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アプリ開発の流れと工程とは?開発の基本となるフローチャートについて解説

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アプリ開発のイメージ図

現在では、アプリ開発はビジネスに欠かせない重要な要素となっています。しかし、開発には正確なフローの把握や、設計時のニーズの把握、プロジェクトマネジメントなどのスキルが必要です。今回は、アプリ開発の外注を検討している方へ向けて、アプリ開発の基本的な流れとなるフローチャートについてご紹介。今回は、アプリ開発の基礎知識や外部のアプリ制作会社に依頼する際の注意点、メリットなどをわかりやすく解説します。

 

目次

 

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アプリ開発のフローチャートの重要性

アプリ開発のフローとしては、要件定義、設計、開発、テスト、リリースの5つのステップがあります。ここでは、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。

 

●要件定義

要件定義とは、開発したいアプリに必要な機能や性能を決定し、どのようにシステムを組み立てるのかを決める工程のことです。開発会社と細部まですり合わせをして、要件をブラッシュアップしていき、要件定義書を作成します。アプリ開発の設計図ともいえる要件定義書に抜けがあると、完成したアプリに不具合が生じるため、細部までこだわって確認する必要があります。

 

●設計

設計には、画面設計、インフラ設計、DB(データベース)設計、API設計の4工程があり、要件定義書をもとにして進められます。画面のレイアウトや表示項目などの設計を行う画面設計は、ユーザーが見たり触れたりする部分となるため、使いやすさに直結する設計法です。

また、アプリを動かすためのネットワークやサーバーなどに関するインフラ設計や、データベースに関するDB設計、Web APIを設計するAPI設計があります。信頼性や拡張性などを重視しつつ、要件を満たす設計を行います。

 

●開発

一通りの設計が終われば、開発の段階に入ります。インフラ設計をもとにしたインフラ開発、画面デザインやアプリユーザーが入力したデータをサーバー側に送信する役目を担当するフロントエンド開発、サーバーやデータベースとの連携を図るバックエンド開発などの工程があります。

 

●テスト

開発が終われば、アプリが設計通りに稼働するかどうかを確認するため、内部結合テスト、外部結合テスト、受入テストの3つのテストを行います。内部結合テストとは、開発したシステムの各機能を結合させ、正しく作動するか検証するテストです。不具合が発生した場合は、該当箇所の修正を行い、すべての問題が解決できるまで繰り返します。外部結合テストでは、実際に使われる環境で動作させた際に正しく動作するか、システム同士の連携によって不具合が生じないかを検証します。内部結合テスト、外部結合テストをクリアしたら、最後に受入テストを実施します。受入テストは、リリース前の最終確認テストで、イメージ通りのアプリになっているのか確認します。

 

●リリース

開発・テストまで終われば、いよいよリリースです。アプリはリリースしたら終わりではなく、リリース後もユーザーの要望に応じてメンテナンスを行う必要があります。

開発したアプリのリリース方法や、開発手順についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

アプリ開発を成功させる8個の手順。リリース方法まで詳しく解説

 

アプリ開発の手法とフローの違い

アプリ開発では多くのステップが必要となるため、作業全体の流れを把握するためにしたフローチャートを作成します。アプリ開発において、フローチャートは開発の基本的な手順や流れを明確化する重要な全体を図です。アプリ開発のフローチャート作成では、アプリ開発の目的や要件を明確にし、正確かつ適切な手順を踏まなければなりません。ここでは、アプリ開発方法のフローチャートを2つ紹介します。

 

●ウォーターフォール開発の流れ・工程

ウォーターフォール開発とは、名前のとおり、滝(ウォーターフォール)が落ちるように、後戻りすることなく開発を進める手法です。ウォーターフォール開発でアプリ開発を行う場合、要件定義、設計、コーディング、テストの工程順に、一つひとつのアプリに搭載する機能から細かな仕様まで、すべてを決める必要があります。一度決まった要件や設計に基づいて進められるため、変更や修正がある場合には戻ることができません。そのため、事前に要件や仕様をより詳細に明確化し、変更リクエストを最小限に抑えることが求められます。ウォーターフォール開発は、プロジェクト全体を一気通貫で進めることが可能な場合に採用さることが多い手法です。

 

●アジャイル開発の流れ・工程

アジャイル開発とは、実装とテストを繰り返してアプリ開発を進める手法で、少しずつ機能を追加しつつアプリの完成を目指します。ウォーターフォール開発と異なる点は、計画の段階で厳密な仕様を決定しないことです。おおまかな仕様と機能を決め、開発に入ります。

開発の段階では、イテレーションと呼ばれるサイクルを繰り返して開発を進めます。反復を意味するイテレーションとは、小さな単位で分けられた開発を、設計、開発、テスト、改善の順で行いながらリリースを繰り返すことです。イテレーションごとに機能がリリースされ、細かく開発が進められます。アジャイル開発は、アプリの全体像が定まらない状態で、アプリに搭載する機能を柔軟に決めたい場合に採用されることが多い手法です。

 

アプリ開発の設計の重要ポイント

アプリ開発の設計をする際に重要なポイントとして、ユーザーファーストで開発を進める、ビジネスのゴールを定める、ターゲティングを行うなどが挙げられます。ここでは、フローチャートを作成して外注を成功させるためのポイントを紹介しています。

 

●ユーザーファーストで開発を進める

ユーザーファーストとは、ユーザーの満足度を最優先に考えることです。ユーザーにとって必要なアプリの開発を行わなければ、ダウンロード数が伸び悩み、収益に繋がりません。そのため、ユーザーが求めているアプリを調査・分析し、開発することが大切です。また、開発したアプリを長く使ってもらうためには、ユーザビリティや使いやすさ、快適な操作性の追求も重要なポイントです。

 

●ビジネスのゴールを定める

アプリ開発の設計におけるビジネスゴールは、アプリを通じて達成したいビジネス上の目標や成果を指します。これには収益最大化、ユーザー獲得・拡大、ユーザーエンゲージメントの向上、ブランドイメージの向上、マーケットシェアの拡大などが含まれます。ビジネスゴールはアプリの開発全体の方向性を示し、企業の戦略と連携することが重要です。

 

●ターゲティングを行う

どんなビジネスでも重要となるポイントはターゲティングです。ターゲティングとは、市場に存在する多様な顧客層の中から、自社がターゲットとする顧客層を絞り込むことです。ターゲットを絞り込めば、特定の顧客が抱えるニーズに沿ったアプリ開発を行えるため、戦略を明確に定められます。ターゲティングを明確にすることで、顧客ニーズをより深く分析でき、アプリの品質改善にも繋がります。

 

アプリ制作会社に外注する際のチェック項目

アプリ開発を手がけている制作会社は数多く存在します。その中から外注先を選ぶ際は、慎重に行わなければなりません。ここでは、アプリ制作会社へ外注する際にチェックしておきたい項目を3つ紹介します。

 

●実績や評判

外注先を選ぶ際に、まずチェックしなければならないのが実績や評判です。アプリ制作会社と一口にいっても、得意分野や業種、デザインは異なります。アプリ開発を外注する際は、自社でイメージするアプリを開発できるデザイン力やアイディア、開発技術があるかを見極めなければなりません。実績や評判の確認はそれらを見極める1つの手です。自社のサービスに近いアプリの開発実績や、最新の開発スキルを携えているのかもあわせて確認すると良いでしょう。

 

●契約書や見積書の内容

契約書や見積書の内容も十分に確認しましょう。契約書や見積書には、アプリ制作会社が担当する内容や料金などが記載されています。技術やスピード、サービス内容などが料金と釣り合っているかを十分に検討することが大切です。検討する方法として、複数のアプリ制作会社への見積もり依頼がおすすめです。料金の内容に不明点があったり、他社と大きく異なったりする場合には、アプリ制作会社の担当者に質問し、疑問点をクリアにしてから外注先を決定しましょう。

また、契約内容によっては、途中でキャンセルする際に違約金が発生するケースもあります。それによってアプリ開発の費用が削られる可能性もあるため、契約書や見積書の内容は十分に確認する必要があります。

 

●コミュニケーションがスムーズに行えるか

外注先には、コミュニケーションのスムーズさも求めたいものです。自社の要求を細かにヒアリングし、それをアプリとして実現してもらうためには、密なコミュニケーションが欠かせません。コミュニケーションがスムーズに行えれば、理想のアプリ開発が期待できるだけでなく、トラブル時にも迅速に対応してもらえるでしょう。

 

アプリ制作会社に外注依頼するメリット

アプリ制作会社に開発を外注依頼した場合、フローチャートを活用することで、開発者同士の意思疎通の改善やコードの可読性の向上など、多くのメリットが得られます。ここでは、アプリ制作会社に外注依頼するメリットについて解説します。

 

●高い技術力や豊富な経験をもった担当者に任せられる

アプリ制作会社に外注依頼する最大のメリットは、高い技術力や豊富な経験をもった担当者に任せられることです。アプリ開発に精通した制作会社に開発を依頼することで、クオリティの高いアプリ開発が期待できます。経験も豊富なぶん、適切な進行管理のもとで開発が進められるため、納期が遅れるリスクも減らせます。

 

●自社開発に比べて短期間でのアプリ制作が可能

自社開発よりも短期間でアプリ制作ができる点も、外注依頼するメリットの1つです。アプリ制作に特化した人材がそろう制作会社では、高い技術力と豊富なノウハウで、スピーディーなアプリ開発を行います。自社開発よりも短期間で終了すれば、人件費を抑えられるケースも考えられます。適切な進行管理のもとで開発を進められるため、納期に間に合わない可能性も減るでしょう。

 

●開発に必要な各種ツールや設備を準備しなくて良い

アプリ開発に必要な各種ツールや設備を準備しなくて良いことも、大事なポイントです。必要なツールや設備をそろえるには費用がかさみます。設備をそろえる費用もあわせて考えると、外注したほうが費用を抑えられるでしょう。もし、プログラミングの経験が浅い従業員しかいない場合は、新規採用が必要になることも考えられます。その場合も費用がかかる可能性があるため、その点も見積もってから外注もしくは自社開発か判断します。

 

このように、アプリ開発を外注依頼することは、多くのメリットが考えられます。外注先を選ぶ際には、実績や評価、契約書や見積書の内容、コミュニケーションの取りやすさなどを確認しましょう。外注先選びは、アプリ開発をスムーズに行うために重要なポイントです。しかし実際に動いてみると「良い開発会社の見つけ方が分からない」「費用の相場が分からない」といった悩みがなかなか解決せず、外注先選びに時間が掛かりすぎてしまうケースが多いです。

発注ナビでは、アプリ開発の外注を依頼したい企業と受託したい企業のマッチングサービスを展開しています。ITに特化した知識豊富なスタッフが丁寧なヒアリングを行い、全国5000社以上の開発会社データベースの中から、お客様のニーズに合った開発会社をご提案しています。「自社に合った開発会社がわからない」「選定にできるだけ時間をかけずにスムーズに導入したい」とお考えのご担当者様はぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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