発注ラウンジは、システム開発の発注に必要な様々なノウハウや発注ナビで実際に開発された発注者様のインタビューなど、発注担当者様のための情報発信サイトです。

Microsoft Azureとは?基礎知識と特徴を分かりやすく解説

通信技術が進歩した現代では、運営コストの削減やリスクマネジメントを目的に、クラウドサービスを導入する企業も増加傾向にあります。
そんなクラウドサービスの中でも、マイクロソフト社がリリースする「Microsoft Azure(マイクロソフトアジュール)」をご存知でしょうか。
本記事では、Microsoft Azureの基本情報から特徴まで詳しく解説します。

 

目次

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国2000社以上からご提案

200x200b

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

そもそもクラウドサービスって

Microsoft Azureを紹介する前に、クラウドサービスについて触れておきましょう。クラウドサービスとは、「インターネット経由で利用するサービス」を指す言葉です。システムやデータの管理をネット上で行うのが特徴で、利用の際はPCやスマートフォンにインストールをする必要がありません。端末とネット環境があれば、どこからでもサービスを利用できます。Googleが提供するフリーメールサービスの「Gmail」や、ファイル共有サービスとして人気の高い「Dropbox」などは、世界的に使用されているクラウドサービスと言えるでしょう。

このクラウドサービスは「システムの導入が手軽」、「メンテナンス不要」などのメリットがある反面、「機能のカスタマイズがしにくい」という欠点も存在します。以下では、Microsoft Azureについて概要や機能を紹介したうえで、メリットやデメリットにも触れて行きます。

 

Microsoft Azureとは

Microsoft Azure

出典:クラウド コンピューティング サービス | Microsoft Azure

Microsoft Azureとは、マイクロソフトが提供するクラウドサービスの1つです。2010年にリリースされた当初は「Windows Azure」という名称が使われていました。2014年に「Microsoft Azure」に改名され、令和の現代においてもその名が使われていますが、エンジニアの間では縮めて「Azure」と呼ばれることもあります。

このMicrosoft Azureの特徴を一言で表すなら、「システム開発や運用に役立つ機能を備えたクラウドサーバー」です。

かつて、企業がシステム開発や管理を行うには、大容量のデータが保存できる物理的なサーバーが必要でした。Microsoft Azureは、そんなサーバーをインターネット上で管理できるクラウドサーバーとして使用されています。データの管理だけにとどまらず、Microsoft Azureには「仮想マシンや仮想ネットワークを構築する機能」や「人工知能(AI)を設計できる機能」など、エンジニア向けの機能が多数搭載されています。

Microsoft Azureを使うことで、自社にサーバーを設置せず、オンライン上だけでシステム開発や運用を行うことも可能です。ちなみに、Azureとは英語で「青空」を意味する言葉です。「雲」を表すクラウドのサービスであることにちなんで、Microsoft Azureを「雲を浮かべる青空」と理解する人もいます。

 

Microsoft Azureが備える機能とは

機能名 内容
Azure DevOps システム開発に必要な設計書の作成やコード管理などをアシストする機能
Virtual Machines WindowsやLinuxなど、システム開発に必要な仮想マシンを作る機能
Azure Storage クラウド上でファイルやデータの保管または共有をする機能
Azure Backup クラウド上でデータのバックアップや復元などを行う機能
Azure Functions サーバーを設定せずにプログラムを実行する機能
Web Apps Webアプリケーションの構築やデプロイをアシストする機能
Mobile Apps モバイルアプリケーションの設計や構築をアシストする機能
Azure Active Directory クラウド上のアプリケーションにID認証管理機能を搭載する機能
Azure Machine Learning クラウド上で機械学習を組み立てられる機能
Automation クラウド上でリソースの作成や展開、監視などを自動化する機能

参考:Azure クラウド サービス | Microsoft Azure

 

Microsoft Azureが備える機能の一例を紹介します。細かいものを含めると、Azureには200を超える機能が実装されています。全機能の詳細に関しては、上記Microsoft Azureのホームページ上にある製品ページを確認してください。ひと口に「Microsoft Azureでできること」と言っても、システム開発からデータ管理に至るまで、それぞれに対応した機能が備わっています。有り体に言えば「使う機能次第で何でもできる」のが、Microsoft Azureの特徴なのです。Microsoft Azureは、システムのリリース当初から現在まで、ユーザーやエンジニアの要望に応じて機能の追加とアップデートを繰り返しています。

  • 自社のサーバーをクラウド化してオンライン上だけで管理をしたい。

  • 新しいシステムの検証や開発に必要なコストを抑えたい。

  • サイバー攻撃や自然災害に対するリスクを軽減させたい。

Microsoft Azureを導入する理由は、企業や団体によって異なります。機能の汎用性に優れる分、企業担当者であれば、導入の前にMicrosoft Azureを使って何を実現したいかを決めておく必要があるでしょう。

 

Microsoft Azureを利用する3つのメリット

●初期費用を使わずに導入可能

Microsoft Azureは、システムの導入に初期費用が発生せず、システム開発や運用に必要な環境をすぐに整えることができます。機能を使ったぶんだけ料金が加算される従量制のサービスなので、「導入や運用に余計な費用が発生しない」点は、Microsoft Azureのメリットと言えます。最初の1ヶ月間であれば無料で使用できるお試し版も使用できるので、機能や使い勝手を確かめたうえで導入の検討も可能です。具体的な利用料金は機能ごとに異なりますが、Microsoft Azureのオフィシャルページには「見積もりや利用料金を計算できるツール」が公開されているので、運用にかかる費用の計算自体は行いやすいでしょう。

 

●同社のサービスとの連携や統合も容易

Microsoftでは、OneDriveやMicrosoft 365といったMicrosoft Azure以外のクラウドサービスもリリースしています。すでに同社のクラウドサービスを利用していたとしても、Microsoft Azureであればデータの連携や統合したうえで使用可能です。初期費用の利点と併せ、システムの導入と移行の両方をスムーズな形で行えるのも、Microsoft Azureのメリットとして挙げられます。

 

●システムを管理する手間が不要

自社でサーバーやシステムを管理する場合、機器のメンテナンスやデータのバックアップなどの手間が発生します。Microsoft Azureであれば、リリース元であるMicrosoftが細かな設定や機器の保全などをすべて行ってくれます。サービス提供者側に管理を一任できるぶん、「保守運用ができるエンジニアが育ちにくくなる」という欠点こそありますが、Microsoft Azureであれば、システムの管理にかかる手間を削減可能です。

 

Microsoft Azureを利用する2つのデメリット

●専門知識と技術が不可欠

Azureは、システム開発や運営に役立つ機能をたくさん備えているうえ、令和の現代においてもアップデートで新機能が次々と追加されています。豊富な機能を持て余さないためには、データベースやサーバーに関わる知識や技術が必要となるでしょう。ちなみに、Microsoftでは、システムやサービスごとに資格制度を設けており、Microsoft Azureにも知識と技術を証明する認定資格が存在します。Microsoft Azureを業務に使用するため、これらの認定資格を有したエンジニアを抱えている企業もあるほどです。

 

●通信トラブルに弱い

社内のサーバーで管理するサービスであれば、たとえ通信トラブルがおきてもシステムを使い続けることができます。Microsoft Azureに限った話ではありませんが、クラウドサービスはインターネット上で運用や管理を行うのが特徴です。そのため、ネット環境にトラブルが生じると、Microsoft Azureを使用できなくなる点は注意してください。トラブルのリスクを軽減するには、導入の際に通信環境を整備することをおすすめします。

 

Microsoft Azureを導入する方法とは

最後に、Microsoft Azureを導入する方法を紹介しておきましょう。

  • Microsoftのオフィシャルページでアカウントを発行する。

  • アカウントを利用し、Azureのオフィシャルページへサインインをする。

  • Azureのオフィシャルページで、Azureアカウントを作成する。

  • Azureの管理用ポータルサイトへサインインする。

以上の手順で、Microsoft Azureを使用できる状態になります。一連の手順はAzureのオフィシャルページ上ですべて行えるので、登録自体は難しくありません。とはいえ、企業担当者がMicrosoft Azureを導入する場合「Microsoft Azure導入の目的は何か」、「現行システムの何をMicrosoft Azureへ移行するのか」、「具体的なスケジュールはどうするか」といった部分を掘り下げたうえで登録することをおすすめします。これは、目的が曖昧なままだと、たとえAzureを導入しても効果的な活用がしにくくなるためです。その点を踏まえても、Microsoft Azureを導入する際は、企業で使用しているシステムやAzureの知識に精通したエンジニアが役立つでしょう。

もしも、Microsoft Azureの導入や運用が難しいと感じた場合は、外注企業に依頼をしても構いません。Microsoft Azureが普及した現代では、サービスとしてMicrosoft Azureの導入や運用のサポート、エンジニアへの技術的な支援などを展開する企業も少なくありません。費用こそ発生しますが、上手に活用することで、スムーズな形でMicrosoft Azureの導入が可能となります。

 

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国2000社以上からご提案

200x200b

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

■クラウド構築に関する記事

クラウド構築でおすすめのシステム開発会社10社【最新版】

 

関連する記事

PAGETOP