
企業を設立した後に顧客をどう獲得し、実績をどう積み重ねていくか。これは、新たに立ち上げた多くの企業が乗り越えなければならない壁の一つだろう。顧客獲得にはさまざまな方法があるが、マッチングサービスをうまく活用し、自社の提案力を強みに新規顧客からの受注を獲得していったのが、ソーダチャン株式会社だ。ホームページ制作を中心に手掛ける同社は、2024年の設立後に事業拡大のために複数のマッチングサービスを活用。その中で、発注ナビでは全面リニューアルを含む高単価案件の受注に成功した。複数サービスを利用する中で見えてきた、発注ナビならではのメリットや実際利用した感想などを、代表取締役 丸美洋氏と、取締役 内田隆文氏に伺った。
| 社名 | 株式会社ソーダチャン |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区北青山1-3-1 アールキューブ青山3F |
| 従業員数 | 1 – 30名 |
| 事業内容 | ホームページ制作、撮影・映像制作、ブランディング、保守・運用・解析 |
| 掲載カテゴリ |
- 高コストによる経営負担:他社サービス上位プランのコストが高く、経営上の負担となっていた。
- 新規営業チャネルの模索:費用を抑えつつ獲得案件の幅を広げられる、新たな営業手法を探していた。
- 高単価案件の受注成功:自社の強みを活かせる案件の厳選と提案精度向上により、高単価案件を受注できた。
- 傾聴によるアップセル実現:顧客の真の目的を聞き取る傾聴の徹底により、一部改修から全面改修を受注できた。
- 制作実績と知見の獲得:発注ナビの活用により、次の営業展開につながる確かな制作実績と知見を獲得できた。
設立後の案件獲得のために、複数マッチングサービスを活用
長くWeb制作業務に関わった経験・スキルをもとに、丸氏・内田氏が2024年に設立したソーダチャン株式会社。写真や動画といった素材の撮影から記事制作まで、ホームページの制作をワンストップで実現できることを強みとしている。最近では、制作期間やコストをより抑えられないかという顧客からの要望に応えられるよう、AIの活用も進めている。
(左)取締役 内田隆文氏
(右)代表取締役 丸美洋氏
もう一つの同社の特長は、ホームページを制作した後も継続して顧客と伴走するスタイルにある。「ホームページは作って終わりではありません。売上アップや求人、ブランディングなどその先にある目的を達成するには公開後の運用が重要です。実際、99%のお客様に保守もご契約いただき、ホームページ改善に向けたアドバイスや、改修などをサポートしています」(丸氏)。
そんな同社が、設立後に案件獲得のために活用したのがBtoBマッチングサービスだった。複数サービスを使い分ける中で、より多くの案件を獲得すべく、あるサービスについて上位プランへの切り替えを検討していた。しかし上位プランともなれば、当然それだけコストも高くなる。「BtoBマッチングサービスの費用は、いわば広告費です。上位プランはかなり金額が上がるため、経営としてそこまでのコストをかけられないと判断しました」(丸氏)。そこで導入したのが、同サービスよりも比較的コストを抑えて利用できる発注ナビだった。「利用するサービスの種類を増やすことで、獲得できる案件の幅をさらに広げられるのではという期待もありました」と丸氏は振り返る。
顧客の本当の目的を“傾聴”で紐解き、高い提案力で受注へ
実は、丸氏は前職で発注ナビを利用した経験があり、サービス内容はひと通り知っていたという。「前職時代からサービスの特性は理解していましたが、ソーダチャンとして『お客様の課題を柔軟に聞き取る』体制を整えたことで、発注ナビの利用において新たな相乗効果が生まれると考えました」(丸氏)。
結果として同社は、1件あたりの提案精度を高めることで全面リニューアルを含む高単価案件の受注に成功した。全面リニューアルとなると、コストが予算を大きく超えることも少なくないが、なぜその提案を行ったのか。その鍵は、初回のヒアリングにあったと内田氏は語る。「トップページなど数ページを変えたいという要望だったので、その理由を詳しくヒアリングしました。すると、そもそも現在のホームページは半年前に暫定的に制作したもので、デザインやターゲットも詳しく検討できておらず、『ターゲットや企業としてのメッセージを考慮した形に変えたい』という目的が、ヒアリングの中で見えてきたのです」(内田氏)。その場合、トップページだけを変えても効果は限られてしまう。ならばこの機会に全面的にリニューアルした方が目指す成果を得られると、提示された予算に収めたプランとあわせて、全面リニューアルのプランを提案したのだった。最終的には、提案した全面リニューアルのプランが採用された。
ここにも、ソーダチャンがミッションに掲げる『傾聴と伴走を当たり前に行う』ことが表れている。「お客様との打ち合わせで、発注ナビが事前ヒアリングで聞いた内容を繰り返し聞くのではなく、どこまで深く傾聴できるかを重視しています。案件情報に書かれていない内容を聞いてこそ、効果的な提案ができると考えています」(内田氏)。
発注ナビは独自要件がある案件が多く、自社の技術・体制に合うかが鍵
(左)取締役 内田隆文氏
(右)代表取締役 丸美洋氏
提案力を強みとして着実に成果へとつなげている同社は、発注ナビをどう評価しているのだろうか。「発注ナビは、シンプルにホームページを制作したいというだけでなく、指定するCMSを使ってほしいなど、独自要件があるケースが多いように感じます。技術力が求められるところがありますが、自社の強みに合えばマッチしやすいのではないでしょうか」(丸氏)。
あわせて、発注ナビが実施している事前のヒアリングも特徴的だと内田氏は話す。曰く、エントリーする段階で、ホームページのページ数や必要なコンテンツなど、要件がかなり細かく決まっていることが多いと感じたという。案件の規模感やコストのブレをなくし、ミスマッチを防ぐためには効果的だが、その一方で、逆に提案の自由度が下がってしまうように感じた面もあったとのことだ。
「早い者勝ちや、横並びで提案といったほかのマッチングサービスと違い、発注ナビはとにかく平等にチャンスがある印象です。発注ナビの利用で次の営業につながる制作実績も増え、一定の成果を得られたと感じています」(丸氏)。
クライアントの事業成長を見据え、さらなる提案力と対応力の強化へ
同社は今後、顧客への伴走支援の質をさらに高め、提案の幅を広げていきたいと意欲を見せる。丸氏は、より満足度の高いWebサイトを提供するために、常に提案内容や対応領域をアップデートしていく方針だ。たとえば、多様なCMSの導入などを前面にアピールできる実績が増えれば、それに応じてマッチする案件も増えていくだろう。ほかにも、同社はホームページに掲載する写真・動画撮影まで対応しているため、そういった実績も打ち出していきたいとのことだ。「ホームページ制作でも、素材の撮影は別途手配となる会社も多い中で、当社は写真や動画もあわせて対応しています。ドローンを使った空撮にも対応でき、ファーストビューにそういった動画があるだけで大きな差別化ポイントになるため、積極的に提案していければと考えています」(内田氏)。
自分たちの体制や強み、打ち出せるポイントを活かし、発注ナビで成果につなげた同社。BtoBマッチングサービスと自分たちがどうマッチするかを見極めることの重要性は、意識しておきたいポイントといえるだろう。
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