アプリ作成をする方法とは?作成の準備から解説

アプリを作成する女性

アプリ作成は、個人や自社で作成する方法から、開発会社に依頼する方法まであります。昨今では、アプリの利用はさらに広がりを見せており、個人や自社で作成するケースも多いです。本記事では、アプリ作成に必要なものから手順までを紹介していきます。ぜひ本記事を参考に、アプリ作成をご検討ください。

 

目次

 

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アプリ作成の主な手法とは

アプリを作成する手法は、主に下記の3つです。

以下では、それぞれの作成方法について解説していきます。

 

●プログラミング言語を使って作成

もっともイメージしやすい作成方法が、プログラミング言語を使って作成する方法です。「Java」や「Ruby」など、作成したいアプリや開発環境に合わせて、向いているプログラミング言語を選択します。例えば、iPhone向けのアプリを開発する場合は「Objective-C」や「Swift」が適しており、Android向けのアプリを開発する場合は「Java」や「Kotlin」が適しています。そのため、どんなアプリを開発したいのか、どんな環境でアプリを稼働させたいのかを考えてから、プログラミング言語を選択することが大事です。また、プログラミング言語を使っての作成は、自由度が高いのも特徴です。開発するエンジニアのレベルが高ければ高いほど、創造性のあふれたアプリ開発をしやすくなります。

 

●ゲームエンジンを使って作成

アプリを作成する手法として、ゲームエンジンなども挙げられます。ここでいうゲームエンジンとは、名前のとおりゲームを作成するために作られた統合開発環境になります。例えば、「キャラクターの移動」などの汎用性があるものは、最初から機能として搭載されているのがゲームエンジンの特徴です。「Unity」や「Unreal Engine」などのゲームエンジンが有名です。スマートフォンが普及し、ゲームアプリの需要が高まったことで、ゲームエンジンの利用も多くなってきました。

 

●作成ツールを使って作成

このほか、アプリを開発する手法として開発作成ツールを利用する手もあります。「Glide」「Adalo」「Bubble」などが有名で、プログラミングをせず、感覚的にアプリが開発できるものです。コードを使用しない特徴から、ノーコードツールとも呼ばれています。簡易的なアプリをすぐに開発したいと考えている方に、おすすめの手法です。

 

アプリ作成前に「作成する目的」を考えよう

アプリは作成する前に、「作成する目的」を考えることが大切です。なぜならアプリを開発することが目的でなく、アプリによってどんなことがしたいのかが大事になるからです。なぜアプリを作成するのか、アプリを開発することでその先にある何を解決したいのかを考える必要があります。

個人で作成する場合は下記のような視点で目的を考えると良いでしょう。

  • なぜアプリを作成するのか

  • アプリでなければ解決できない問題なのか

  • アプリ開発の先にあるゴールは何か

また、企業でアプリを作成する場合は下記のような視点が大事になります。

  • 自社アプリで何ができるのか

  • 自社アプリはなぜ必要なのか

大切なのは、アプリによって利用した人が有益になる、悩んでいることが解決できることです。例えば、電車の乗り換えアプリを使う理由は、電車の乗り換え時間を知ることができ、「〇〇時に目的地に着くためには〇〇時の電車に乗れば良いのかがわかる」という悩みを解決してくれます。作成するアプリは、どんな目的で、どのような悩みを抱えている人の解決につながるのかを考えることで、ニーズに合ったアプリ作成につながっていきます。

 

アプリ作成で必要なもの

アプリ作成で必要なものは主に下記の5つです。

それぞれについて解説していきます。

 

●パソコン

基本的なことですが、パソコンがなければアプリ作成が困難になります。なぜならプログラミングでアプリを作成する、ゲームエンジンを利用してアプリを作成するとなると、ほとんどの場合でパソコンを利用するからです。スマホでの作成もできなくはありませんが、効率が悪いです。

 

●仕様書

仕様書とは、アプリを開発する際に満たすべき条件や内容を明文化したものです。アプリ作成は仕様書に沿って作られるため、アプリを完成させる地図のような役割を果たします。ゴールが明確に定められており、完成に至るまでどのような工程で行っていくかが明記されているからです。例えば、ページの移動も下記のようなルールを仕様書に落とし込みます。

  • どのボタンをタップするのか

  • タップするボタンの配置は画面のどこにするのか

  • ボタンの色や大きさはどのようなものか

  • ボタンをタップするとどのような処理がされるのか

アプリ開発の際は、細かいところまでを仕様書に落とし込まなければ作成途中での仕様変更が多くなってしまいます。仕様変更が多くなってしまえば、当然ですが作成工数が増えてしまいます。スムーズなアプリ作成を行うためにも仕様書は非常に重要です。

 

●テスト用の端末

テスト用の端末とは、作成したアプリがきちんと動くかどうかを確認するスマホ・タブレット・パソコンなどのことです。作成したアプリが実機できちんと動くか、動いた中でバグなどが発生していないかを確認していきます。アプリが動くかを確認するだけなのですが、端末を選ぶポイントがあります。必ず「シェア率の高さ」「メーカーのバランス」「OSのバージョン」「画面サイズ・解像度」「スペック」はチェックしましょう。

アプリをリリースする際には、十分なテストをクリアする必要があります。テストを通じて、アプリ利用者に起こりうる不便さなどを事前に確認することにつながります。

 

●プログラミング力

ツールの利用でもアプリは簡単に作成できますが、プログラミングができると自由度が広がります。昨今は、多くのアプリがリリースされており、アプリの内容や操作性は様々です。個性のあるアプリを作成するためにもプログラミング力は重要といえるでしょう。

 

●企画力

アプリ作成では、企画力も大切になります。凡庸なアプリを作っても、費用対効果は見込めません。また、優れた企画を上げるためには、アプリで何ができて、何ができないのかを知ることが大切です。そのため、プログラミング力を高めることでも、優れた企画の発想につながっていきます。

 

初心者におすすめの作成ツールを紹介

中には、アプリ作成を初めて行うという方も多いでしょう。本項では初心者におすすめの作成ツールを紹介します。主なツールとして、以下の2つがおすすめです。

それぞれの作成ツールについて解説します。

 

●GameSalad

GameSaladとは、コードの知識がなくても、誰でもゲームアプリを開発できるプラットフォームです。プラットフォーム上にある機能の中から、自分が必要な機能をドラッグ&ドロップで取り込んでいきます。そのため、直感的な操作でのアプリ作成が可能です。注意点としては、日本語対応がされていないことです。英語版でしか開発環境が用意されていないため、機能を理解するのに多少の時間がかかります。また、作成したアプリの公開にはプロ版のみが対応しているので注意が必要です。

 

●SmartApps mobile

SmartApps mobileとは、レストランの予約などに対応したスケジューリング機能を搭載したアプリを作成できるプラットフォームです。フォーマットがすでに用意されているため、作成時には自分好みのレイアウトを選ぶだけでアプリが完成します。スケジューリング機能を搭載したアプリを手軽に作成してみたいと考えている方に、おすすめのプラットフォームです。無料トライアルも用意されているため、お試しで触れてみるのも良いでしょう。

 

アプリ作成の流れ

アプリ作成の流れは、下記のような流れで進んでいきます。

 

●作りたいアプリの仕様を考える

まずは、作成したいアプリの仕様を考えていきます。仕様書をきちんと作ることでスムーズな開発につながっていくので、じっくりと行っていきましょう。主に決めていくのは、下記の要素です。

  • アプリのジャンル

  • アプリ開発の目的

  • アプリで使用する端末

  • 画面サイズ

  • ボタン・画像の配置や大きさ

  • 必要なページ数

  • 効果音や音楽

仕様はアプリの土台となる部分なので丁寧にまとめていきます。

 

●開発するための環境を用意する

次は、開発に必要な環境を用意していきます。主な開発環境は、下記のようなものです。

  • Windows アプリ:Visual Studio

  • Android アプリ:Android Studio

  • Mac OS・iOSアプリ:Xcode

  • Webブラウザ アプリ:Intellij IDEA

  • ゲームアプリ:Unity

それぞれサポート機能なども充実しているので、開発環境としておすすめです。

 

●画像や音声のデータを用意する

作成するアプリに合わせ、画像や音声データを用意していきます。画像はアプリとしての見栄えはもちろんのこと、サイズなどで印象が変わってきます。そのため、開発時にきちんと設定しておくことが大事です。また音声データを合わせていくことで、アプリのイメージに合っているかの確認ができます。どの音声データを利用するか決まっていない場合は、候補を2〜3つほど出して絞り込んでいくと良いでしょう。

 

●プログラミングを行う

ここまでで固まった仕様書やデータを基に、プログラミングを行っていきます。作成するアプリや開発環境に合わせた言語を利用してプログラミングを組んでいきます。

 

●テストしてバグがなければ公開

プログラミングの工程が完了したらテストを行い、バグがないかを確認していきます。用意したテスト用の端末で実際に動作確認を行い、バグが出た部分は適宜修正を加えていきます。アプリ作成においては、何かしらのバグが発生するケースがほとんどです。そのため、少しずつバグを解消していくことで、アプリを完成させていきます。すべてのテストをクリアし、問題がなければいよいよアプリの公開です。

 

アプリ作成する時のポイント

アプリを作成する時のポイントは下記の3つが挙げられます。

  • クラウドツールを活用することでプログラミングスキル・知識がなくてもアプリを自作できる

  • ユーザー側のみで完結しないアプリを開発するなら、サーバー環境が必要

  • アプリ利用者をサポートする仕組み作りを検討する

先述したようにGameSaladといったクラウド作成ツールを利用すれば、プログラミング知識がゼロでもアプリを作成することは可能です。そのためアプリを簡単に作ってみたいという方は、すぐに始めることができます。しかし同時にプログラミングスキルを持っていたほうが、より魅力的なアプリを作成できることも覚えておきましょう。

また、ユーザー側のみで完結しないアプリの開発にはサーバー環境が必要です。例えばTwitterやYouTubeがサーバー環境の必要なアプリの例として挙げられます。これらのアプリは端末にアプリをインストールしますが、アプリを使用するにはネットワークにアクセスする必要があります。こうしたネットワークにアクセスして使用するアプリには、サーバー環境が必要です。

最後はアプリ利用者をサポートする仕組み作りを検討することです。アプリのリリースがゴールではありません。サービスを快適に使用してもらうために、サポート体制も大事になります。アプリ内にQ&Aのページを用意する、アプリとは別の問い合わせ窓口を設定するなど、仕組み作りも検討しましょう。

 

アプリ作成にかかる費用

アプリ作成にかかる費用は、個人で利用する場合とアプリ開発会社に依頼する場合で変わってきます。また、どんなアプリの種類か、どのような機能を有しているかでも費用が変わってきます。

 

●個人・自社開発する場合

個人・自社開発をする場合は、外注に依頼するよりも費用は抑えやすくなります。開発環境にもよりますが、下記のような費用イメージです。

  • 開発環境:数十万〜数百万円

  • サーバー費用:数万円/年(性能によって変わる)

  • 人件費(作成スキル習得など):別途

どのような環境を用意するかで費用は変わってきますが、数十万から数百万は見ておいたほうが良いでしょう。また、アプリのクオリティも自身や自社の開発スキルによって変わってきます。

 

●アプリ開発会社に依頼する場合

開発するアプリによって、費用は変わっていきます。おおまかな相場感として、100万円〜1,000万以上かかってきます。そのため、自社でカバーできない範囲だけを依頼するなど、費用を抑えるためには工夫が必要です。一方でアプリ開発会社は、アプリ作成のプロフェッショナルのためクオリティの高いアプリを開発してもらえます。クオリティを期待するのであれば、依頼は良い選択といえるでしょう。

「そもそもアプリ開発とは何か?」や「外注する際のポイント」について詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

「アプリ開発とは?アプリ制作を外注する際に知っておくべきこと」

 

アプリ開発会社を選ぶ時のポイント

アプリ作成をアプリ開発会社に依頼する場合、ポイントは下記のとおりです。

 

●目的や課題を明確にして、開発会社への依頼内容を固める

アプリ作成を依頼する時には、開発会社に丸投げは好ましくありません。自身や自社がなぜアプリを作成するのか、その際の課題は何なのかを明確にする必要があります。なぜなら、目的や課題が明確にならなければ、理想とは違うアプリができてしまう可能性があるからです。そのため、アプリを作成する目的や課題を明確にして「このようなアプリを作成したい」という、アプリ開発会社に依頼する内容を固めるようにしましょう。

 

●予算をあらかじめ決めておく

アプリ作成を行う上で、予算は必ず決めておくことが大事です。なぜなら、予算を決めておかなければ、余分にコストをかけてしまい、資金不足から開発が難航する可能性があるからです。

 

●依頼候補の会社から見積もり作成を依頼する

見積もりをもらうことで、予算とのギャップを客観的に見ることができます。そのためこの機能を追加したらいくら追加になるなど、複数パターンで見積もりをもらうのも良いでしょう。また、複数社から相見積もりをもらい比較するのも良い方法です。複数社を比較することで、希望に見合った企業を探しやすくなります。

 

●開発会社ごとの得意分野・開発言語を把握しておく

アプリの開発会社にも、得意分野や開発言語があります。自社で作成したいアプリのジャンルが、依頼する開発会社に合っているかは、事前に調査・把握しておくと良いでしょう。現在は多くのアプリ開発会社があります。依頼する開発会社がなかなか絞れないという方は、おすすめの開発会社を以下のページで紹介していますので、参考にしてみてください。

 

 

マッチングサービスで効率良く開発会社を探そう

今回は、実際にアプリを作成する手法や手順などを詳しく紹介しました。

アプリ開発を開発会社に依頼する際、すでに得意先の企業が存在する場合は相談をしてみるのも手です。しかし、アプリやシステム開発は、企業によって費用や完成品の品質などが大きく異なるため、比較検討をした上で決めることをおすすめします。

自分たちで開発会社をピックアップするにも、知識がなく困っている場合は、マッチングサービスを利用しても良いでしょう。マッチングサービスを利用すれば、作りたいアプリや予算、アプリに使用したい言語などを入力するだけで、効率良く最適な開発会社を探すことができます。とくに、アウトソーシングを初めて行う企業などは、複数社の開発会社を比較検討するのも難しいので、マッチングサービスの存在が大きな助けになります。

 

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