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ARアプリの開発にかかる費用相場とは?開発方法・コンテンツ別に解説

ARアプリを使う人

AR(拡張現実)を使ったアプリは、ビジネス向けにも利用が広まっています。また、一般消費者向けにもさまざまなARアプリが提供されており、こちらの開発に関してもさまざまな企業が参入しています。ARアプリを開発するには、その費用や方法などを把握して吟味を行う必要があるでしょう。今回はARアプリ開発の費用相場を開発方法・コンテンツ別に解説しながら効果的なアプリ活用方法まで解説していきます。

 

目次

 

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ARアプリ開発の費用相場

ARアプリ開発には、それぞれ次のような費用が発生します。

 

●外注した場合

規模や機能にもよりますが、ARアプリ開発を外注した場合、1,000万円もしくは2,000万円以上かかることもあります。外注を検討する場合は、「人月」を理解しておくと便利です。ここでいう人月とは、外注した場合に動く外部の人員に発生する人件費に、開発期間をかけて総合的な費用を算出したものです。

当然、開発規模が大きくなると人員も期間も増えるので費用は一気に増えるでしょう。人月で概算できるようにしておくと、予算のめどが立つのでシミュレーションに用いることをおすすめします。ARアプリ開発を外注したい方は、以下のページでご紹介しているので参考にしてください。

 

●内製した場合

自社で内製を行う場合は、まず開発が可能な人員が確保できているかどうか確認する必要があります。確認ができたらエンジニアやプログラマー、ディレクターといった役割ごとに人員を割り振って作業に当たっていきます。

費用相場は給与によって変わってきますが、それぞれの人員へ払っている給与を計算した後、「給与×開発期間」で計算すれば概算は可能です。人員がすでにそろっていれば内製のほうが費用を抑えられるケースがあります。初心者でもARが制作可能なサービスはあるので、そういったサービスで実現できるレベルのものであれば内製でも十分対応できるでしょう。

ただし新規雇い入れまで考えると手間とコストが発生します。またスキル具合によっては開発期間が延び、想定どおりのシステムができあがらないケースもあるので注意していきましょう。

アプリの開発費用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

「アプリ開発の費用相場は?種類や機能による違いもチェック」

 

ARアプリの開発は内製のほうがお得?

●自社開発を行う場合のメリット

  • ARアプリ開発に関するノウハウがナレッジとして蓄積される

  • 外注するよりも人員がそろっていればコスト削減可能

  • 社内の意見を柔軟にARアプリへ反映できる

 

●自社開発を行う場合のデメリット

とはいえメリットばかりとは限らず、次のようなデメリットが生じる点には注意が必要です。

  • ARアプリ開発をメインとして考えない場合は手間になる

  • 内製できるだけの人員がそろっていないとコストが増加する

  • ARアプリの制作方向性がぶれる危険がある

 

●外注する場合のメリット

一方、外注でARアプリ制作を依頼すると、どのようなメリットが得られるのでしょう。

  • 自社で開発をする際に必要な管理や開発工程に関する手間が必要ない

  • エンジニアやプログラマーなどに関して専門家を用意できる

  • 運用や保守まで依頼できる

 

●外注する場合のデメリット

反面、次のようなデメリットも挙げられます。

  • 丸投げすると方向性の違うARアプリができる危険がある

  • 開発依頼費用が抑えにくい

  • 運用や保守まで依頼できても柔軟に対応してくれない可能性がある

つまり、自社のARアプリで達成したい目的や将来の展望などによって、どちらが得かは変わってくるということです。両者のメリット・デメリットを比較して最適な方法で開発を進めてみてください。

 

アプリの形式で費用相場は変わる?

続いては、アプリの形式ごとにARアプリの開発費用相場をご紹介します。

 

●ARアプリ(ネイティブアプリ)

ARアプリをGoogle Playといったアプリストアで配信できるネイティブアプリとして開発する場合は、次のような費用が発生してきます。

  • アプリストア配信料金

  • 販売手数料

アプリストア配信料金よりも注意すべきなのは、販売手数料です。これは、利益が多いほど大きく手数料が発生するからです。事業が成長中の場合は利益が目減りしない工夫をする必要がありますが、iOSではApp Store以外でのアプリインストールが原則禁止されているなどの厳しさもあり工夫が難しいのもネックです。もちろん、将来的には手数料が下がる可能性もあります。また、中小の組織と認定された事業者は手数料が15%に引き下げられるなど特典を受けられるので、うまく申請して利益を確保してみてください。

 

●WebARアプリ(Webアプリ)

現在では、ネイティブアプリを使わなくても、「Google Chrome」といったブラウザを使ってARを利用できるWebARアプリも広まっています。ネイティブアプリよりも高度な機能は実現できませんが、ビジネスユースでは十分活用が可能です。WebARアプリには、ネイティブアプリよりも汎用性が高い、開発費用を抑えやすいといったメリットがあります。

WebARアプリを開発する場合は、次のような費用が発生してきます。

  • 初期費用

  • 月額

  • 年額

  • モデル制作料金

WebARアプリを提供する場合には、販売手数料を考える必要性がありません。好きな決済方法を導入して自由に提供可能です。このため、利用が広がればその分利益に直結しやすいのが特徴です。WebARアプリ制作サービスを利用する場合は、まず初期費用が発生する可能性がある点に注意しましょう。ケースによってはトライアル扱いで0円にしてくれるところがありますが、10万円近く料金が発生するケースもあります。

 

ARアプリとWebARどちらがおすすめ?目的・用途別にご紹介

ここからは、目的や用途別にARアプリとWebARどちらがおすすめなのかをご紹介します。

 

●処理速度や機能性を重視する場合はARアプリ

ARアプリは、WebARと比較して以下のような利点があります。

  • ローカルで起動するので処理速度が速くオフラインでも利用できる

  • カメラ機能へアクセスしたりジャイロセンサーを利用したりといった機能性が高い

インターネットに接続して使うのが前提のWebARはオフラインで利用できませんし、処理速度もARアプリより遅いです。複雑な処理には向きません。例えば、ARアプリとして高い人気がある「ポケモンGO」のように、「キャラクターをリアルタイムで見つけてバトルができる」といったコンセプトのアプリは処理速度や機能性が必要です。こういったコンセプトを実現するには、ARアプリを制作する必要があるでしょう。

 

●提供タイミングが長期間の場合はARアプリ

提供タイミングが長期間の場合は、ARアプリを開発してアプリストアへ提供したほうが有利です。ARアプリを探しているユーザーは、アプリストアで探すケースが多くなっています。WebARアプリでもWeb上でSEO対策などを行い集客はできますが、ARコンテンツのみで上位表示されるというケースはあまりありません。関連する記事を作成して公開する、SNSでも情報発信するといった工夫を行わないと話題が広がりませんし、SEO的にも表示順位が上がらないでしょう。

対してアプリストアを使う場合は、熱心なARユーザーへ訴求できる、アプリストア内のエコシステムを使ってリピーターを作りやすいといったメリットがあります。販売手数料の発生がネックですが、ARアプリを制作して提供したほうが長期的に利益を見込みやすいでしょう。

 

●利用時間が長くこまめに利用されるコンテンツにはARアプリ

ARアプリは利用時間が長く、起動回数が多いようなサービスの提供に効果的です。WebARだと、ずっとオンライン接続しておく必要があるため、離脱が発生する可能性があります。しかしARアプリの場合はオフラインでも使えますし、ユーザー離脱防止にもつながるでしょう。もちろん、技術の進歩によってはWebARのデメリットが解消される可能性があるので、どちらでリリースするかは、よく吟味する必要があります。

 

●アプリをインストールする手間を発生させたくない場合はWebAR

ARアプリでは、アプリストアに遷移してインストールする手間がかかります。一度インストールすれば後は自動でアップデート可能ですが、データ通信量が心配、アプリストアへ移動するのが面倒といった点から離脱するユーザーもいます。その点WebARはWebアプリなので、利用時のデータ通信負担が少ない、アプリストアへ移動しなくてもその場で使えるといった点がメリットです。

 

●開発期間を短くしたい場合はWebAR

WebARでは、開発言語の複数使い分けが必要ない、アプリストア審査が発生しないといった点で開発期間が短くなるメリットがあります。一度作ってしまえば、iOSやAndroidといったOSの区別なくすぐ配信可能です。仮に、「今から1ヶ月や2ヶ月ですぐ提供開始したい」というスピーディーなビジネスにARを活用したい場合は、ARアプリよりもWebARの利用が向いています。いちいち審査が発生しないのでアップデートも楽になるでしょう。

 

●販売手数料が気になる場合はWebAR

WebARには、販売手数料の概念はありません。クレジットカード決済導入時などに決済手数料が発生する可能性はありますが、30%や15%という継続的に発生する販売手数料がないので利益が目減りしにくいです。アプリストアで配信するケースと比較してサポートは受けられませんが、自社でノウハウを蓄積しながら販売利益を向上させられるのがポイントになってきます。実際AR分野ではありませんが、販売手数料を気にしてアプリストアからWeb提供へ方式を転換した事業者も存在します。

このように、目的や用途によって提供すべきARアプリの形式は異なってきます。目的や用途によって提供形式を変えることで開発費用も抑えられるので比較・検討を怠らないようにしてみてください。

 

ARの開発会社を選ぶポイント

ARの開発会社を選ぶ時は、次の点を参考にしてみてください。

  • 自社に関するAR制作実績があるか

  • ARアプリとWebARどちらの開発が得意なのか

  • 見積書の内容が正確か

まず、自社分野と同じような企業でのAR制作実績があるのかが重要です。マーケティングも含めてARコンテンツを有効活用するには、自社分野に詳しい知識やスキルを持った開発会社へ依頼したほうが有利になるからです。公式サイトなどから実績を確認してみてください。

また、ARアプリとWebARでは必要となる知識やスキルが違います。そのためARを提供しているからという点だけで安心せずに、ネイティブアプリ制作とWeb制作どちらでのAR実装が得意なのかを見極めるのも重要です。あらかじめどちらの形式でARを提供したいのか決めている場合は、その形式での開発実績が多い企業へ依頼すると安心でしょう。

このほか、見積書の内容もカギになってきます。こちらの意見をサービス内容へ反映しているか、費用感はこちらの予想を超えていないかといった内容で複数企業を精査すれば、サービス内容と費用が合った企業を選定しやすくなります。確実に企業選定したい場合は、マッチングサービスもおすすめです。

 

VRやMRなどの活用も検討しよう

今回は、ARアプリの開発相場や活用のコツなどを解説しました。

内製にするか外注にするか、またARアプリにするかWebARアプリにするかで費用が変わってきます。いずれにせよ複数の企業から見積もりをもらって比較・検討する工程が重要です。また、昨今はARだけでなくVR(仮想現実)やMR(複合現実)などの技術も進歩しています。細かい解説は割愛しますが、アプリ開発を検討する際は、ARだけにこだわらず「求めるアプリにどの技術が適しているか」を考えることも欠かせません。どの開発会社にすれば良いかわからない…それなら「発注ナビ」にご相談ください。専門家がヒアリングをして貴社のご要望やご状況に合ったシステム開発会社をご紹介します。相談からお見積もりまで、無料で徹底サポートします。

VRアプリの開発費用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

「VRアプリの開発費用はどれくらい?費用の内訳を解説 」

 

 

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