「会社のイメージを左右する“ロゴ”の制作まで依頼」
発注ナビ： 今回のリニューアルでは、実際にどのようなことをしたのですか？
深澤 システムからデザインまで、サイト全体のリニューアルです。人気の高い開発ツール「EC-CUBE」「WordPress」を活用し、商品を買うお客様にも、サイト運営の担当者様にも使いやすいサイトを再構築しました。また、
サイトのターゲットである大人の女性を意識し、デザインもゼロから再制作しました。
林 ユーザーの方からは、リニューアルして「サイトが見やすくなった」「使いやすくなった」と好評です。また、オフィシャルサイトの制作だけでなく楽天市場、Yahoo!ショッピングのリニューアルも行いました。また、それに伴いロゴの制作までお願いしました。
複数案出してくださったので、社員で話し合い、一つを選びました。サイトのトップページはもちろん、社員の名刺にも載せています。
横田 自社店舗と楽天、ヤフー、これら全店舗をひとつのシステムで管理できるようになったのも良かったですね。倉庫の商品が減るたび、各店舗のシステムにその情報を入力するのは大変で、ミスも起こりやすいです。
今では、一回システム入力すれば、各店舗にその情報が反映されます。業務効率が上がりました。
発注ナビ：ユーザーからの評価も良く、運営スタッフの方にも好評。リニューアルは成功でしたね。発注会社のアーバンさんにお聞きしたいのですが、今回IOLI Lab.さんと仕事して、「これが開発を成功させるコツだ」と思ったポイントはどこですか？
林 分からないことは分からないとはっきり伝え、開発会社さんに質問したり、相談したりすること。代表の深澤さんをはじめ、IOLI Lab.の皆さんは親切で、何でも分かりやすく教えてくださいます。開発会社さんとのコミュニケーションは本当に大切だと思います。
横田 サイトのコンセプトやターゲットをしっかりお伝えすることも大切ですね。当社の「URBAN COSME」は、30代以上の女性をメインターゲットとしています。大人の女性の皆さんが使いやすく、満足していただけるサイト運営を心がけてきました。
開発会社さんにも、こういったことをきちんとお伝えし、情報共有することによって、運営者の狙いに沿ったデザインや機能を実現でき、それがいっそうの売上アップや、業務効率改善につながると思います。
発注ナビ：開発会社のIOLI Lab.さんには、ECサイト開発を成功させるコツを、ぜひ教えていただきたいと思います。
深澤 まず林さんもおっしゃったように、困りごとを遠慮なくご相談いただくことでしょうか。質問や要望も含め、発注会社様からたくさん情報をいただいたほうが、それだけ良い提案や対応ができます。
発注会社と開発会社が“腹の探り合い”になるのは望ましくないですね。お客様の課題を洗い出し、それを解決するのが私たちの仕事。そのためにまず必要なのは、発注側と開発側のコミュニケーションです。
あともうひとつは、サイトのコンセプトやターゲットの設定。これも、横田さんがおっしゃったとおり、非常に大切です。たとえば「とにかく多く商品を売りたい」「良い商品だから誰にでも売れるはず」という漠然としたコンセプトやターゲットでECサイトの開発や運営を進めると、サイトユーザーへのメッセージやサービス内容がぼやけてくるため、成果が出にくくなります。
デザインやシステムは非常に大切です。とはいえデザインやシステムが、魔法のようにすべての問題を解決するわけでもありません。そもそも、どうすればサイトの目的を達成できるか。当社はそういったマーケティング視点も重視して、お客様と充分にコミュニケーションをとりながら開発を行なっています。
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