Webアプリをネイティブアプリ化するメリット・デメリット
2016.06.06
スマートフォンのアプリ市場でよく注目されるのがWebアプリとネイティブアプリです。
Webアプリをネイティブアプリ化することによってどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。それぞれの特徴を理解して検討するようにしましょう。
Webアプリとは
Webアプリとはインターネットを経由してアクセスすることによりWeb上で動作するアプリ一般を指すものです。基本的にはインターネット上に本体があるのが特徴であり、デバイスにダウンロードする必要なく動作させることができます。また、HTMLベースで作成されているものであり、アプリの操作はブラウザの機能に準拠していることが必要なのが開発や操作面における特徴となります。ユーザー側としてはダウンロードが不要であることからデバイス側の記憶容量に影響を及ぼさないものの、インターネットに接続していることによって利用できます。そのため、Webページにアクセスするのと同じイメージで利用できるのがWebアプリの特徴です。
ネイティブアプリとは
ネイティブアプリはWebアプリとは異なり、インターネットからダウンロードするなどの方法でアプリ自体をデバイスにインストールすることによって動作するアプリです。ネイティブアプリで開発を行う際には個々のデバイスに合わせて設計する必要が生じますが、それによって動作の軽快さがもたらされます。インストールする必要があることから最初の起動までには時間がかかるものの、その後はインターネットにアクセスする必要なく高速に起動させることができるのが特徴です。また、操作面においてもデバイスに合わせた設計が可能であることから、ユーザーにとって使用しやすい仕様のアプリを開発しやすくなっています。個々のデバイスに合わせてより良いアプリを生み出しやすいのがネイティブアプリです。
それぞれのメリット・デメリット
Webアプリのメリットは汎用性が高くてデバイスに依存せずにブラウザ上で動作させることができる点です。ネイティブアプリの場合には個々のデバイスに合わせた開発が必要になりますが、Webアプリの場合にはそれが不要になります。一方、Webアプリのデメリットとしてマーケットプレイスが明確ではないことから独自のマーケティング戦略を考えてアプリを広める必要がある点があげられます。これに対してネイティブアプリのメリットとなるのが個々のマーケットプレイスとして著名なものがあることであり、アプリのマーケティングが比較的容易に行える点です。また、動作面でもネイティブアプリの方がデバイスに応じた設計が可能であることから軽快になるのもメリットになるでしょう。
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