
インターネットが普及し、誰もがスマホやパソコンで手軽にWebサイトを見られる時代になりました。一方で、Webサイトとホームページの違いをよく理解していない方もいるかもしれません。同じ意味に捉えられることが多いですが、これらは違う意味を持つ言葉です。また、Webサイトにはさまざまな種類があり、それぞれ目的が異なります。効果的に運用するためにも、Webサイトの種類について把握しておくことが大切です。
今回は、Webサイトの種類やホームページ、SNSといった類似する言葉の違いについて詳しくご紹介します。
目次
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Webサイトとは?

Webサイトとは、トップページやお問い合わせページなど、複数のページがまとまったWebページを指す言葉です。一冊の本に目次や本文、あとがきなどがまとめられているイメージで考えるとわかりやすいでしょう。「site」には「敷地」や「場所」といった意味があります。
Webサイトは、複数のWebページによって構成されています。Webサイトの構成を俯瞰して表しているのがサイトマップです。サイトマップは、Webサイトの仕組みにおいて大切な部分といえます。Webサイトは単純にページが並んでいるのではなく、階層になっているのが特徴です。一般的に、Webサイトの最上階層にあるのが、トップページで、その下に「会社案内」「事業内容」「お問い合わせ」などの項目が並んでいます。また、WebサイトはURLやドメインとも大きくかかわっています。以下で詳しくご紹介します。
●WebサイトとURLの関係
URLとは「Uniform Resource Locator」の略称です。Webサイトを構成するファイルやページの場所、情報を表す言葉です。Webサイトがインターネット上のどこにあるかを示す「住所」であり「アドレス」と呼ばれることもあります。URLはWebサイトによって固有のものが割り当てられるため、同じものは存在しません。Webサイトを構成する各ページには、共通のURLが付いており、ページごとにベースとなるURLの後に付く表記が異なります。
●Webサイトとドメインの関係
WebサイトのURLは、「https://www.」という表記の後に、それぞれ固有の文字が入ります。この「www.」以降に入るのがドメイン名です。新たにWebサイトを立ち上げるためには、ドメインを取得する必要があります。基本的にWebサイトの運営者が独自に決められる点が特徴として挙げられます。
Webサイトの歴史

インターネットは、1969年に誕生しました。この時はまだWebサイトという形ではなく、ネットワークの実験として通信が行われたと記録されています。その後、少しずつ進化を遂げていき、1991年にイギリス人のティム・バーナーズ=リー博士によって、世界で初めてのWebサイトが公開されました。当時のWebサイトは非常にシンプルでしたが、多くのリンクが設置されており、それぞれのページにアクセスできるような仕組みでした。また、Webサイトの公開と併せて、Webサイトを閲覧するための「WWWクライアント」というブラウザも発表しています。仕組みを無料で公開したことで多くのユーザーがカスタムできるようになり、現在のWebサイトへと発展を遂げていきます。
Webサイトの種類

Webサイトは、主に以下の表にまとめた9つの種類に分類されます。
| サイトの種類 | 概要 |
|---|---|
| オウンドメディア | 企業によって運営される情報メディア化したWebサイト |
| ECサイト | 商品を販売することを目的としたWebサイト |
| コーポレートサイト | 企業のオフィシャルWebサイト |
| 採用サイト | 採用活動に特化したWebサイト |
| ポータルサイト | 各ページの入り口となるWebサイト |
| サービスサイト | サービスや商品を紹介するWebサイト |
| プロモーションサイト | 特定のサービスや商品のプロモーションに特化したWebサイト |
| ブランドサイト | 商品やサービス、企業自体の魅力を伝えるWebサイト |
続いては、これらのWebサイトについて種類ごとに詳しくご紹介します。
●オウンドメディア
企業が保有して運用する情報メディアを「オウンドメディア」といいます。具体的には、Webマガジンやブログのように読み物形式のタイプや情報サイトなどです。自社からユーザーに向けて情報を発信するというスタイルであり、有益な情報を伝えることで商材を広く認知してもらうのが目的です。従来は他社に広告費を支払って掲載したり、取材を受けたり、などのパターンが一般的でしたが、オウンドメディアであれば自社で発信できるため、コストパフォーマンスが優れているといえます。
●ECサイト
ECサイトの「EC」は、電子商取引を意味する英語「Electronic Commerce」を略した言葉です。名称のとおり、インターネット上でショップを展開することを指します。「Web shop(ウェブショップ)」といわれることも多いです。商品の販売から決済に至るまでの工程が、Webサイト上で完結する点が特徴として挙げられます。
実店舗とは異なり営業時間や休業日などは基本的にありません。時間や場所を選ばずに取引が行える点は、大きな魅力です。また、海外展開しやすいという点もメリットの1つといえます。
●コーポレートサイト
企業が開設するWebサイトとして代表的なのが「コーポレートサイト」です。企業のオフィシャルサイトであり、インターネット上の顔としての役割を果たします。基本的に企業の概要や業務内容、企業理念、沿革などのさまざまな情報が掲載されています。商品やサービスを販売するためのWebサイトというよりは、取引先や顧客に対して確かな情報を伝え、信頼度を上げることを目的としているサイトといえるでしょう。
●採用サイト
採用サイトはその名のとおり、採用活動を目的に作られたサイトです。コーポレートサイト内に採用ページが設けられることもありますが、採用サイトは求職者をターゲットにしていることから、公式ページとは別に設けられることもあります。コーポレートサイトよりも、求職者に対して具体的な採用に関する情報を伝えられるため、よりマッチした人材を採用しやすいというメリットがあります。
●ポータルサイト
ポータルサイトは、複数のWebページへの入り口になる大規模なWebサイトのことです。具体的に、天気予報やニュースなど多様なコンテンツやサービスをまとめた「総合ポータルサイト」やECサイトが集まった「ショッピングポータルサイト」などが挙げられます。なお、企業におけるポータルサイトでは、商品や自社の紹介だけでなく、見込み顧客を獲得するためにさまざまなコンテンツを掲載している点が特徴です。新しいユーザーとの接点を持つための窓口といえるでしょう。
●サービスサイト
企業が提供するサービスや商品に特化したWebサイトをサービスサイトといいます。取り扱うサービスや商品をすべて掲載するのではなく、特定のものに絞られている点が特徴です。基本的に既存顧客や興味を持つユーザーに対して、より深い情報を伝えることを目的としています。商品やサービスに合わせたデザインに仕上げられるため、よりイメージを浸透させやすい点がメリットです。
●プロモーションサイト
マーケティング活動の一環として使われるWebサイトが、プロモーションサイトです。特定のサービスや商品についてWebサイト上で魅力を伝えたり、キャンペーンのお知らせをしたりします。また多くのユーザーを対象にするのではなく、対象ユーザーを絞ることで、ユーザーにサービスや商品を訴求しやすくなるメリットもあります。
●ブランドサイト
ブランドサイトとはサービスや商品だけでなく、企業そのものの魅力をまとめたWebサイトのことです。テレビCMや雑誌広告に近い意味合いがあり、それらより深く魅力や世界観を伝えてブランディングを図る目的があります。ブランドイメージが上がると、競合他社との差別化や信頼度アップに繋がるほか、サービスや商品に価値を見出したユーザーの購買意欲を後押しできます。
これからWebサイトの制作を考えている企業は、自社で制作するのではなく外注するのも1つの方法です。ただし、数ある開発会社の中から自社に適した会社を見つけるのは難しいことだといえるでしょう。そこでおすすめなのが発注ナビです。発注ナビでは専門知識を持ったスタッフが最適な開発会社をご紹介いたします。外注する際は、ぜひ発注ナビをご利用ください。
Webサイトと似ている言葉やサービスとの違い

Webサイトによく似た言葉として「ホームページ」「SNS」「Webページ」「ブログ」「Webサーバ」「Webアプリケーション」などが挙げられます。いずれもインターネットを介したサービスであり、混同して使っている方も少なくないでしょう。続いては、これらの4つのサービスとWebサイトとの違いについて詳しくご紹介します。
●Webサイトとホームページの違い
ホームページは、拠点となるページのことを指す言葉であり、もともとはWebサイトのトップページという意味で使われていました。つまり、ホームページはWebサイトのような、サイト全体を指す単語ではありません。
●WebサイトとSNSの違い
SNSは「Social Networking Service」の頭文字を取った言葉です。コミュニケーションを目的としたサービスのことを指します。Webサイトは情報が蓄積されるものであり、必要な情報にアクセスできる「ストック型メディア」と呼ばれています。一方で、SNSは「今」起きていることを拡散する「フロー型メディア」です。このことからSNSは、最新の情報を広く認知させる目的として使われることに長けています。
●WebサイトとWebページの違い
Webページは、ブラウザに表示される単体のページのことを指す言葉です。一方でWebサイトは、Webページを集めて構成されるものになります。Webページとホームページを同義として使うケースもありますが、本来は異なるという点は覚えておきましょう。
●Webサイトとブログの違い
ブログとは、Webサイトに記録する情報のことを指します。企業や個人の情報を発信する場所として使われることが多いです。Webサイトよりも身近な存在であり、日記感覚で気楽に読める点がメリットとして挙げられます。なおWebサイトはWebページを集めたものであり、ブログもその一部です。
●WebサイトとWebサーバの違い
Webサイトは、画面に表示される文章や画像などの「目に見える内容」であり、Webサーバは、その内容を保存し、必要なときに届けるという役割の違いがあります。 Webサーバとは、Webサイトを作っている文章や画像、デザインの情報などを保管している「置き場所」であり、それらを利用者に届ける役割を持つ仕組みです。
ユーザーが、スマートフォンやパソコンのブラウザでURLを入力すると、Webサーバは、そのURLに対応したデータを探し出し、ページの文章や写真、レイアウトの情報をブラウザに送り返します。 ブラウザは、受け取った情報を組み立てて、ユーザーが見やすい形のWebページとして画面に表示します。
●WebサイトとWebアプリケーションの違い
Webアプリケーションとは、プログラムを動かしながら画面の内容を変えるサービスのことです。 ユーザーがボタンを押したり、文字を入力したりすると、その情報がサーバに送られ、サーバ側で処理が行われ、その結果に応じた画面が新しく作られて、ブラウザに表示されます。 この仕組みによって、ユーザーごとに表示される内容を変えたり、操作に応じて次に表示されるページを切り替えたりすることができます。
Webアプリケーションの代表的な例として挙げられるのは、ECサイトやSNSです。 ネットショップでは、選んだ商品や購入履歴に応じておすすめ商品が表示され、SNSでは、ユーザーの投稿や「いいね」といった操作がすぐに画面に反映されます。
Webアプリケーションは、サーバが状況に応じて情報を作り出し、送り返しているのが特徴です。 単に情報を見るだけのWebサイトとは違い、ユーザーが操作に参加し、その結果がすぐに反映される点が、Webアプリケーションの大きな特徴だと言えるでしょう。
Webサイトの作り方

Webサイトの作り方としては、大きく分けて以下の4つの工程があります。
- サーバを用意する
- ドメインを取得する
- CMSを選択する
- Webページを作成する
それぞれの工程について、詳しく解説します。
●サーバを用意する
Webサイトを作るには、まずそのサイトを置くための「サーバ」を用意する必要があります。 サーバとは、インターネット上でWebサイトのデータを保管し、ユーザーからアクセスがあったときに、その情報を届ける役割を持つコンピューターのことです。 サーバには主に、オンプレミスサーバ、クラウドサーバ、レンタルサーバの3種類があります。
|
サーバの種類 |
特徴 |
|
オンプレミスサーバ |
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|
クラウドサーバ |
|
|
レンタルサーバ |
|
自社の用途に合ったサーバを選択しましょう。
●ドメインを取得する
次に、ドメインの取得を行います。 ドメインとは、インターネット上でWebサイトの場所を示す「住所」のようなものです。
ドメインという住所を取得し、「この場所にこのWebサイトがあります」とインターネット上に知らせることで、ユーザーや検索エンジンが正しくWebサイトにアクセスできるようになります。
ドメインの取得方法は、以下の通りです。
- ドメイン名を決める(.com:企業・個人問わず定番、.jp:日本向けサイト、.net:ネットワーク関連、.org:団体向け)
- ドメイン取得サービスで空き状況を確認する
- 利用できるドメインを申し込む
- 料金を支払って取得する
- サーバとドメインを設定して紐づける
●CMSを選択する
Webサイトを一から作る場合、HTMLやCSS、PHPなどの専門的な知識が必要になります。 しかし、こうしたWebに関する知識がなくても、簡単にWebサイトの作成や管理ができるようにした仕組みが、CMS(コンテンツ管理システム)です。 CMSを使えば、画面操作だけでページの作成や更新ができ、初心者でも扱いやすいのが特徴です。 WordPressやWixなど、さまざまなCMSがあるため、サイトの目的やデザインに合ったものを選びましょう。
●Webページを作成する
自社サイトを作る際は、使用するCMSを決めた後に、掲載するコンテンツの作成に取りかかります。 Webサイトには、目的に応じた複数のページが必要です。 訪問者が最初に見るトップページをはじめ、自社の商品やサービスを紹介するページ、会社概要のページ、さらに利用規約やコンプライアンスなどの情報を掲載したページを用意します。 これらのページを整えることで、訪問者にとって分かりやすく、信頼性のあるWebサイトになります。
Webサイトを作る時の注意点

企業や商品、サービスをPRするうえで欠かせないWebサイトですが、単純に作成したからといって効果が得られるものではありません。効果をしっかり出していくために、まず大切なのが、Webサイトを作る目的を明確にしておくことです。Webサイトにはさまざまな種類があり、目的ごとに使い分ける必要があります。ターゲットがはっきりしていないと、高い効果は期待できません。
そのほか、ユーザビリティを高めることも大切です。閲覧者がWebサイトの構造を把握できるよう、トップページからの流れを示す「パンくずリスト」を設置することでユーザビリティを高められます。また、離脱を防ぐためにも、ページの表示速度も確認しておきましょう。
Webサイトの制作を外注する際は、制作会社がどのようなサイトの制作を得意とするかを見極めましょう。
コーポレートサイトやECサイト作成に長けた企業など、得意とする案件は制作会社ごとに違いがあります。
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Webサイトに関するよくある質問(FAQ)
Q. Webサイトとはどのようなものですか?
Webサイトとは、トップページやお問い合わせページなど、複数のWebページが一つにまとまった集合体のことです。インターネット上の「住所」となるドメインを持ち、一冊の本のように目次(トップページ)や各章(個別ページ)で構成されています。
Q. Webサイトにはどのような種類がありますか?
主な種類として、コーポレートサイト、ECサイト、オウンドメディア、採用サイト、ポータルサイト、ブランドサイトなどがあります。それぞれ「企業の信頼性向上」「商品の販売」「情報発信」「人材確保」といった、サイトごとの目的に合わせて使い分けられます。
Q. Webサイト・ホームページ・Webページの違いは何ですか?
Webサイトは「サイト全体」、Webページは「個々の単体ページ」、ホームページは本来「ブラウザ起動時のページやサイトのトップページ」を指します。現在はホームページという言葉がWebサイト全体を指す言葉として広く使われることも多いですが、厳密には構成単位が異なります。
Q. Webサイトを作成するための基本的な工程を教えてください。
主な工程は、サーバーの準備、ドメインの取得、CMSの選定、そしてコンテンツとなるWebページの作成の4段階です。まずデータを置く場所(サーバー)と住所(ドメイン)を確保し、管理システム(CMS)を通じて内容を構築していきます。
Q. 効果的なWebサイトを作るための注意点は何ですか?
制作の目的(ゴール)とターゲットを明確に定め、ユーザーが使いやすい設計(ユーザビリティ)を徹底することが重要です。具体的には、ページの表示速度の改善や、現在地を示すパンくずリストの設置など、訪問者がストレスなく情報を得られる工夫が求められます。
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