システムやWebサービス、Webアプリケーションの開発においてWebサーバは重要な要素です。Webサーバとは、クライアントのWebブラウザのリクエストに応じて、HTMLや画像などWebコンテンツを提供するシステムのことです。
Webサーバは数多く存在していますが、近年注目を集めているのが、処理性能や負担軽減面で定評がある「NGINX」です。
本記事では、NGINXの概要や同じくWebサービスで高い人気を集めている「Apache」との比較、メリット、デメリットなどについて詳しく解説します。
目次
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NGINXとは
NGINX(エンジンエックス)とは、オープンソースのWebサーバのことを指します。近年注目を集めているWebサーバの1つであり、NetflixやDropboxなど有名なWebアプリケーションにも利用されているため、名前を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそもWebサーバとは、ユーザーからのリクエストを受けて処理を実行し、ユーザーにレスポンスを返すためのコンピュータやソフトウェアのことです。特に、Webアプリケーションを構成するための必須の要素です。サーバが半導体や電子部品などを組み合わせて作られたハードウェアだとすると、Webサーバはサーバへインストールしたうえで利用するソフトウェアになります。
NGINXをはじめとするWebサーバソフトをインストールすることによって、コンピュータはWebサーバとして機能します。
Webサーバをインストールしたうえで「WordPress」などといったほかのソフトウェアをインストールし、管理体制を整えることによって、初めてWebサイトが機能する、ということになります。簡単にいうと、Webサーバは「サーバ上で用意して公開、管理する際に必要となるソフトウェア」という認識で問題ありません。
NGINXの特徴として、以下の3つが挙げられます。
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処理性能に重きが置かれている
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高い並行処理性能を持つ
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メモリ使用量を抑制できる
「並行処理を行いながらメモリの消費も抑制できる」という設計がNGINXのポイントです。ここでの並行処理とは、「1つの処理装置で信号を切り替えながら、複数の処理を実行するような処理」を指しています。人間の目には信号の切り替えは見えないため、まるで複数の処理を同時に1つの処理装置がこなしているように見えます。
NGINXとApacheを比較
Q-Success社のWeb技術調査サービス「W3Techs」によると、2023年12月時点でNGINXはWebサーバのシェアにおいて全体の34.1%を占め、世界シェア1位となっています。2021年度以前は、「Apache」という無料で使えるオープンソースWebサーバがシェア1位でしたが、現在はNGINXが1位です。
参考:Usage statistics of web servers
NGINXを特化型だとすると、Apacheは汎用型のWebサーバです。例えば、WordPressに使われている「PHP」言語の処理は、Apacheのほうが得意です。
ただし、Web業界の現状を考えると、NGINXの処理性能の高さやメモリ消費量削減といったメリットは大きな強みになっています。シェアが逆転したのも、現在のWeb業界においてNGINXのニーズがApacheのニーズを上回ったからだといえます。
●NGINXがApacheより優れている点
NGINXがApacheより優れている点として、具体的には以下の3点が挙げられます。
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Apacheより処理性能が高い
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メモリ消費量を抑えやすい
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大量の同時接続処理を素早く処理しやすい
NGINXは、開発当初から処理性能が高くなるように設計されたWebサーバです。汎用性はApacheに劣りますが、Apacheよりも高速で各プロセスを処理し、ユーザーへサービスを提供できます。Webサイトのレスポンスはユーザビリティを左右する重要な項目であり、SEO面でも影響があるためおろそかにはできません。NGINX導入によって将来的にWebサイトで使うコンテンツが増加しても用意に対応が可能です。
また、Webサーバの負担を軽くできるのもメリットの1つです。Apacheは、物理的な処理リソースを占有しがちな点がデメリットになっていました。現在ではインターネットユーザーが増加してサーバがパンクする状況も珍しくなくなりましたが、リソースを占有しやすいApacheでは同時接続によってメモリがパンク、サーバ処理が止まってしまうリスクがあります。NGINXでは、少ないメモリ消費量で接続処理を済ませようとするため、Apacheのようにパンクしにくいといえます。
●NGINXがApacheより苦手な点
NGINXは特化型のWebサーバであるため、汎用型のApacheと比較して苦手な点もあります。
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動画を多く扱うコンテンツの処理に不向き
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初心者向けの設定情報が少ない
NGINXの特徴の1つとして高速処理が挙げられますが、それは静的コンテンツに限定した時のことです。NGINXはメモリ消費量を抑制できるように設計されていますが、CPUを直接大量に使うような動的な処理には適していません。動的な処理というのは、「PHPをふんだんにWebサイトで使っている」「動画コンテンツがメインになっている」といったケースで発生します。
つまり、上記のような事例ではメモリ処理重視のNGINXではなく、CPU処理が得意なApacheのほうが適しています。近年ではインターネットユーザーが増加するとともに、動的な処理を行うニーズも増加しているのもポイントです。今後の展開によっては再びApacheがNGINXを抜く可能性もゼロではありません。
また、NGINXは汎用性に乏しいため、複数の機能を兼任させて運用させるような体制を取りにくい点もデメリットの1つです。Apacheは汎用型なため、「Webサーバとアプリケーションサーバを1つのソフトウェア内で共存させる」といったことも容易に行えます。NGINXで同じ環境を構築する場合は、サーバを用途ごとに用意する必要性も生じます。
さらに、今までApacheのほうが普及していた影響もあり、NGINXの初心者設定に関する情報はApacheより探しにくい傾向にあります。文献探しで迷いにくいというメリットはあっても、複数の文献を参考にして自力で設定するのが困難なケースも起こり得ます。設定などが難しい場合は、すでにNGINX運用のノウハウを持っている業者へサポートを依頼するのも手段の1つです。
Apacheの特徴については「Apacheとは?Webサーバソフトの役割から特徴に至るまで詳しく紹介」のページで詳しく紹介しています。Apacheの基本情報を詳しく知りたい方は、ご参照ください。
NGINXとApacheの違いについて、以下にまとめます。
NGINX | Apache | |
---|---|---|
傾向 | 特化型 | オールマイティ型 |
メリット | 高速な処理や並列処理が得意 メモリの低リソース処理が可能 |
動的コンテンツの処理が得意 機能の拡張性が高い |
デメリット | 動画を多く扱うコンテンツには適していない 初心者向けの情報が少ない |
同時処理数が多くなると処理速度が遅くなる |
適しているシステムの規模 | 大規模向き | 小中規模向き |
どちらもメリット、デメリットがあるため、自社が開発したいシステムやWebアプリケーションに適したほうを選ぶことが大切です。
NGINXの活用事例
NGINXは世界シェア1位を誇る、今もっとも人気が高いWebサーバのため、多くの企業に導入・活用されています。
ここでは、NGINXの公式サイトで紹介されている事例をもとに、具体的な活用事例について詳しくご紹介します。
●運用合理化とセキュリティ性確保の両立へ成功
LKQD Technologiesはアメリカに拠点を置く企業で、出版社向けのビデオ広告技術を提供しています。同社は大規模なネットワーク環境でのデータの流れを効率的に管理すること、サーバへの負荷を適切に分散すること、特定のWebサイトへのアクセスを制限しセキュリティを高めることを目指していました。この課題解決のために、高性能なWebサーバとロードバランサー機能を持つ「NGINX Plus」を導入しました。これにより、運用の合理化、セキュリティの向上、コスト削減、システムの柔軟性向上といった複数の面で大きな効果を得ることができました。
参考:Kubernetes用 NGINX Ingress Controllerにより複雑な運用を合理化
●サービス・アプリケーションごとに細かく認証制御ができるようになる
株式会社サイバーエージェントは、メディア、ゲーム、インターネット広告という3つの事業を軸に、日本国内最大規模のブログサービスや動画配信事業などの多彩なサービスを展開している企業です。
多くの協力会社を抱えている中、コロナ禍でのリモートワークへの移行により、VPN不足やゼロトラストの必要性という課題に直面しました。働き方の変化により、安全にインターネットを利用するための新しい方法が必要になったのです。そこでNGINXをベースにLuaスクリプトで拡張を加え、OpenID Connectのクライアントを実装することによって、外部からのアクセスを制御する仕組みを構築しました。
サイバーエージェントは、プライベートクラウドであるCycloud上で、NGINX PlusとOpenID Connectクライアントのモジュールを組み合わせたアプリケーションゲートウェイを稼働させることによって、外部からのアクセスを安全に管理するシステムを作りました。
旧来のVPNである境界型の防御では、一度アクセスを突破してしまうとその中で幅広くアクセスすることが可能になってしまいますが、IPアドレスベースの制御に代わる『ゼロトラスト』なセキュリティによって、アプリケーションごとの細かい認証制御が可能になりました。
参考:全社的なサービス開発環境における迅速な認証基盤の強化にNGINX Plusを採用
●高速で信頼性の高いロードバランシングの獲得に成功
Wix.comは、イスラエルに本拠を置くクラウドベースのWeb開発プラットフォームを提供する企業です。同社のシステムはマイクロサービスアーキテクチャーを使用しており、サービス間の大量の内部トラフィックを扱っていました。このサービス間トラフィックの管理には、独自に開発されたサーバが使用されていましたが、サーバの維持が困難になっていました。この問題を解決するため、Wixは、ほかのロードバランサーよりも高い処理能力を持つNGINX Plusを導入しました。これにより、高速で信頼性の高いロードバランシングを実現し、ロードバランサーの構成を自動化することで業務効率も向上しました。さらに、アプリケーションのヘルスチェック機能により、システムのダウンタイムとエラー率を大幅に削減することができました。
参考:将来にも対応するロードバランシングをNGINX Plusで実現
●航空券販売サイトでのロードバランサーとしても活躍
MaxMilhasはブラジルの格安航空券オンラインマーケットプレイスで、1日に数百万のユーザーがアクセスし、特にブラックフライデーや世界マイルデーなどのイベント時にはユーザー数がさらに増加します。この大量のアクセスに対応するために、同社はNGINX Plusを導入しました。NGINX Plusには、Webトラフィックを効率的に分散するロードバランサー機能や、サイトへの応答速度を速めるキャッシュ機能が含まれています。これにより、アクセスの多い時でもサイトの応答性が向上し、ユーザー満足度が高まりました。さらに、NGINXのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)を利用することで、セキュリティも強化されました。
参考:WEBサイトの稼働時間とパフォーマンスをNGINXにより最大化
●大量のユーザーからのリクエストを高速処理
Adobe Systemsは、「Photoshop」などで有名な世界最大規模のクリエイティブソフトウェアプロバイダーです。Adobe Systemsの社内開発者は1万人を超えており、日々の開発業務において同社が開発した多くのAPIを使用しています。また、外部の開発者がAdobeの製品やサービスに拡張機能や統合機能を追加できるように、社内のAPIへのアクセスを可能にする必要がありました。このためにはコスト効率が高く、信頼できるソリューションが必要です。このような大規模なリクエストの処理を効率化し安定させるために、AdobeはNGINX APIゲートウェイに移行しました。これにより、レイテンシー(遅延)のない環境が実現し、1日に数百万件のリクエストを迅速に処理できるようになっています。
●アプリ開発プラットフォームの構築に成功
Capital Oneは、資産額3,600億ドル以上を誇るアメリカの大手金融機関です。この企業は、複雑なインフラ管理と高運用コストに直面していました。具体的には、REST API、SOAP API、外部サービス向けの3種類の商用APIゲートウェイを使用しており、これらのゲートウェイに対して変更を加える際には、個別の調整が必要でした。
これを解決するため、同社はNGINXを導入しました。NGINXの採用により、より少ないサーバで同じ量のトラフィックを処理できるようになり、全体的なパフォーマンスが大幅に向上し、インフラの最小化とコスト削減を実現しました。また、NGINXをベースにした独自の社内プラットフォームを開発し、アプリケーション開発のための基盤を構築することに成功しました。これにより、開発プロセスの効率化と、柔軟なアプリケーション開発が可能となっています。
●各種認証の高速化に成功しパフォーマンスが向上
ING銀行はヨーロッパを中心に活動する大手金融機関で、数千人の従業員と数百万人の顧客を有しています。この規模の企業として、安全かつ迅速にモバイルやWebアプリケーションを提供することは重要な課題でした。特にセキュリティと信頼性の確保を最優先にし、システムの複雑さを減らすことが目標でした。
オンラインバンキングでは、IBMの「WebSEAL」というセキュリティソフトウェアを利用していましたが、その設定と管理が煩雑で、全体の効率性に影響を与えていました。この問題に対処するため、ING銀行はNGINXを導入しました。NGINXは、WebSEALの代替として、認証プロセスを高速かつ効率的に実行できるシンプルなリバースプロキシ機能があり、全体のパフォーマンスを向上させることに成功しました。
NGINX以外にもWebサーバはあるの?
NGINX以外にも、Webサーバは数多く存在します。例えば、コンテンツ内で紹介したApacheだけでなく、「IIS(Internet Information Services)」などもWebサーバの代表例として挙げられます。IISはMicrosoft社製のWebサーバであり、Windows系ソフトウェアと好相性な点が特徴です。利用料金は競合と同じく無料で、以下のようなメリットがあります。
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Windows OS上で簡単に動作させられる
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GUIベースで操作ができる
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日本語の参考文献も多い
一方、Windows環境でしか利用できないといったデメリットもあるので汎用性が高いとはいえません。各Webサーバのメリット・デメリットを確認して、比較・検討を行うことが大切です。
NGINXを使って開発する場合の注意点
数多くの企業にも活用されているNGINXですが、NGINXを使って開発する場合には以下の3つのポイントに注意しましょう。
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NGINXの得意分野と苦手分野を知っておく
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拡張性の低さをほかの知識やツールでカバーする必要がある
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Apacheで利用できるファイルが利用できない
●NGINXの得意分野と苦手分野を知っておく
まず、NGINXの得意分野と苦手分野を知っておきましょう。
NGINXは、大量なリクエストを並列で高速処理できるため、同時接続数が多い大規模サイトでの活用が得意です。サーバのメモリ使用量を抑えた運用が可能なため、大規模サイトだけでなく小〜中規模サイトにおいても高度なリクエスト処理性能を保ちつつ、コストを抑えた運用ができます。
また、1サーバあたりのリクエスト処理数を増やせるため、サーバを何台も用意する必要がなくなります。そのため、初期費用、ランニングコストの削減にもつながります。
しかし、上記のような得意分野がある一方で、PHPやPerl、CGIなどのCPUを大量に使用するコンテンツの処理が苦手です。また、CPUを使用する処理は苦手なことから、WebサーバとAPサーバを兼務するシステム構成にはあまり向いていません。
●拡張性の低さをほかの知識やツールでカバーする必要がある
NGINXはモジュール式ではなく、コア機能に不可欠な機能のみを搭載する設計になっており、拡張機能はApacheと比べると数が少ないです。そのため、拡張性の低さを追加のモジュールやカスタムツール、関連する技術的な知識でカバーする必要があります。
カバー例:PHPで動的処理機能をカバー
NGINXの拡張性の低さをカバーする例として、PHPで動的処理機能をカバーする方法が挙げられます。NGINX自体には動的コンテンツを処理する能力がないため、PHPなどを使用して補うのです。PHPを用いることで、NGINXはPHPスクリプトを処理し、動的コンテンツを生成することが可能になります。NGINXでPHPを活用するためには、PHP-FPM(FastCGI Process Manager)のインストールをし、NGINXの設定ファイルに一部変更を加えるという作業が必要になります。これらの設定をし、PHPを活用することでWebアプリケーションやデータベース駆動型のWebサイトなど、より複雑で動的なコンテンツも提供できるようになります。
●Apacheで利用できるファイルが利用できない
NGINXでは、Apacheで利用できるファイルがすべて利用できるとは限りません。Apacheで使用していた特定のファイルや構成がNGINXでは直接利用できない場合があります。また、設定ファイルの互換性もないため、ApacheからNGINXへの移行には注意が必要です。
例:.htaccessファイルが使えない
Apacheでは利用でき、NGINXでは利用できないファイルの例として、「.htaccessファイル」が挙げられます。
「.htaccessファイル」とは、ディレクトリに対するアクセス権を記述することによって、サイトへのアクセス制限やリダイレクト設定などができるファイルです。「.htaccessファイル」を使うことによって、Webページにセキュリティ設定を行えます。Apacheでは.htaccessファイルを使って容易にできていたログインや認証が必要な設定が、NGINXでは同じ方法で実現できないため注意が必要です。
ログインや認証が必要な会員制サイトをNGINXで構築する場合は、NGINXの設定ファイルやリバースプロキシ先のアプリケーション内で認証機能を実装します。
NGINXを使ってシステム開発をするには?
NGINXは、公式サイトから簡単に入手およびインストールできますが、Apacheと比較するとNGINXはまだまだ情報が少ない傾向にあります。また、NGINX単体でシステムを構築することは難易度が高いため、外注をするのも1つの手段です。NGINXを使ったシステム構築が得意なシステム会社を自社で探すとなると、手間と時間がかかるデメリットがあります。効率良く発注先を見つけるために、システム会社の紹介サービスを利用してみましょう。ここでは、システム会社の紹介サービスを利用するメリットについてご紹介します。
●紹介される開発会社の質が良い
システム会社の紹介サービスを選ぶ際は、「実績を豊富に持っている開発会社」「適切な業務範囲と料金を提示してくれる開発会社」を紹介してくれるサービスを選びましょう。NGINX運用だけに限らず、実績や業務範囲が明確であれば、自社に適したシステム会社を見つけやすくなります。なお、NGINXを使った開発が得意なおすすめのシステム開発会社については、「Webシステムの開発でおすすめの開発会社20社【最新版】」のページでご紹介しています。
●要望に合う開発会社を的確に紹介してくれる
「NGINXでWebアプリケーションを制作したい」「自社システムをNGINXで制作、処理負担を削減したい」といったように、NGINXを使う目的は様々です。そのため、目的に適した開発会社を選ぶことが重要です。システム会社の紹介サービスであれば、要望に合った開発会社を簡単に条件検索できます。
●サービス利用料は無料
システム会社の紹介サービスを選ぶ際は、利用料が無料になっているサービスを選ぶのがおすすめです。発注ナビは、成約手数料を含めた料金を、発注者様から一切いただいていません。コストを掛けずに、発注したいNGINX開発企業とマッチング可能です。開発費が増額することもないため、コスト面においても安心してご利用いただけます。
●スピーディーにマッチングしたい企業を見つけて契約できる
開発に急を要している場合は、特にスピーディーなマッチングは重要です。希望に合ったシステム会社が見つかっても、マッチングサービスによってはすぐに契約できないケースもありますが、発注ナビでは最短1営業日で選定した企業をご紹介させていただいております。ヒアリングした希望などについても事前に受注予定企業へ共有させていただくため、要件を契約時に再度伝える手間なくスムーズな依頼が可能です。契約時には電話やメールで企業から連絡が来る仕組みになっているため、直接やり取りをしていただけます。
●紹介実績やマッチング達成数などを公式サイトで公開している
システム会社の紹介サービスを選ぶ際には、紹介実績やマッチング達成数などにも注目することが重要なポイントの1つです。紹介実績が多く、マッチング達成数が多いほど、安心してサービスを利用できます。発注ナビは、全国5000社の開発会社データベースによるマッチング精度の高さで紹介達成率92%を誇っています。紹介実績については公式サイトで一部公開していますのでご確認ください。
●IT知識がなくても相談できる
システム開発に直接外注する際にはIT知識が必要になりますが、システム会社の紹介サービスを利用する場合はIT知識がなくても相談が可能です。発注ナビでは、複雑な要件でもITに詳しく経験豊富な専門コンシェルジュがご要望をしっかりヒアリングし、サポートいたします。
●複数の発注先候補を効率良く探せる
外注をする際には、複数の発注先の見積もりをとり、比較して選ぶことが重要です。自社でシステム開発の外注先を探すとなると、1社を探すだけでも多くの手間や時間が必要になりますよね。しかし、システム会社の紹介サービスを利用することで複数の発注先候補を効率良く探せます。発注ナビでは、選りすぐりの独自データベースから、ご希望の社数に厳選してご紹介が可能です。わずらわしい営業電話の心配をすることなく、複数の発注先を容易に比較できます。
●登録からサービス利用までの流れがわかりやすい
システム会社の紹介サービスを利用するとなると、登録からサービス利用までどのような流れになるのか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
発注ナビでは、簡単2ステップ、最短1日でのご紹介が可能です。まずは専門フォームよりご登録いただければ、1営業日以内に弊社よりご連絡をいたします。ご連絡の際に、ITに詳しい専門スタッフがご相談の詳細をお伺いいたしますので、ご要望やご条件をお伝えください。
専門性の高いNGINXの取り扱いは外注も視野に入れて
NGINXは静的なコンテンツの処理などに定評があるWebサーバですが、その一方で競合であるApacheと比較すると汎用性が小さいといったデメリットもあります。自社の達成したい目的にNGINXのメリットが活かせるのか、1度確認してから導入を検討してみましょう。また、NGINXの取り扱いには専門的な知識やスキルが必要です。外注も視野に入れながらNginxを活用する方法を見つけましょう。
NGINXを取り扱う開発なら発注ナビへお任せください。発注ナビであれば、全国5000社以上の開発会社の中から、ご要望や案件内容に合った開発会社を厳選してご紹介いたします。「自社に合った開発会社がわからない」「選定にできるだけ時間をかけずにスムーズに導入したい」とお考えのご担当者様はぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
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