
Ruby(ルビー)は、日本で開発されたオブジェクト指向スクリプト言語です。
Webサイト制作、ショッピングサイト構築、SNS開発などさまざまなことがRubyで実現します。
本記事では、Rubyの基本情報からシステム開発に関するポイントまで解説します。
目次
Rubyとは?基本情報と由来
●Rubyの基本情報
Ruby(ルビー)とは、1995年に一般公開されたオブジェクト指向スクリプト言語です。このスクリプト言語とは、アプリケーションソフトウェアを作成するためのプログラミング言語のことです。Rubyの制作者は「まつもと ゆきひろ(通称:Matz)」さんで、製作者自身が好きな言語の一部(Perl、Smalltalk、Eiffel、Ada、Lisp)をブレンドして新しい言語としてRubyが作られました。また、Rubyは日本で開発されたプログラミング言語の中で、初めて国際規格である「国際電気標準会議(IEC)」で認定されたプログラミング言語です。
Rubyはフリーソフトウェアなので、無料で使えることはもちろん、複製・変更、および再配布も可能となっています。Rubyのコードはシンプルに書きやすく読みやすいので、知識の浅いプログラマーやプログラミング未経験者にもおすすめのプログラミング言語のひとつです。
●Rubyの由来
Rubyという名前の由来には、誕生石(宝石)がかかわっています。Rubyを生み出した、まつもとさんの同僚が7月生まれで、その誕生石が「ルビー」であることから名付けられたとされています。また、Rubyは同じプログラミング言語でもあるPerl(パール)を参考にした部分もあり、6月生まれの誕生石であるパール(真珠)の次のプログラミング言語の意味もこめられて、7月の誕生石のRubyと名付けられたとされています。
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Rubyで何ができるのか
Rubyを使いできることとして主なものに、Webサービスやアプリケーションが挙げられます。Rubyは人気のフレームワーク「Ruby on Rails」のベース言語です。Ruby on RailsはWebアプリケーションを作成するためのフレームワーク(枠組み)で、これを利用してさまざまなアプリケーションの開発ができます。Rubyは、Ruby on Rails以外にも、SINATRA、Padrino、Hanamiなどのフレームワークでも使えます。
●アプリケーションサイト
Ruby on Railsを使って開発できるものとしてアプリケーションサイトが挙げられます。数多くのパッケージとAPIがあり、工数を削減しつつサービスを作成できます。Rubyで作られた代表的なアプリケーションサイトとしては、日本でも有名なレシピサイトの「クックパッド」。飲食店のグルメクチコミサイトの「食べログ」など著名なサイトがあります。
●ショッピングサイト
Rubyを使えば、本格的なショッピングサイトを作ることも可能です。さらに定期購読の販売、キャンペーンページのような単発の商品販売サイトなど、さまざまな形式のサイトが開発できます。ゼロからプログラムを組んでショッピングサイトを作る方法もありますが、Rubyには「Solidus」という簡単に決済機能を実装できるパッケージが用意されています。そのため、ショッピングサイトのフロント部分だけではなく、決済機能などのバックエンドの部分まで開発が可能です。
●SNSサイト
Ruby on Railsでは、ユーザー登録、ログイン、データベースなどSNSサイトに必要な要素を作成できます。過去、TwitterでもRuby on Railsベースのシステムを使っていました。(現在はJavaVMに移行)その他にも、ビジネスSNSの「Wantedly」、宿泊施設・民泊を貸し出す人向けのコミュニティサイト兼予約サイトの「Airbnb」などもRubyのシステムを使っています。
RubyとPythonの得意分野の違い
Rubyと共通する点が多いプログラミング言語としてPythonがあります。どちらも読み書きがしやすく、RubyでできることはPythonでも開発することが可能です。ただし、RubyとPythonでは、得意とする分野が異なります。
●Rubyの得意分野
Rubyが得意とするのは、ショッピングサイト、ブログサイト、アプリケーションサイトなど、フレームワークを使い構築できるWebサイトです。
●Pythonの得意分野
Pythonが得意とするのは、統計学、解析、分析などで、人工知能・機械学習といった分野です。
Rubyに関するよくある質問(FAQ)
本記事のポイントを整理し、Q&A形式でまとめました。
Q. プログラミング言語の「Ruby」とはどのような言語ですか?また、名前の由来は何ですか?
A. Rubyは1995年にまつもとゆきひろ氏が開発した日本発のオブジェクト指向スクリプト言語で、Perlの次を行く宝石として命名されました。シンプルな構文により未経験者でも習得しやすく、オープンソースとして無償で提供されています。名称は同僚の誕生石(ルビー)に由来し、Perl(真珠)に続く言語としての意味も込められています。
Q. Rubyを使うとどのようなシステムやサービスを開発できますか?
A. 主にWebアプリケーション開発に特化しており、Ruby on Railsを活用することでクックパッドやAirbnbのような高度なサービスを効率的に構築できます。決済機能を備えたECサイトやSNS、情報ポータルサイトなど、複雑なロジックを必要とするモダンなWebシステム開発において世界的に高い実績を誇ります。
Q. RubyとPythonの違いや、それぞれの得意分野は何ですか?
A. RubyはWebサービスの構築に強みを持ち、PythonはAI(人工知能)やデータ解析の分野を得意とする違いがあります。両言語とも可読性が高い点は共通していますが、Rubyはフレームワークを通じたWeb開発の生産性を追求する一方、Pythonは統計学や機械学習などの数値計算領域で標準的な地位を確立しています。
Q. Rubyでのシステム開発を外注する際、開発会社を選ぶポイントは何ですか?
A. 保守性を考慮し「標準的なコーディング規約」を遵守できる会社や、長期的な運用サポートが充実している会社を選ぶことが重要です。Rubyは記述の自由度が高い反面、属人化しやすいリスクがあるため、オーソドックスな記述に統一して後のメンテナンスを容易にする技術力と、リリース後の改修まで見据えた支援体制がパートナー選定の鍵となります。
システム開発会社を選ぶときのポイント
Rubyは人気の高い言語で、対応しているシステム開発会社は非常に多いです。人気の高い理由の1つに、自己流の記述をしても問題ないという特徴があり、多くのプログラマーに親しまれています。しかし、外注の際には注意をしないといけない点でもあり、一度開発したシステムを引き継ぐ場合、読解に要することにもあり、余分な工数の発生につながります。Rubyによるシステム開発に長けた開発会社は、こうしたRubyならではの特徴を理解しているため、最もオーソドックスな記述に統一をしたうえで開発に臨んだり、完成後の運用・改修についてもサポート体制が整備されています。Webサイト・Webシステムを構築する際、Rubyを使えば、開発工数の短縮につながるなど多くのメリットを享受できます。システム開発会社を選ぶ際には、先に挙げたRubyの特徴をしっかりと理解したうえで、完成後についても考えられた提案が含まれているかがポイントの1つと言えます。
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