顔合わせしてすぐ、「この会社だ!」と思った。
理念や社風など、まさに「息の合う」開発会社。
Q. 帆風さんは、発注ナビが紹介した3社のなかで、
なぜ村式さんを発注先として選ばれたのですか?
上田(帆風)各社さんとも、それぞれ良いところはあり、迷いました。しかし、いろいろ検討した末、どう考えても村式さんしかない、という結論に達しました。村式さんは、当社と、理念や社風が大変似ている会社だったのです。
Q.理念や社風ですか?
西川(帆風)はい。当社は「社徳のある企業」、つまりお客様、株主、社員など、関わる人すべてを大切にする、人間的に魅力的な集団を目指しています。また、村式さんも、「仲間たちとすごいことをしでかそう」という理念をかかげていて、当社と同じく社員や、お客様を大切にしていらっしゃいます。「開発会社とか発注会社とか、立場の違いにとらわれず、こちらの会社なら同じ仲間になって、いい仕事ができそう」初めてお会いしたとき、すでにそう感じて、私のなかでは「もう村式さんしかないのでは」と思いました。
高橋(村式)とても嬉しいお話をありがとうございます。私たちも、初めて帆風様のオフィスに伺った時はとても驚いたんです。受付の方をはじめ、皆さんがとても元気で明るく、何よりお客様を喜ばそうとする姿勢に感銘を受けました。初めてお会いして、「一緒に仕事をしたい」と素直に思いました。
このように第一印象から魅力的で、社徳の高い会社をご紹介いただけたのは、村式の理念や、大切にしている価値観を、発注ナビさんが理解していたからだと思います。ホームページの会社概要に書かれている情報だけでは伝わらない、会社の強みや特長を理解してもらった上で、発注会社と開発会社の間に立ち、マッチングをしてくれました。
その結果、たとえば理念や社風といった深い部分で共感しあえる、まさに「相性」のあう帆風様とお取引をはじめることができたと思います。この出会いをいただけたことを、とても感謝しています。
Q.帆風さんも、村式さんも、発注ナビをつうじて良い出会いをしていただけたのでしょうか。ならばうれしい限りです。とはいえ、実際に開発がスタートしたら、大変なことも多かったのでは?
上田(帆風)EC サイトに不慣れな私たちですから、いろいろお手間やご迷惑をかけたと思います。サイトが完成するまで、確かに大変な場面もありましたが、とはいえ2社のコミュニケーションは、とてもうまくいったという印象です。その大きなヒミツは、村式さんの「dan」にあります。村式さんは、北鎌倉で「ふくすけ」という古民家を運営されていて、そこで「dan」という合宿を行っているのです。
高橋(村式)「dan」とは、この鎌倉の自然に囲まれた古民家「ふくすけ」で、プロジェクトを定めるために一泊二日で行った合宿のことです。両社の社長を含め、プロジェクトメンバーが一同に集まり、どのような想いで事業を進めていくのかをとことん話し合い、ビジョンを決めました。
初対面で最初はぎこちなかったものの、ひとつ屋根の下でリラックスしながら向き合い、話し合うことでお互いの距離がどんどん縮まり、一体感が生まれたと思います。
西川(帆風)私などは毎週、週末が近づくと、この「ふくすけ」におじゃまし、村式さんと一緒に仕事をしながら、終わった後はそのまま、会社の仲間と泊まって行きました(笑)。お風呂やお布団もありますから、特に困ることはありません。そんな感じでしたから、仕事がどんどん楽しくなりました。私たちには初めてのECサイト開発でしたが、村式さんだからこそ、楽しみながら取り組めたのかな、と感じています。
サイト開発にあたり、作成された設計図や資料。
Memo 02 ビジョン作りの鎌倉合宿「dan」
鎌倉の自然に囲まれた古民家で、会社やプロジェクトのビジョンを定める合宿です。庭や茶室など古民家らしい環境が、リラックスしながらも集中できる空気を生み出します。代表の住吉によるファシリテートで、ホワイトボードやポストイットなどを利用して話し合いを進めていきます。メンバー全員が立場や役割を脱ぎ捨て、会社について、プロジェクトについて、同じ土俵の上で考えや想いを語り合える場です。トップダウンではなくボトムアップ。対話の中から生み出されるものをビジョンとして言葉にしていくことで、短期間でチームがまとまり、組織全体が活性化します。
ビジョン作りの鎌倉合宿「dan」