株式会社エスカドラ(2014東京ゲームショウ出展企業)×株式会社IDCフロンティア(Yahoo!JAPANグループ) ×発注ナビ
日本のゲーム業界における一大イベントといえば、東京ゲームショウ。2014年は9月中旬に、32の国と地域から、過去最多の421企業が参加して行なわれました。発注ナビ掲載企業のなかにも、この東京ゲームショウに参加した会社があります。それがエスカドラさん。もちろんゲームアプリ開発を得意としています。今回、エスカドラさんに「ゲームアプリ開発」に関するお話を聞きました。
株式会社IDCフロンティア 飯田さん(左)/
株式会社エスカドラ 荻野さん(右)
ゲームアプリのサーバー構築時間が、1カ月から1時間に?
発注ナビ:エスカドラさんは、スマホゲームアプリを開発されるときに、開発のコスト削減や、品質向上につながるサービスを活用されているそうですね。今回はそのお話をお聞きしたいと思います。
荻野 ゲームアプリを開発したり、運用したりするためのバックエンドサービスを活用しています。たとえばアプリを開発したり、運用したりする際、まずサーバーが必要ですね。また、アプリのユーザーを認証したり、管理したりするためのシステムも必要です。
加えてゲームアプリであれば、たとえばユーザーごとのデータをセーブするためのデータベースを構築したり、ユーザーの得点ランキング機能をつけたりします。こういったアプリの裏側のしくみ、いわゆるバックエンドを、アプリごとに毎回開発していると、時間や手間がかかります。それを提供してくれるのがバックエンドサービスです。
発注ナビ:なるほど。そのバックエンドサービスを提供されているのがIDCフロンティアさんですね?
飯田 スマホアプリの開発会社向けバックエンドサービス、専門用語でいうと、いわゆるMBaaS(Mobile Backend as a Sevice)を提供しています。それが、当社の「Fairy」です。
荻野 当社で「Fairy」を活用する前は、新しいアプリを開発する際、サーバーの構築や設定に1カ月かかることもありました。しかし「Fairy」を使用すると、機能だけなら1時間程度で導入できたのです。
発注ナビ:1カ月が1時間に?それはかなりのコスト削減ですね。
飯田 開発だけでなく、運用のコストも下げることができます。まず、開発会社様で24時間・365日サーバー監視を行なう必要はなくなります。また、毎日ゲームで遊んでくださるユーザーさんのデータ管理など、ゲームアプリのサービス運用も効率的に行なえます。