ホームページを作るにしても、更新・変更をするにしても文字だらけのサイトだと見る気を無くしてしまいますよね。今回はWEBサイトで利用するバナー画像や写真素材をどのように用意するか?についてです。内容をざっくり言うと・・・・
「顔の見える」サイトを意識しよう
ルールと著作権には十分注意!
ひと味違うプロの作品
はじめに
ECサイトを開設するにあたり、必ず準備しなくてはならないのがバナー画像や写真素材。商品写真などはデジカメで撮影すればいいのですが、広告などに使用するバナー画像やホームページの背景画像などは具体的に何を撮影すればいいのかわかりません。
また、これらの画像はECサイトの印象に大きな影響を与えますから、ビジュアル的な美しさやインパクトなども追求したいところです。
「顔の見える」サイト
ところで、ECサイトでは“顔の見えるサイトが売れる”とよく言われます。
これは、ショップオーナーやスタッフが実名・実顔で登場するサイトということです。必ずしも美男美女である必要はなく、自分を見せることで、商品に対する自信や責任を明確にする姿勢がポイントです。
なお、「どうしても顔出しは嫌だ」という場合は似顔絵を代用するという方法もあります。
フリー素材はルール厳守!
自分で写真撮影する以外に画像を調達する方法としては、フリー素材の活用が一般的でしょう。
インターネット上には、プロカメラマンによる世界各国の風景画像や自然、人物などのフリー画像を提供するサイトが数多くあります。「フリー素材 写真」などのキーワードで検索すればたちまち数十件は見つけることができるでしょう。
なお、素材の使用は無料でも、著作権までは放棄していない作品がほとんどです。フリー素材をあたかも自分の作品であるかのような紹介の仕方をするのは著作権法違法ですし、サイトごとに利用規約が定められており、商用利用の禁止やクレジット表記を義務付けられている場合もあります。これらに違反すると訴訟問題にまで至る可能性がありますから、ルールはしっかり守りましょう。
プロの作品はどこが違う?
さて、便利でクオリティも高いフリー素材ではありますが、フリー素材ゆえの限界もあります。
ひとつは、同じフリー素材を使う人が多いと「どこかで見た写真だな?」という印象をユーザーに与えてしまうという点です。人気の高いフリー素材ほどあちこちで使われるため、オリジナリティを保つことは難しいでしょう。
また、フリー素材は万人向けに用意されたものなので、無難で個性に乏しい作品が多いことも事実です。この点、プロの作品は、クオリティはもちろんさまざまな面で強みを持っています。
たとえば、自社ECサイトが手がける商品のイメージにふさわしい写真とはどのようなものかを考え、提案してくれるでしょう。これらの作品はECサイトのブランディングにも役立つはずです。
また、バナー画像も、プロがデザインした作品は他のサイトとの差別化を意識し、ユーザーにビジュアルインパクトを与え、なおかつブランドイメージを崩さないものに仕上がります(もちろんデザイナーの力量に大きく左右されますが)。
おわりに
写真や画像のクオリティはECサイトの業績に大きな影響をもたらします。もし予算が組めるものなら、プロの起用を考えてもいいかもしれません。