今回の記事は、まだやっていないの?と言われてしまうでしょうか。スマホ最適化についてです。内容をざっくり言うと・・・・
ユーザーエクスペリエンスを重視するためにもスマホ最適化が必要
スマホからネットを利用する人が増えてきている
最適化に役立つレスポンシブWEBデザインとは?
“ホームページだけ“を作って満足していませんか?
企業ホームページ、ECサイトなどホームページを制作したときに、次のステップとして考えたいのがスマートフォン(スマホ)最適化。PC用に作られたサイトをスマホで表示すると、どうしても文字が小さく見づらいものになってしまいます。
これでは見てもらいたいコンテンツが見逃される原因となったり、閲覧や操作にストレスを感じてすぐ離脱する原因になってしまうかもしれません。集客や知名度アップ、そしてコンバージョンにもつながらないでしょう。ユーザーエクスペリエンスを重視するためには、スマホ対応が必要になります。
ただし、ネット通販を例にすれば全体の売上高に占めるモバイル経由の比率は14.7%とまだ小さく(2012年 日本ネット経済新聞「モバイル通販売上高調査」より)、そもそもスマホを考慮したサイトのリニューアルのためのコストもバカになりません。こういった理由で施策に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。
スマホからネットを利用するユーザーの増加
従来のネットの利用者はPCが中心でしたが、スマホの普及により、スマホからネットにアクセスするユーザーが増えてきています。ある調査によれば、スマホによるネット利用者は利用者全体の約4割を占め、20~30代ではスマホ利用がPCを上回るという結果が出ています。
こうした変化の中でネットを利用した集客方法や販売戦略を考える際、これからはスマホの存在を除外するわけにはいかないのではないでしょうか。とくに、若者をターゲットにしているアパレル系のECサイトなどでは、スマホからの売上が急拡大し、スマホ最適化は集客のためになくてはならないマストの施策となっています。
マルチデバイス対応にはレスポンシブWEBデザイン
そこで注目されているのがレスポンシブWEBデザインです。レスポンシブWEBデザインとは、単一のHTMLでスマホやタブレットなど、あらゆるデバイスの画面サイズに応じたレイアウトに変更できるサイト制作手法のことです。
日本ではすでに300種類以上のデバイスが存在し、年に100のデバイスが誕生していると言われます。スクリーンサイズやスクリーンの解像度、OSやブラウザの異なるデバイスが混在するなか、それらひとつひとつに最適なサイト制作を行うことはコスト・時間的に困難です。
しかしレスポンシブWEBデザインなら、PCならPC、スマホならスマホに最適化されたデザインが自動表示されるようにとなるので、対応が非常に楽になり、サイト制作期間や制作コストの圧縮にも役立つと思われます。
2012年頃から大手一般企業をはじめ、公的機関、新聞社、ECサイトなどが次々とレスポンシブWebデザインでリニューアルされており、存在感が日増しに高まっています。