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アウトソーシングとは?基礎知識から発注方法まで詳しく紹介

システムやアプリケーション開発を自社で行う場合、開発におけるノウハウや専門知識を備えたエンジニアなどの存在が欠かせません。
とはいえ、ノウハウやエンジニアをすべて備えている企業は少なく、内製だけでシステム開発を行うことは困難です。
そんな時に頼りになるのが「アウトソーシング」です。アウトソーシングを活用すれば、開発に必要なノウハウやエンジニアが確保できていなくても、システム開発を行えるようになります。
今回は、そんなアウトソーシングの基礎知識や、アウトソーシングの発注方法などを詳しくご紹介します。

 

目次

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アウトソーシングとは

アウトソーシングとは、日本語で「外部委託」を指す言葉です。

具体的には、企業内で行っていた業務を、外部企業に委託をする際に用いられる用語です。業務に必要な人材またはサービスを、「外部から調達する」という意味で、外部(アウト)と調達(ソーシング)の二つの単語を組み合わせて作られた和製英語です。システム設計や保守運用など、IT業界の業務においてもアウトソーシングを活用するケースは多く、事業としてアウトソーシングを専門に請け負うシステム会社も少なくありません。上手に活用をすることで、業務効率の向上やコストダウンに繋げやすくなります。

実際にアウトソーシングで業務を依頼する場合は、アウトソーシングに適した業務や、発生するメリット・デメリットなどを詳しく知っておく必要があるでしょう。ちなみに、外部に業務を委託するアウトソーシングに対して、自社内で業務を行うことを「インハウス(またはインソーシング)」と呼びます。

 

IT業務でアウトソーシングを導入するメリット

●外部のノウハウを活用できる

アウトソーシングであれば、専門的なノウハウを利用できるメリットがあります。ことITに関わる業務は、システムの設計やプログラムのコーディングなど、専門知識や技術を備えたエンジニアの存在が不可欠です。自社内にエンジニアがいない、または不足している場合においても、アウトソーシングであれば業務に必要な人材や技術力を確保しやすくなります。ノウハウを備えた企業にアウトソーシングを依頼すれば、業務の生産性や品質の向上に繋げることも可能です。

 

●人的なコストの削減

たとえインハウスでシステム開発が行えるとしても、ITに関わる業務には電話対応や提案資料の作成といった「専門的な技術力があまり必要ない仕事」も少なくありません。この専門的な技術力が不要な仕事をアウトソーシングすることで、自社エンジニアの負担を軽くできます。エンジニアが技術力を要する仕事に専念できれば、人的なコストの軽減に繋げることが可能となるのです。

このほか、アウトソーシングは外部に仕事を依頼する分、業務に必要となるPCやソフトウェアの準備が不要というメリットもあります。またIT業界におけるシステム開発は、案件ごとに必要となる人員が変化するため、業務量に応じてアウトソーシングを利用するのも賢明な方法と言えるでしょう。

 

IT業務でアウトソーシングを導入するデメリット

●自社に開発のノウハウが蓄積されない

外部の専門知識や技術を利用できる反面、アウトソーシングには「ノウハウが蓄積されない」という欠点があります。アウトソーシングだけを利用していた結果、自社のエンジニアのスキルが向上せず、内製でシステム開発が行えなくなるケースもしばしばです。長期的な視点でエンジニアの育成を目指す場合においては、アウトソーシングの利用を控えるのも手です。

 

●情報漏洩のリスクが高い

アウトソーシングは、外部の企業に仕事を依頼する特性上、内製よりもセキュリティ上の問題が発生しやすくなります。委託先の企業と情報やデータのやり取りが発生する場合は「どのような形で情報を管理するか」、「セキュリティ対策は行われているのか」を明確にしたうえで、アウトソーシングを行う必要があります。

相応のデメリットやリスクが発生する以上、不用意に業務をアウトソーシングするのは賢明な選択とは言えません。外部委託に向いている業務をしっかり見極めたうえで、アウトソーシングを活用すると良いでしょう。

 

アウトソーシングに向いている業務とは

先の項で紹介した通り、自社エンジニアの負担を軽くできるアウトソーシングは「専門的な技術力があまり必要ない仕事」が適しています。特に、システムの保守運用やコールセンターのようなルーチンワークになりやすい業務は、アウトソーシングに最適な仕事です。このほか経理や会計といった事務処理が多くなる業務も、定型的な仕事が多くなりやすく、アウトソーシング向きといえます。

また、社員の採用や研修を担う人事の仕事も、アウトソーシングに適した仕事です。数多くの候補者の中から自社に最適な人材を見つけるには、甚大な労力と人事のノウハウが必要となります。そんな時に、人材採用のアウトソーシングを担う企業に依頼をすることで、手間をかけずに質の高い人材を確保できるのです。

反対に、コア業務(企業活動の根幹を成す業務のこと)に該当する仕事は、自社で高度な判断を必要とするケースが多く、アウトソーシングには不向きと言えます。加えてコア業務は非定型な仕事が多くなりやすく、マニュアル化も難しいため物理的に外部委託がしにくいのです。

 

IT業界におけるアウトソーシングの種類

アウトソーシングの種類 詳細
フルアウトソーシング 開発業務を一貫して外部に委託すること
運用アウトソーシング システムの保守運用を外部委託すること
ハウジング サーバを設置するスペースをレンタルすること
ホスティング サーバや記憶媒体の管理を委託すること

ほかの業界と比較をしても、IT業界はアウトソーシングが活発に行われています。そのためIT業界におけるアウトソーシングは、上記のように業務別で名称が異なることもしばしばです。システムの要件定義から保守運用に至るまで、システム開発におけるほとんどの業務でアウトソーシングを担う企業が存在します。その汎用性の高さから、すべての開発業務をアウトソーシング(フルアウトソーシングと言います)で賄い、「自社は企業運営に専念する」という経営戦略をとるケースも珍しくありません。業務に合わせて外部委託がしやすい点は、IT業界におけるアウトソーシングの利点と言えます。

ただし、アウトソーシングを担うシステム会社ごとに得意とする業務や扱えるプログラミング言語は異なるほか、開発にかかる料金や期間なども変化するため、実際にアウトソーシングを行う際は、システム会社の比較検討を重ねたうえで依頼をするのが賢明です。

システム会社を検索できるサービスを利用すれば、顧客管理システムの開発やWEBサイト構築など、目的に合わせて企業を検索可能です。「どんな業務をアウトソーシングすればいいか分からない」、「目当てのシステム会社を見つけられない」というケースにおいても、専門知識を備えたコンシェルジュに依頼をすることで、最適な企業を選択してくれます。

 

クラウドソーシングとの違いは?

最後に、アウトソーシングと混同されやすい「クラウドソーシング」との違いについて紹介しましょう。

最も大きな違いとして、アウトソーシングが「外部の企業」に業務を委託するのに対し、クラウドソーシングはインターネットを通じて「不特定多数の人」に対して業務を依頼するという特徴があります。クラウドソーシングは、報酬や納期などを自社で決めたうえで人材を募集できるため、アウトソーシングよりも融通が利きやすいというメリットがあります。しかし、クラウドソーシングは不特定多数の人から募集を行う分だけ安定性に劣り、技術力の高い人材を確保しにくいのが欠点です。

すべてに当てはまる話ではありませんが、実際に外部委託を検討する際は、それぞれの特徴を覚えておくのが望ましいでしょう。「予算を抑えて素早くエンジニアを確保したい」ケースにおいてはクラウドソーシングが重宝しますが、「専門性の高い企業やエンジニアに開発を依頼したい」ケースにおいてはアウトソーシングを利用することをおすすめします。

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