製品やサービスの魅力を効果的に訴求することを目的としています。

●LPとは?

LPには二つの意味があります。一つはランディングページという名前の通り、「訪問者が着地するページ」という意味で、Webサイトの訪問者が最初に目にするページを指します。ユーザーが最初に目にするのが必ずしもWebサイトのトップページであるとは限らないため、WebサイトのすべてのページがLPになる可能性があります。

もう一つは、コンバージョン獲得を目的とする「訪問者にアクションを起こさせるページ」を指します。リスティング広告やアフィリエイト広告から誘導されて訪れたユーザーに行動を起こさせて、成果を上げることに特化して作られたタテ長のWebページです。

どちらのページもユーザーに意図したアクションを起こさせることが目的ですが、一般的にLPOという場合は、後者に挙げた目的を持つLPを最適化してより成果を上げられるように改善するという意味で使われます。

●LPOの目的

LPOの目的の一つは、コンバージョン率を高めることです。企業のWebサイトは、多くの場合、SEOやリスティング広告、アフィリエイト広告などでユーザーを自社のWebサイトに集め、LPで商品購入や資料請求などユーザーのアクションを誘導してコンバージョンにつなげられるように設計されています。

しかし、LPに問題があったり、ユーザーがすぐにLPにたどり着けなかったりすると、コンバージョンにつながりにくくWebサイトの費用対効果が上がりません。そこで、LPを改善してユーザーをコンバージョンまで的確に誘導するのがLPOです。

もう一つの目的は、ユーザーの直帰率を抑えることです。Webサイト内に求めている情報がなければ、ユーザーはすぐにWebサイトから離脱してしまいます。離脱を防ぐために、LPで必要な情報を十分に提供したり、ユーザーの興味を引くコンテンツを盛り込んだりして直帰率を抑え、コンバージョンにつなげます。

 

LPO施策の方向性

LPOのターゲットは検索エンジンではなく、人間であるユーザーです。そのためWebサイトの改善は、より個別の対応が必要になります。

●Webサイト内の経路を改善する

LPO施策に有効な手法の一つがWebサイト内の導線を改善することです。Webサイトにアクセスしたユーザーが、求めている情報へすぐにたどり着けるようにして、ムダな回遊やクリックを減らします。そうすることにより、ユーザーの購買意欲を落とさないままコンバージョンへつなげられるようになります。

LP内の情報をわかりやすくするために、デザインやコンテンツの配置を見直すことも重要です。一般的にユーザーは、5秒で自分に有用なWebサイトかどうかを判断するといわれています。料金や仕組みなど、どのユーザーにとっても重要だと思われる情報は、LPに大きく記載すると良いでしょう。

リンクを貼ったり検索機能を充実させたりして、複数の経路からLPにたどり着けるようにするのも効果的です。必要な情報へのリンクは目立たせるようにして、ユーザーの直帰率を減らします。

●ユーザーによってLPの表示内容を変える

LPにたどり着いた理由やニーズは、ユーザーによって異なります。そのため、すべてのユーザーに対して同じLPで対応することはできません。LPを複数パターン作って、ユーザーの属性やニーズに合わせて表示を変えると、よりユーザーに合った対応ができるため、コンバージョンアップが期待できます。
ユーザーの属性によって、効果のある表現も異なります。イメージ画像や文章など、LP内のコンテンツをユーザーの属性に合わせて変更しましょう。
また、Webページの切り口を変えたり、文章を変えたりすることで、ユーザーのより具体的なニーズに的確に訴求することが可能です。

求めている情報がないLPでは、ユーザーはすぐにWebサイトを離脱してしまいます。キーワードや集客方法などを分析し、それぞれのユーザーに合わせたLPで直帰率を下げ、コンバージョンにつなげるのがLPOの基本です。

 

LPOの効果が出やすいWebサイトの特徴

Webサイトによって、LPOの効果がすぐに現れるサイトと、効果が出にくいサイトがあります。どのようなWebサイトにLPOが効果的なのでしょうか。

●LPOが必要な理由

求めていた情報と違う不適切なコンテンツがあったり、内容はマッチしているのに申し込みボタンの場所がわかりにくいなど必要な情報をすぐに見つけられなかったりすると、ユーザーはほかのWebサイトに情報を求めて離脱してしまうため、コンバージョンにつながりません。アクセスはされるのに直帰率が高く、コンバージョンしにくいという場合は、LPがユーザーに合っていない可能性があります。

●効果が出やすいWebサイト

例えば、商品に関する情報が多いECサイトや、不動産やグルメなどの情報を多く扱う情報系サイト、資料請求や問い合わせをしてもらうことを目的としたサイトなどは、特に効果が出やすいでしょう。

一方、コンテンツが少なく特定のキーワードが強いWebサイトでは、ユーザーのニーズがある程度絞り込まれます。そのようなWebサイトでは、LPOよりもSEOに力を入れ、検索流入するユーザーを増やしたほうが効果的です。

 

LPOとSEOの相乗効果

LPOとSEOの施策を同時に行うと相乗効果を発揮するため、さらにコンバージョンアップが期待できます。

●LPO施策の特徴

LPOは、ユーザーの離脱を防ぎ、直帰率を下げてコンバージョンにつなげるための施策です。Webサイトの成果を最大化しやすくすることができますが、そもそもWebサイト自体への集客がなければコンバージョンにつなげることもできません。

●SEO施策の特徴

SEOは、Webサイトを検索結果で上位表示されることを目的とした施策で、集客のアップに活用されます。Webサイトを訪問するユーザーを増やすことはできますが、SEO施策だけではコンバージョンにつなげるのは難しいでしょう。しかし、SEO施策で集めたユーザーは特定のキーワードで集客されているので、適切なLPを提供するためのユーザーニーズを知るために利用することができます。

●LPOとSEOの施策を同時に行う

LPO施策だけではユーザーを集客できないので、ユーザーをコンバージョンに誘導することもできません。一方、SEO施策だけではユーザーを集客することはできても、コンバージョンにつながりにくいWebサイトになります。そのため、Webページからのコンバージョンを目指すなら、LPO施策とSEO施策の両方が必要なのです。SEOで集客してきたユーザーをそれぞれに合ったLPへ送り、適切な情報を提供してコンバージョンにつなげるという良いサイクルができます。LPOを考えるときは、SEO施策も同時に行うと、集客したユーザーをコンバージョンにつなげるという効率的な改善が期待できるでしょう。

 

LPOの基本はユーザーのニーズを汲み取ること

LPO2-min

適切なLPOを行うと、SEOやネット広告などでWebページへ集客したユーザーのコンバージョン率をアップすることができます。
しかし、ユーザーのニーズを把握できていなければ、どのような施策をとっても効果が出にくいでしょう。
LPOとSEOは、施策として実施する内容は異なりますが、どちらも施策を実行する前にはユーザーのニーズをしっかりと汲み取り、それをどのように施策として反映するかがポイントとなります。
LPOツールや業者を頼る前に、まずはLPがユーザーのニーズを的確に満たしているか、そしてSEOに使っているキーワードはユーザーから検索されているキーワードかを考え直すところから始めてみましょう。

 

■システム開発の外注先探しは「発注ナビ」で

システム開発会社はすでにお決まりですか?

発注ナビは、システム開発に特化した発注先選定支援サービスです。
全国1500社以上の開発会社から、貴社に代わって最適な発注先をお探しします。
ご相談からご紹介まで完全無料(成約手数料なども一切不要です)。
最短1日のスピード紹介で、お急ぎの案件でもお待たせすることがありません。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

発注先選びにお困りの方はこちら

具体的に『ネット広告』『Webサイト構築』が得意な会社を探す

ネット広告、Webサイト構築などの発注先を「専門スタッフ」に相談する

希望ぴったりの外注先がラクして見つかる
soudan_banner

人気記事

関連記事

関連特集

offer_banner
即戦力のシステム開発会社を探すなら発注ナビロゴ
発注ナビは、システム開発に特化した
発注先選定支援サービスです。
紹介実績
19000
対応社数
5000
対応
テクノロジー
319
紹介達成数
92%
システム開発の発注先探しで
こんなお悩みありませんか?
checkbox
なかなかいい外注業者
見つからない。
checkbox
ITの知識がなくて
発注内容をまとめられない。
checkbox
忙しくて外注業者を探す
時間がない
悩んでいる人物
発注ナビの主な特徴
IT案件に特化
IT案件に特化
日本最大級5000社以上のシステム開発・WEB制作会社が登録。IT専門だから細かい要望が伝わり、理想的なパートナーが見つかる。
ITへの不安を徹底サポート
ITへの不安を徹底サポート
専門コンシェルジュがしっかりヒアリングするので、IT知識に不安があっても、まだ要件が固まっていなくても大丈夫。
完全無料・最短翌日紹介
完全無料・最短翌日紹介
コンシェルジュに発注内容を話すだけで最短翌日に開発会社をご紹介。しかも完全無料・成約手数料も無し。
さらに
東証プライム上場
「アイティメディア株式会社」
グループが運営
ご相談内容は一般公開しないため、クローズド案件でも安心。
ご紹介企業は第三者調査機関にて信用情報・事業継続性を確認済です。

発注先探しの
ご相談フォーム

発注ナビは貴社の発注先探しを
徹底的にサポートします。
お気軽にご相談下さい。
必須
必須
必須
■必要な機能・課題■ご予算■スケジュールなど
■企画書やRFPの添付が可能です(10MBまで)

お問い合わせには、
発注ナビ 利用規約  及び 個人情報の取扱い  への
同意が必要です。