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システム開発のパートナー契約とは?契約先の探し方やポイントについても解説!

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システム開発をするとなると、自社で行うあるいは外注で依頼するという選択肢がありますが、それ以外にもシステム開発のパートナー募集をかけて、システム開発を別の開発会社に委託する選択肢もあります。
そこで今回は、システム開発のパートナー募集をしたい方に向けて、システム開発に協力してくれるパートナーを探す方法、パートナーを探す時のポイント、パートナー契約における立場について解説していきます。

 

目次

 

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システム開発に協力してくれるパートナーを探す方法とは

システム開発に協力してくれるパートナーを探す方法として、以下の2つの方法が考えられます。

 

●ホームページ以外にSNSでも呼びかける

システム開発のパートナー募集を自社のホームページだけで告知しても、なかなか協力してくれるパートナーは集まってきません。自社のホームページのPV数が高いなら目に留まりやすいかもしれませんが、多くの企業がパートナー募集のページを作成しているため、他社のパートナー募集のページに埋もれてしまいやすいです。ホームページだけで自社のパートナー募集を見つけてもらうのが難しいことを考えると、別の窓口でパートナー募集の告知を行う必要が出てきます。そこで有効なのがSNSです。

パートナー候補がSNSの検索機能で調べることを前提とした募集となると、他の企業に埋もれてしまう傾向にあります。しかし、SNSはフォロワーの投稿が優先的にホームに表示される仕組みとなっていて、自社のSNSのフォロワーにフォーカスして告知を打ち出すことが可能です。告知を見てパートナー募集の連絡をもらえる可能性が高いのです。また、SNSでパートナー募集の告知をする際は、より告知を見つけてもらいやすくするために、ハッシュタグを活用してみてください。ハッシュタグで検索をかけて調べものをするユーザーにターゲティングできるからです。

 

●マッチングサイトを利用する

単にパートナー募集の告知を打ち出すだけで企業や個人事業主とのつながりを作ることは容易ではありません。より確実にパートナーを探すためにはマッチングサイトの利用が必須です。マッチングサイトはその名の通り相手とつながりを作るためのサービスで、仕事を依頼したい側が仕事内容や報酬条件を掲載して、仕事をしたい側がその内容を見て、連絡してくれればマッチングできる仕組みとなっています。マッチングサービスのサイト内で仕事の掲載や閲覧ができて、メッセージ機能を用いて相手に連絡を送れます。

マッチングサービスのサイト内だけでマッチングと連絡の両方ができ、利便性が高いです。初めてマッチングサービスを利用する場合は、他社が掲載している仕事の募集内容をチェックして、募集文の書き方を参考にしてみてください。ただ、必要以上の情報を書きすぎてしまうと情報漏洩につながる恐れがあるので注意しましょう。

 

「発注ナビ」の成功事例を紹介

パートナー募集と聞いてもピンとこない方もいると思います。

そこで、「発注ナビ」にまとめられている以下2つのパートナー募集の成功事例について見ていきます。

 

●「株式会社宝情報」と「レールコンサルティング株式会社」とのマッチング事例

株式会社宝情報は、海外メーカー製のUTMの卸売販売を手掛けている企業です。UTMは統合脅威管理のことを指していて、複数の情報セキュリティ対策機能を1つのハードウェアに集約させた製品です。株式会社宝情報では、UTMの販売先の国内ユーザーとUTMの製造元である海外メーカーの間をどのようにうまく仲介していくかという悩みを抱えていました。その悩みを解決するためにパートナー募集をし、発注ナビを使って5社のパートナー候補の中からレールコンサルティング株式会社を選択しました。

レールコンサルティング株式会社からは、一般向けのシンプルな見た目のWebアプリケーションシステム開発の提案があり、一緒にやりたいことを実現していくスタンスが好印象でした。そこで正式に依頼することになり、仲介業務の課題解決に成功しました。詳細は「発注ナビで出会えた『心強いパートナー』。煩雑なライセンス管理の自動化を実現」に掲載されているのでチェックしてみてください。

 

●「株式会社アイ・エス・ビー」のマッチング事例

株式会社アイ・エス・ビーはソリューション事業とプロダクト事業に分けて、組み込み系システムや業務システム、入退室管理システムなどを手掛ける企業です。株式会社アイ・エス・ビーでは、ソリューション事業だけを事業の中心としていましたが、新たにプロダクト事業に着手することが決まって、それに合わせて新たなエンドユーザー企業の開拓が必要という課題がありましたが、発注ナビを利用してエンドユーザー企業との接点を作り上げることに成功しました。

マッチングしたパートナーと相談した際に、失注した過去の経験を共有したことで、システム提案時に将来のビジョンを具体的に提示するという新たな強みを見つけ出すことに成功し、多くの受注に至っています。

詳細は「東証一部上場・売上244億円の大手開発会社が発注ナビで手に入れた新たな強みとは――株式会社アイ・エス・ビー」に掲載されているのでチェックしてみてください。

 

システム開発のパートナーを探す時のポイント

システム開発のパートナーを探す上で、以下の3つのポイントを意識しておくことをおすすめします。

 

●自社では達成できない課題を明確化する

システム開発のパートナーを探すのは、そのパートナーがいないと課題の解決が見込めない状況にあることを意味しています。そのため、システム開発のパートナーを探す前に、自社で課題を解決できるかどうか、またどのような課題を解決して欲しいのかを明らかにしておく必要があります。そして、その課題の解決には専門性が必要です。専門性がないと複雑なシステム設計やプログラミングを行うことができず、失敗して無駄なコストをかけてしまう可能性があります。企業ホームページで保有している専門資格の一覧を公開しているところが多いので、リスクを少しでも下げるためにチェックしておくことをおすすめします。

 

●パートナー志望の会社の強みや実績をよく吟味する

システム開発のパートナーを探す上で、企業としての強みや実績のチェックはかなり重要な要素です。いくら高いスキルがあるといわれても、強みや実績がない企業に依頼するとなると不安に感じてしまいます。特にスキルはあってもコミュニケーションエラーが起きて、思ったものとは違うものが出来上がったというケースは珍しくありません。企業としての実績はスキルの高さを示すだけのものではないので、スキルの高さ以上に念入りに強みや実績をよく吟味するようにしましょう。

 

●「課題の解決できる見込み」「お互いにシナジーがあるか」を契約先の企業・エンジニアと確認する

実際に依頼する前に、可能であれば契約先の企業やエンジニアに課題解決の見込みやシナジー効果が有無を確認しておいたほうが良いです。

いくら実績が高い企業であっても、必ずしもその企業が持つ能力で自社の課題解決ができるとは限りません。また、パートナーと連携してシナジー効果を生み出せるかどうか事前にわかるだけでも、パートナー契約で得られる効果の大きさに期待が持てます。

そのため、少しでも相性のよいパートナーに依頼するために、前もってパートナー契約を結んだ場合に期待される効果について話し合いの場を設けておくと良いでしょう。

 

システム開発におけるパートナーとは

パートナー契約を結ぶ相手となる企業あるいは個人事業主のことをパートナーといい、パートナー契約は他企業同士や個人事業主と契約を交わして1つのプロジェクトに携わる契約のことをいいます。システム開発ができる企業ならともかく、そうでない企業は自社で独自の業務システムをまかなうといったことはできません。どうしてもシステム開発の力を持つパートナーの存在が必要となってきます。むしろ、パートナーがいて初めて生まれるシナジー効果を期待できるため、システム開発を行う際には慎重にパートナーを探していきましょう。

 

開発パートナーの契約における立場

パートナー契約をするのがどういう状態なのか、企業間の契約と企業と個人事業主との契約のそれぞれの立場を説明していきます。

 

●企業同士のパートナー契約

企業同士のパートナー契約は、ビジネスパートナーとして業務提携を行っている立場にあります。実際に業務を依頼する際には、企業側が何かしらの業務を契約先に外注する形となり、契約形態によっては元請けと下請け・下請けと孫請の関係になることもあります。

また、パートナー契約によって顧客やリードの獲得などの利益につながる結果が見られた場合に、報酬が支払われる仕組みになっているところも珍しくないのです。そういった成功報酬制の相手をパートナーにできれば、リスクを抑えてパートナー契約の交渉に臨むことができます。企業同士のパートナー契約だと、その場限りの関係で終わらずに継続的にパートナーとしての業務を依頼しやすい関係になりやすいです。相手側としても、そのほうが実績や経験を積み重ねていけるのでメリットを感じやすいでしょう。単に1回限りの仕事を依頼して、その依頼に応じたものを作って終わるものではないという考えを意識して、パートナー契約の話を持ちかけてみてください。

 

●企業と個人事業主のパートナー契約

企業と個人事業主のパートナー契約は、企業同士で契約を結ぶのとは違い、業務委託の関係になります。

さらに、業務委託には委任契約と請負契約という2種類の契約形態が存在しています。委任契約は業務の成果物に対して報酬が支払われる契約で、請負契約は成果物の質ではなく成果そのものに対して報酬が支払われる契約です。同じ業務委託契約でも契約形態が変わるだけで報酬が変わってくるので、契約形態をどうするかパートナーとなる個人事業主と話を擦り合わせてから契約を進めることをおすすめします。

 

パートナー契約を結ぶメリット・デメリット

パートナー契約を結ぶことで、以下のようなメリットが得られます。

  • 会社独自の技術を互いに共有できる

  • 契約側の企業の業務工区に余裕が生まれる

  • 契約先の企業・個人事業主に外注分の収益が入る

  • シナジー効果が期待できる

パートナー契約を結べば、必然的に相手のスキルや強みがどんなものか見えてきます。互いにその情報を共有し合うことで、どんなものが自分たちに足りていないのかがはっきりとしてきます。

また、パートナー契約を結ばなかったら生まれなかった時間的コストの節約や外注分の収益が入ってくるため、お互いにとって確実にプラスとなります。

さらに、パートナー契約を通じてどんなシナジー効果が得られるのかがわかるので、新しくその効果を用いて選択肢を増やしていけば、企業として成長することが期待できるでしょう。

一方で、パートナー契約のデメリットとしては以下のものが挙げられます。

  • 契約先が仕事に失敗してしまうと、契約側企業の信頼を損なう可能性がある

  • 元請けと下請けといった上下関係が生まれやすい

  • 外注の仕事が契約先のスケジュールを圧迫する恐れがある

もし依頼する企業の選び方に失敗すると、完成したシステムが使いづらいものになってしまい、継続的な関係を築いていくことができなくなります。また、システムを開発することそのものは問題なくても、元請けや下請けといった上下関係がきっかけで関係が崩れてしまう可能性もあります。他にも、スケジュール管理がうまくできていないままパートナー契約を結んだことで、依頼した仕事が相手企業のスケジュールを圧迫させてしまうこともあり得るでしょう。信頼を損なわないためにも、よく確認して慎重にパートナー契約を結ぶことが重要になってきます。

メリット・デメリットを踏まえて、パートナー契約先を探すことが不安に感じている方は、発注ナビでおすすめのWebシステム開発企業を紹介しています。以下のリンクを参考にしてみてください。

 

契約の際にはしっかりと企業の強みや実績を確認して

パートナー契約はどう活用するかで今後の企業の成長や発展を目指すことができる反面、パートナーとの衝突で思うようなシステムが開発されないということも起こり得ます。失敗しないために依頼先の実績や強み、シナジー効果などを事前に話し合って確認した上で、パートナー契約を結ぶようにしましょう。

Webシステムだけでなく業務システム開発が得意な会社を見つけたい方は、発注ナビでおすすめの業務システム開発企業を紹介しています。以下のリンクを参考にしてみてください。

 

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