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アプリを作る方法とは?基礎知識、開発の手順を徹底解説

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アプリ開発のイメージ図

現代のデジタル時代において、アプリは私たちの生活に欠かせない存在となりました。アプリは様々な目的に応じて開発され、スマートフォンやタブレットなどのデバイス上で動作します。中には「自社でもアプリを作成したい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回はアプリに関する基礎知識から具体的な作成方法、開発の基本手順、そしてアプリ開発をする際のメリット・デメリット、成功を収めるためのポイントについてご紹介します。アプリ開発に興味のある方や初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

 

目次

 

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アプリの基礎知識

まずは、どのようなアプリがあるのか、どんなプログラミング言語を使うのかといった基本的な知識を押さえておきましょう。ここでは、アプリの種類と必要なプログラミング言語について紹介します。

 

●アプリの種類

アプリは主にネイティブアプリとWebアプリに分かれており、この2つの特徴を併せ持ったハイブリッドアプリも存在します。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

 

1.ネイティブアプリ

ネイティブアプリとは、デバイスにインストールして使用するアプリのことです。ネイティブアプリは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスにインストールして使用します。デバイスに合わせて適切なプログラミング言語や機能を使用する必要があるため、Webアプリに比べると開発に時間やコストがかかります。ただし、ネイティブアプリは、AndroidやiOSなど特定のOSやデバイスに合わせて専用に開発されているため、挙動の安定性や処理の速さが魅力です。

 

2.Webアプリ

Webアプリは、パソコンやスマートフォンなどのブラウザ上で使用できるアプリのこと。Webアプリはインストールする必要がなく、手軽に利用できるアプリです。機能的な面ではネイティブアプリよりも制限があり、デバイスに依存した機能が使用できないケースや、特定の機能を使用する際にユーザーの使用許可が必要なケースもあります。サイト制作でも使われる「HTML」「CSS」「JavaScript」で開発でき、短期間で作れる点が強みです。

 

3.ハイブリッドアプリ

ネイティブアプリとWebアプリの両方の長所を兼ね備えたアプリがハイブリッドアプリです。Webアプリのように「HTML」「CSS」「JavaScript」を用いて開発もでき、ネイティブアプリのようにインストールしてデバイスに依存した機能も使用できます。処理の速さや安定性ではネイティブアプリに劣りますが、ネイティブアプリとWebアプリの良さを持っています。

 

●アプリ開発に必要なプログラミング言語

iOSのネイティブアプリ開発であれば「Swift」、Androidのネイティブアプリ開発であれば「Java」や「Kotlin」が主に使われます。別の言語でも開発できますが、AppleやGoogle公式で資料が用意されている言語でサポートが充実しているため、ネイティブアプリ開発言語の基本として覚えておくと良いでしょう。Webアプリやハイブリッドアプリであれば、「HTML」「CSS」「JavaScript」で開発できます。

 

アプリを作る方法

アプリ開発は、「プログラミング言語」「アプリ開発ツール」「ゲームエンジン」のいずれかで行うのが現在の主流です。ここでは3つの開発方法を紹介します。アプリ開発をする際に、どの方法を選ぶべきか参考にしてみてください。

 

●プログラミング言語で開発を行う場合

アプリのプログラミング言語開発は、「Swift」「Java」「Kotlin」「JavaScript」などが使われています。学習コストは高いですが、アプリ開発の基本となる方法です。初心者にも優しいプログラミング言語もあるので、どういったアプリを作りたいかも含め、適したものを選ぶと良いでしょう。

始めやすさを考えると、まずは「JavaScript」でWebアプリ開発をしてみるのがおすすめです。JavaScriptは、Web開発でよく使用されるプログラミング言語で、初心者にも習得しやすい言語です。また、JavaScriptはほかのプログラミング言語と似た構文を持っているため、JavaScriptを習得することで、ほかのプログラミング言語の習得も早くなります。プログラミング言語はプログラミングの考え方や文法・構文が似ている部分もあるため、まずは最初の1つの言語を習熟することで、ほかの言語の習得も早くなります。

 

●アプリ開発ツールで開発を行う場合

アプリ開発ツールには、プログラミングをしなくても使えるノーコードツールが活用されています。なんでも作れるというわけではありませんが、「まずはアプリを作ってみたい」という方におすすめです。

有名なノーコードツールであれば、ネットで参考資料もすぐ見つかります。YouTubeでの作例やFAQサイトでのやり取りを見ると、つまずきやすい点がわかりやすく解説されているため、自分が考えてもいなかったアプリ開発のヒントが見つかることもあります。

 

●ゲームエンジンで開発を行う場合

ゲームエンジンは名前どおり、ゲームアプリの開発に特化したソフトウェアです。「Unity」「Unreal Engine」は、スマートフォンのゲームアプリ開発でも、パソコンのゲームアプリ開発でも主流となっています。無料で使えるライセンスもあるので、試しやすさも魅力です。

ただ、本格的な開発を行うためにはある程度のプログラミングスキルが必要になります。「Unity」なら、プログラミング言語「C#」を学んでおくと効率的な開発が可能です。「Unreal Engine」は「C++」を学ぶと、スムーズな開発につながります。

「アプリを作る方法」についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

「アプリ作成をする方法とは?作成の準備から解説」

 

アプリ開発の基本手順

プログラミング言語や開発ツール、ゲームエンジンなどの開発方法があると紹介しましたが、アプリ開発で大事な点は「どういったアプリを作りたいかの明確化」です。これを要件定義と呼び、アプリ開発の基本手順といえます。そのほか、決めていくべきことをリストにまとめましたので、項目を参考に必要な要件を固め、開発を進めていきましょう。

 

  • アプリのジャンルを決める

  • アプリのターゲットを決める

  • アプリの設計をする

  • 開発とテスト

  • リリースする

 

●アプリのジャンルを決める

まず初めに、どういったアプリを作りたいかを決めます。ゲームアプリや音楽アプリといったエンタメ系アプリ、業務を効率化する支援系アプリなど、自分がこういったアプリが欲しいというものやユーザーのニーズなどを元に定めましょう。

 

●アプリのターゲットを決める

アプリを利用する方のニーズに合わせて作る必要があります。アプリを使うユーザーが使いやすく、メリットを感じるようにしなくてはなりません。ターゲットが不明瞭なアプリは、誰にとっても使いづらく、最終的に誰にも使われないアプリになる可能性があります。せっかくアプリを作るのであれば、ターゲットとなるユーザーが使いやすいと感じるようなアプリに挑戦してみましょう。

 

●アプリの設計をする

アプリを使用する端末やプラットフォームを決めます。スマートフォンやパソコン、各OSで必要な開発環境が異なるためです。スマートフォンであればAndroidやiOS、パソコンの各種OSやゲーム機などを選びます。ターゲットユーザーが普段使う端末やOSでなければアプリを見つけてもらいにくくなるため、重要な選択です。プラットフォームが決まったら、次はアプリの設計を考えていきます。この時点ではまだプログラミングは必要ありません。

アプリの設計は、自分の考えているアプリを形にする作業です。丁寧に定めていくほど、開発がスムーズになります。特に画面遷移とレイアウトは重要です。

 

画面遷移とレイアウトを考える

画面遷移は、アプリ内でユーザーがアクションした際にどの画面に遷移するかを考える工程です。アプリの間取りと考えてください。

例えば、アプリを起動した際、最初にロゴが出るとします。ロゴが消えた後、アプリがどのような動作をするか考えてみましょう。

 

  • どういった画面が出てきますか?

  • 出てきた画面にはどういったボタンや機能がありますか?

  • ボタンを押すと、次はどういった画面が表示されますか?

  • 前の画面に戻れますか?

 

1つひとつは小さなことですが、これらが考え抜かれていないとアプリの使い勝手が悪いと感じやすいため、ユーザーの定着率に影響するほど重要な要素です。

画面遷移に合わせ、ボタンの配置や大きさ、表示する情報を考えてレイアウトを設計する必要があります。押す頻度が多いボタンは、ユーザーがアクセスしやすい位置に置くとユーザーの満足度につながります。頻繁に利用するアプリを作るのであれば、使いやすさはとても重要なポイントです。試行錯誤しながら、使っていてストレスのない設計を目指しましょう。

遷移が決まったら、どういった画像や音が必要になるかを考えます。ボタンの数や大きさのほかに、ボタンを押した際に音が必要か、ロード中の画像表示などはアプリの使いやすさにもつながるので最適なデザインや必要な数量を書き出しておくと今後がスムーズです。

 

●開発とテスト

要件定義・設計が完了したら、あとは設計どおりに開発を行っていきます。開発のポイントは、一気に全体を作るのではなく、小さな機能単位で1つずつ作ってテストを繰り返すことです。料理の下ごしらえをイメージするとわかりやすいのですが、カレーを作るにしてもいきなり全部まとめて調理する必要はありません。玉ねぎを刻む、肉を炒めるなど工程を1つずつ終わらせてから鍋に入れるように、アプリ開発でも別々に機能を作ってテストを繰り返しながら最後にまとめることで、不要なバグや不具合を防ぐことができます。

開発を終えたら、アプリが問題なく動くか、全体をテストします。1つひとつの機能だけだと問題なく動くのに、まとめるとなぜか動かない…という事態も珍しくありません。機能別のテストに加えて、すべてまとめた後にも正常に動作するかどうかテストすることも大切です。

 

●リリースする

テストが終われば、アプリをユーザーに使ってもらうために公開(リリース)をします。アプリを使用するデバイスによって公式のプラットフォームが分かれているので、アカウント取得やライセンスの支払いなど必要な対応を行いましょう。公式プラットフォームは、AndroidはGoogle Play、iOSはApp Storeです。 アプリを公開したら一区切りつきますが、今後は運用・保守を行っていく必要があります。新たに発生した不具合の修正やOSのアップデートに伴うメンテナンスなども対応していき、ユーザーの満足度を高めていきましょう。

 

自社開発と外注開発のメリット・デメリット

企業でアプリ開発を計画している場合、自社開発にするか外注開発にするかを考える必要があります。自社も外注も、それぞれメリットやデメリットを踏まえて検討しなくてはなりません。ここでは、自社開発と外注開発でのメリットとデメリットを紹介します。

 

●アプリを自社開発するメリット

新規事業としてアプリの活用を考えているのであれば、アプリの自社開発はノウハウを蓄えられるという魅力があります。社員のスキルが高まれば、新しい機能の追加や仕様変更にも柔軟に対応できるようになり、外注開発よりもスピード感を持ってアプリの品質向上を進められる点もメリットです。

 

●アプリを自社開発するデメリット

アプリ開発をするうえでのデメリットは、現在の社内にエンジニアやプログラマーがいるかいないかで大きく変わります。いない場合は募集をかける必要があります。しかし、エンジニアやプログラマーの需要は高まっており、供給不足から人材の取り合いをしているという現状があります。そのため、簡単に人材を確保してアプリ開発に着手…とはいきません。

アプリの開発や品質向上をスムーズに行える優秀なエンジニアほど獲得が難しく、開発体制を整えるのにコストや時間がかかります。社内教育を行って、社員をエンジニアへ育成する方法もありますが、成長まで時間がかかること、経験が浅いゆえのトラブルなどは考慮しておく必要があります。

 

●アプリを外注開発するメリット

アプリを外注開発する際のメリットは大きく分けて2つあります。1つめは、社内にエンジニアがいなくても専門家に依頼してアプリ開発をスタートできること。つまり、すぐに開発を進めていきたいアプリがある場合に迅速にチャレンジできます。アプリに特化した開発会社に依頼すれば、依頼側が想定していないトラブルや必要な仕様についても伝えてくれるため、協力してスムーズに進められる点も魅力です。

2つめは、コストを計算しやすくなること。人件費として社内の固定費ではなく変動費に計上できるため、アプリ開発のコスト管理が行いやすくなります。必要な時にだけ発注を行う形にすれば、コストを適切にコントロール可能です。パソコンやソフトウェアなど、開発に必要な環境の準備も不要になるため自社開発に比べるとコストは抑えやすいと考えて良いでしょう。

 

●アプリを外注開発するデメリット

アプリの外注開発ならではのデメリットでもっとも問題になるのは、開発会社の良し悪しが判断しづらいという点です。会社ごとにスキルや開発方針、得意な開発ジャンルがあり、見極めるのは困難です。そのため、アプリ開発を外注する場合は、自社が求めるアプリ開発を得意とする開発会社をどのように探すかが問題になります。

 

アプリ開発成功の3つのポイント

アプリが多くのユーザーにダウンロードされ、高評価や喜ぶ様子がレビューで見られるような成功を叶えるためには、3つのポイントがあります。自社開発でも外注開発でも、共通するポイントを踏まえて、アプリ開発を成功に導きましょう。

 

●ユーザビリティを考慮したアプリ設計

ユーザビリティとは、簡潔にいえば、ユーザーがストレスを感じない使いやすさです。よく使われるアプリというのは、繰り返し触れる機会があります。ボタンが多すぎて何をしていいかわからない、ボタンの配置が変で入力ミスをしてしまう、テキスト入力がしにくいなどユーザーの手間を余計に増やすようなアプリ設計だと使われなくなります。

評価の高いアプリというのは、ユーザビリティが計算され、アプリでやりたいことが自然にできるよう設計されているのが基本です。単純な見栄えだけではなく、アプリがどう使われるかをイメージしながら設計をしていくことが大切と覚えておきましょう。

 

●リリース後の運用を考慮したアプリ開発

アプリは作るだけではなく、リリースした後の運用も大切です。作って完成ということは基本的になく、実際に使用したユーザーからのフィードバックを見ながら、必要な機能を実装していく必要があります。独自の魅力を最初から持っているアプリは数少ないのですが、ユーザーと成長していき、良いアプリになることはよくあるケースです。

リリース後にも改善をスムーズに進めるためには、柔軟な開発や求められている機能を実装できる体制が必要となります。アプリのバグやセキュリティ対策、デバイスに合わせた調整など大きなところから細かなところまで対応する必要があります。アプリは常に改良し続けていく必要があるため、運用まで考えた開発が重要です。

 

●ニーズをとらえたアプリの開発

アプリ開発で大切なことは、作成したアプリがユーザーの求めるニーズを持っているかどうかです。新しい価値を提供するアプリは、ニーズがまだ浮き彫りになっていないだけで、その良さが理解されれば成功する可能性があります。ニーズがそもそもないアプリは、成功する確率が極めて低く、かけたコストを回収することも難しくなってしまいます。

今回はアプリ開発の基本的な知識から、アプリを成功させるポイントまでをご紹介いたしました。ニーズがあり、品質が高く、リリース後も安定してクオリティを高められるアプリ開発をするには、自社で対応が難しい範囲を外部に依頼するというのも1つの方法です。しかし、数多ある会社の中から、最適な1社を選定するのは手間がかかります。

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