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プラットフォーム開発とは何か?最新トレンドや開発ツールも紹介

プラットフォームのイメージ画像

ビジネスシーンで耳にする「プラットフォーム」は、土台を意味する言葉です。ITにおけるプラットフォームは、例えばソフトウェアを動作させるOSを指しています。またデジタルプラットフォームには3種類あり、スマホアプリやゲーム配信コンテンツなど、どれも私たちの生活に身近に存在しているのがポイントです。今回は、プラットフォーム開発とは何か、最新トレンドや選び方など詳しく紹介していきます。

 

目次

 

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プラットフォーム開発とは

ITにおけるプラットフォーム開発とは、どのようなものか紹介していきます。端的にいえば、モノや情報を提供する場をプラットフォームといいます。プラットフォーム開発とは、プラットフォームを活用してシステムやアプリを開発することです。IT業界におけるプラットフォームは、アプリケーションが動作するのに必要な環境のことを示しています。

プラットフォームという英語は、「壇上」「足場」という意味があり、駅での乗り降りで使うために作られた建物を意味する言葉でした。駅のプラットフォームでは人が行きかうように、ITの世界ではアプリケーションが動作するために必要な環境をプラットフォームというようになりました。プラットフォームには、「基礎」「基盤」という意味もあります。

ITにおけるプラットフォームは、どのアプリケーションから見るかによって対象が変化します。プラットフォームの大元の土台はOSといわれる場合が多く、WindowsなどのOS上で動作するアプリケーションは、Mac OSやAndroid OSでは動作しません。ほぼすべてのアプリケーションは、どんなプラットフォームで動作するかをあらかじめ想定した上で、開発が行われているからです。異なるプラットフォーム上では動作しないのです。

 

開発にプラットフォームを用いるメリット

身近なところに存在しているプラットフォームですが、開発にプラットフォームを用いる場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット デメリット
業務の属人化解消 開発の自由度が低め
業務プロセスを効率化できる 開発経験やノウハウが必要
コストを削減できる プラットフォーム別にできることが異なる
カスタマイズ性が高い

 

●業務の属人化解消

業務の属人化は、多くの企業が抱えやすい課題です。特定の社員のみが持っている情報は、プラットフォームを用いることで、見える化が可能となります。個人が所有している情報や経験が共有されます。プラットフォームを用いることで、「担当者がいないと業務が滞ってしまう」という問題点を解消しやすくなるのは大きなメリットです。

 

●業務プロセスを効率化できる

プラットフォームを用いることで、業務フローや顧客データなどが明確になります。見える化をすることによって、業務プロセスの効率化を図ることができます。業務フローが共有されると進捗状況のチェックも可能となり、今まで気づかなかった課題が見えてきます。浮き彫りになった課題は改善できるのです。

 

●コストを削減できる

プラットフォーム導入で業務の効率化を図ることが可能となると、コストの削減につながります。プラットフォームをクラウド型にすると、サーバーやストレージなどの購入や設置、管理が不要です。プラットフォームの使用料金が毎月発生するだけです。

 

●カスタマイズ性が高い

プラットフォームは業種や形態によって、カスタマイズできます。対象となるマーケットやユーザー層を決定し、目的を持ってカスタマイズします。ターゲットと提供するものを決め、戦略に合ったものを制作するのです。

 

開発にプラットフォームを用いるデメリット

●開発の自由度が低め

使用可能なプログラミング言語が限定される場合には、開発の自由度が低くなってしまいます。自社の業種に合ったプラットフォームもしくは搭載したい機能が容易に実装できるようになっているかを事前に確認してから、導入しなければなりません。

 

●開発経験やノウハウが必要

プラットフォーム開発には、スキルを持ったエンジニアや開発経験、ノウハウが必要です。OSに関する知識を持った技術者がいなければ、開発は難しいといえます。ノウハウがある専門家に依頼するという方法もあります。

 

●プラットフォーム別にできることが異なる

プラットフォームは対象によって動作環境を設定するため、プラットフォームによってできることとできないことがあります。あらゆる環境に対応できるプラットフォームはないといえるでしょう。

 

開発に用いるプラットフォームの例

開発に用いるプラットフォームについて、例を2つ紹介しましょう。

 

●Salesforce

Salesforce(セールスフォース)は、世界シェアNo.1の顧客管理システムです。営業、マーケティング、カスタマーサービスなど、目的に合わせて複数の製品を組み合わせて使えるプラットフォームです。Salesforceが世界シェアNo.1の理由の一つとして、さまざまな機能から必要なものだけを選べることが挙げられます。部署や部門が抱える問題やニーズに合わせて活用が可能です。日本国内で導入している企業は、Panasonic、CAINZなど5,000社、世界では15万社以上です。このSalesforceに関する詳細は、以下のページからご参照ください。

「Salesforce」とは?世界最大級シェアのビジネスアプリで営業力をアップ!

 

●Flutter

Flutter(フラッター)は、Googleが提供するモバイルアプリフレームワークの1つです。一般的に、iOSとAndroidのクロスプラットフォーム開発に使用します。ここでいうクロスプラットフォームとは、iOSやAndroid、Windowsなど異なるプラットフォーム上で動かすことができるプログラムのことです。利便性やコスト面でのメリットがあるため、注目されています。クロスプラットフォームツールの中でも、Flutterの注目度が高くなっています。このFlutterに関する詳細は、こちらをご覧ください。

Flutterとは?基礎知識から具体的な使い方までわかりやすく解説

 

プラットフォーム開発をすぐに行う方法

プラットフォームの開発を行うことによって、業務効率化やコスト削減などさまざまなメリットを得ることができます。

では、すぐにプラットフォーム開発を行うには、どうすれば良いのでしょうか。まずは、開発経験のある技術者やプラットフォーム開発に関するノウハウが必要です。自社に開発や導入のノウハウがない場合は、開発会社への外注を推奨します。おすすめの開発会社については、別ページで詳しく紹介しています

Salesforceの導入支援・改修でおすすめのシステム開発会社7社

Flutterを使ったアプリ開発でおすすめの開発会社10社

 

プラットフォーム開発の将来性

多くのアプリはプラットフォームで動作しており、身近な存在であることはたしかです。スマホのアプリやゲーム機において、プラットフォームは当たり前に存在しています。では、プラットフォーム開発の将来性には、どのようなことが挙げられるでしょうか?

 

●スマホ向けアプリの普及でプラットフォーム開発の将来性は有望

スマホの普及率は、小さい子どもからお年寄りまで年代を問わず増加しています。スマホの台数増加に応じて、アプリのダウンロード数も増加中です。

現在のスマホアプリのプラットフォームは、主にiOSとAndroidの2つです。それぞれ使用するプログラミング言語や開発ツールは異なっています。今後は、iOSとAndroidを同時に開発するというハイブリッド開発が可能になってきます。

また今後もスマホの普及率が上がることが予想されているため、上記以外のプラットフォーム開発の将来性は十分にあると期待できるでしょう。

 

●クロスプラットフォームの導入で、開発の汎用性がアップ

クロスプラットフォームとは、異なるプラットフォーム上で、同じ仕様のアプリケーションを動作させるプログラムのことです。

これまで、プラットフォームはWindowsとMacなどの異なるOS上で動くプログラム開発には、それぞれに対応したツールで個別に開発を行わなければなりませんでした。スマホのアプリでいうと、IOSとAndroidではそれぞれに対応した開発をしなければなりませんでした。クロスプラットフォームはプラットフォームを一元管理できる画期的なプログラムなのです。

 

プラットフォーム開発ツールの最新トレンド

プラットフォームの最新トレンドとして注目されている「ノーコード・ローコード」「マルチプラットフォーム」を紹介します。

 

●ノーコード・ソースコード

プラットフォーム開発ツールの最新トレンドとして注目を集めているのは、「ノーコード(no-code)」や「ローコード(low-code)」と呼ばれているものです。この場合のコードとは、ケーブルのことではなくプログラミングのソースコードを指しています。コードをあまり書かなくてよい、あるいはまったく書かなくてよいツールとして注目を集めています。

ノーコード・ローコード実現のためのプラットフォーム導入が最新トレンドとなっているのです。マイクロソフトでは、「Microsoft Power Apps」「Microsoft 365」が提供されています。これらの特徴は、開発したアプリがスマホでも利用できるという点です。「Lightning Platform」は、Salesforce.comが提供しているプラットフォームです。これは、ノーコードでアプリを開発でき、必要に応じて少量のソースコードを書いて複雑な処理を行わせることもできます。ノーコード・ローコードについては、以下のページでご紹介しています。

「ノーコード開発」とは?ローコードとは何が違うの?

「ローコード開発」とは?ノーコードとは何が違う?

 

●マルチプラットフォーム

マルチプラットフォームとは、AndroidとiOSなどの異なる仕様の機種やOSで動作させることができる環境のことです。マルチプラットフォームは、クロスプラットフォームとも呼ばれています。ソフトウェアをマルチプラットフォーム対応にするための方法は、主に2つあります。

1.プラットフォームごとに作る 同一のソースコードを元にして、対応するそれぞれのプラットフォーム向けに実行可能なプログラムを生成します。同じソフトで「〇〇版」「××版」として販売されているものを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。「Windows版」「Mac OS X版」のように、それぞれに対応するパッケージとして何種類か提供するという方法です。 

2.さまざまなプラットフォームに対応したソフトを開発する

仮想マシンやインタプリンタなどのさまざまなプラットフォームに対応したプログラム実行環境が用意されているプログラミング用語などを用いて、ソフト開発をする方法があります。実行環境が提供されているプラットフォームなら、同じパッケージをそのまま動かせることができます。例としてスクリプト言語によるソフトが挙げられます。

 

最新トレンドに適したプラットフォーム開発ツール例を紹介

●Magic xpa Application Platform

ITトレンドで、2020年及び2021年の2年連続で、年間ランキング第一位のプラットフォーム開発ツールです。ローコード開発ツールの実績No.1を誇っています。Webやモバイル、デスクトップのビジネスアプリケーションを簡単かつ迅速に作成できる、ローコード開発ツールです。「開発に伴うコーディングが少ない」「カスタマイズが簡単」という点で、開発者の作業コストを削減できます。運用後の保守性が高く、低コストである点も人気の理由となっています。

 

●楽々Framework3

ITトレンド2021年上期ランキング第一位のローコードプラットフォームです。業務にそのまま使用できる部品を組み合わせるだけで、簡単にWebアプリの開発ができます。サポートは、セミナー、オンライン、訪問、交流会と充実かつ手厚いため安心です。

 

●ASTERIA Warp

アステリア株式会社が提供している、プログラミングが不要なノーコードシステム連携開発ツールです。ASTERIA Warpは、専門的な技術者向けではなくより多くの人に使ってもらうことを念頭において設計されました。そのため、既存のデータベース、ファイルシステム、各種業務システム、各種クラウドサービスと簡単に接続、連携できるデータ連携ミドルウェアです。9,500社以上の企業での導入実績があります。

 

プラットフォーム開発ツールの選び方

プラットフォーム開発ツールを選ぶ際には、次の3つの点に注目する必要があります。

  1. 開発目的にあったツールかどうか
  2. 開発・動作環境に適しているか
  3. サポート体制は充実しているか

多くの製品がリリースされているので、プラットフォーム開発の目的は何かを明確にして製品を選ぶべきです。開発中のトラブルに対応できるように、サポート体制が充実していることも重要です。どのようなサポート体制なのか、24時間365日対応なのかを調べておくと安心です。

 

プラットフォーム開発はサポートも確認が必要

プラットフォーム開発は、スマホなどのモバイルツールを使っている人にとっては身近な存在だということがおわかりいただけたでしょうか。もともとはある特定のOSでのみ動作させることが可能でしたが、クロスプラットフォームによって異なるプラットフォーム上で、同じ仕様のアプリケーションを動作させることもできるようになりました。

プラットフォーム開発を行う際には、目的を明確にして製品を選ぶことをおすすめします。サポート体制についての確認も忘れないようにしましょう。

発注ナビでは、専門コンシェルジュによる詳細なヒアリングで、最適な開発会社の紹介が可能です。プラットフォーム開発のパートナー探しにお役立てください。

 

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