限られたコストやリソースでも高品質なソフトウェアテストを
ソフトウェアの開発において、決して手を抜けない最後の工程といえば「テスト」です。
「テストの品質を保ちながら、テスト業務のコストを下げたい」多くの開発会社が悩む、まさにこの問題を解決するためのサービス「TESTERA(テステラ)」を、今回はご紹介します。同サービスを提供している「楽堂」の高橋代表に話を聞きました。今回の内容をざっくり言うと・・・
ウェブ上でテスターの管理を行うから優秀なテスターをたくさん確保できる。
テストの種類や難易度により、テスターを厳選するため高品質を維持。
オフショアで海外に依頼するのと同じレベルの大幅なコストダウンを実現。
すでにサービス5年目。今後5年で10〜20倍のサービス拡大を見込む
発注ナビ:高橋さん、システム開発のテスト工程って本当に重要ですよね。
高橋 私自身、長い間システム開発者をしていたため、テストの重要性は身にしみています。どんなに高機能なシステムを開発しても、最後のテスト工程においてちょっと見落としが出ただけで、システム品質に対するお客様からの評価は一気に下がります。
発注ナビ:そもそもシステム開発の工期全体が短く、設計開発フェーズが伸びてしまったりすると、テスト工程にかけられる時間がさらに短くなる。そういった状況も本当によくありますね。
高橋 開発会社さんは、決してテスト工程に手を抜いていらっしゃるわけではないと思います。しかし、そもそも開発全体にかけられるコストやリソースが限られており、その分テスト工程が不十分になることは珍しくありません。ソフトウェア開発のテスト業務に悩む開発会社さんに真に役立つサービスを提供したいと考え、当社は2010年、「TESTERA(テステラ)」をスタートしました。
発注ナビ:スタートしてすでに5年目のサービスですね。
高橋 おかげさまでサービス開始以来、ユーザー数とご利用実績は右肩上がりを続けています。テストを行なうテスターも、登録者は現在1500名以上。今後もお問い合わせはますます増える見込みです。今後5年で10〜20倍までサービス拡大することを視野に入れています。
発注ナビ:それほど大きなニーズのあるサービスなのですね。とはいえ、ソフトウェアのテストサービスを提供している会社は、楽堂さんだけではありません。その中で、「TESTERA」が好調な理由はどこにあるのですか?
高橋 最大の理由は、「TESTERA」がこれまでのテストサービスにはない、全く新しいサービスモデルだからだと考えています。「TESTERA」は、テスターの登録や管理をウェブ上で行なっており、テスターは場所を選ばず、どこでも仕事ができます。そのため「TESTERA」では、優秀なテスターを非常に たくさん確保できています。