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DMZ(でぃーえむぜっと)

DMZ とは DMZとは、「DeMilitarized Zone(非武装地帯)」の略で、企業の内部ネットワークと外部ネットワーク(インターネット)の中間に設けられる中間領域(セグメント)を指します。ITの分野では、ファイアウォールの内側と外側の間に存在するネットワーク領域で、外部からのアクセスが必要なサーバー(Webサーバーやメールサーバーなど)を安全に配置するために用いられます。 DMZに設置されたサーバーは、外部からアクセス可能でありながら、内部ネットワークと物理的・論理的に分離されているため、万が一外部から攻撃を受けた場合でも、社内の重要な情報資産への侵入を防ぐ効果があります。これにより ...
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ハウジング(はうじんぐ)

ハウジング とは ハウジングとは、企業などが自社で所有・管理するサーバーやネットワーク機器を、専用のデータセンター内に設置し、物理的な設置場所と安定した運用環境を提供してもらうサービスです。主にITインフラの安定性向上や災害対策、セキュリティ強化などを目的として利用されます。 ハウジングサービスでは、通信回線、空調、電源、耐震・防火設備、セキュリティ対策などが整備された環境で、企業の機器を安全かつ安定的に運用することが可能です。利用者自身が機器の調達・設置・設定・保守を行う必要がありますが、自社オフィスよりも遥かに高い可用性とセキュリティを実現できます。 クラウドサービスやホスティングと比較す ...
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安否確認システム(あんぴかくにんしすてむ)

安否確認システム とは 安否確認システムとは、大規模災害や緊急事態が発生した際に、企業や団体が従業員や関係者の無事を迅速に確認するために利用するITシステムです。主に地震、台風、感染症拡大などのリスク発生時において、従業員の安否や現在の状況(自宅待機、出社困難など)を把握するために導入されます。 多くの安否確認システムは、緊急時に一斉連絡メールやプッシュ通知を送信し、受信者が自分の状況を選択・回答することで情報を集約します。また、Web管理画面やスマートフォンアプリを通じてリアルタイムで回答状況を確認できる機能や、未回答者への再通知機能なども備えています。 このようなシステムは、事業継続計画( ...
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BC(びーしー)

BC とは BCとは、「Business Continuity(ビジネス・コンティニュイティ)」の略で、日本語では「事業継続」または「事業継続性」と訳されます。IT分野においては、災害、システム障害、サイバー攻撃などの非常時においても、重要な業務を中断せずに継続させる、または迅速に復旧させるための計画や体制を指します。 BCは通常、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)という形で策定され、企業が緊急時にどのように対応すべきか、どの業務を優先的に復旧させるべきか、代替手段は何かなどが文書化されます。これには、ITインフラの冗長化、バックアップの運用、クラウドサー ...
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チャットボット(ちゃっとぼっと)

チャットボット とは チャットボットとは、「チャット(会話)」と「ボット(ロボット)」を組み合わせた言葉で、主にテキストベースの対話形式でユーザーと自動的に会話を行うプログラムのことを指します。AI(人工知能)や自然言語処理技術を活用して、人間の質問に対して適切な回答を自動生成し、カスタマーサポートや情報提供などの用途で広く利用されています。 企業のWebサイトやアプリケーション、SNS(例:LINE、Facebook Messenger)などに組み込まれ、ユーザーからの問い合わせ対応、予約受付、商品案内などを自動化することで業務効率化と24時間対応を実現しています。単純なルールベース型と、機 ...
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Flash(ふらっしゅ)

Flash とは Flashとは、アドビシステムズ(Adobe Systems)が提供していたマルチメディアプラットフォームです。主にWebブラウザ上でアニメーション、音声、動画、インタラクティブなコンテンツ(ゲームやアプリケーションなど)を表示・再生するために利用されていました。1990年代後半から2010年代前半にかけて広く使われており、ActionScriptというスクリプト言語を使って動的な処理が実装されていました。 しかし、Flashはセキュリティ面での脆弱性や、スマートフォン(特にiOS)での非対応、HTML5などの代替技術の登場により次第に使用が減少し、Adobeは2020年12 ...
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ギガバイト(ぎがばいと)

ギガバイト とは ギガバイト(GB)とは、データ容量の単位の一つで、1ギガバイトはおよそ10億バイト(1,073,741,824バイト)に相当します。ストレージ容量やファイルサイズ、メモリ容量の表記に広く用いられ、IT機器の仕様確認やシステム設計に必要不可欠です。 企業では、データベース管理、クラウドストレージの利用、サーバ構成の検討など、さまざまな場面で容量単位として意識されます。発注担当者は、扱うデータ量や将来的な拡張性を考慮して、適切なストレージ容量を選定することが重要です。 初めてプロジェクト担当者になった方向け プロが教える「IT基礎知識・用語集」プレゼント この資料でわかること ・ ...
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SFA(えすえふえー)

SFA とは SFA(Sales Force Automation)とは、営業活動を効率化・自動化するためのシステムやツールです。顧客情報管理、商談状況の記録、営業スケジュール管理、レポート作成などを一元管理でき、営業プロセスの可視化と効率化に貢献します。 企業では、営業チームの活動の最適化や情報共有に活用され、受注率の向上や営業戦略の改善につながります。発注担当者は、既存のCRMや業務フローとの連携、操作性や導入コストを考慮してSFAの導入を検討することが重要です。 初めてプロジェクト担当者になった方向け プロが教える「IT基礎知識・用語集」プレゼント この資料でわかること ・システム開発の ...
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MDM(えむでぃーえむ)

MDM とは MDM(Mobile Device Management)とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を一元管理するためのシステムです。端末の設定、アプリ管理、セキュリティポリシー適用、リモートワイプなどを行い、企業の情報漏えいリスクを低減します。 企業においては、テレワークやBYOD(私物端末の業務利用)対応に欠かせないツールです。発注担当者は、管理対象端末の種類やセキュリティ要件、運用体制に応じてMDMの導入を検討することが重要です。 初めてプロジェクト担当者になった方向け プロが教える「IT基礎知識・用語集」プレゼント この資料でわかること ・システム開発の流れ ・専 ...
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ファイアウォール(ふぁいあうぉーる)

ファイアウォール とは ファイアウォールとは、ネットワークの内外を監視し、不正アクセスや攻撃からシステムを保護するセキュリティ機器です。パケットフィルタリングや状態監視により、許可された通信のみを通過させることでネットワークを安全に保ちます。ハードウェア型やソフトウェア型があります。 企業においては、インターネット接続やクラウドサービスの利用時に必須の防御手段です。発注担当者は、通信ポリシーやセキュリティ要件に応じて適切なファイアウォールを選定し、導入・運用することが重要です。 初めてプロジェクト担当者になった方向け プロが教える「IT基礎知識・用語集」プレゼント この資料でわかること ・シス ...
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