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発注ナビで出会えた「心強いパートナー」。煩雑なライセンス管理の自動化を実現

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ますますニーズが高まる情報セキュリティ対策。その中でも注目されるのがUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)だ。UTMは、複数の異なる情報セキュリティ対策のための機能を1つのハードウェアに統合して、集中的にネットワークの管理を行うための製品で、安全で安心なコンピュータネットワークを構築するのに欠かせない機器の一つである。

海外メーカー製UTMの卸売販売を手掛ける専門商社である株式会社宝情報では、海外メーカー制のUTMの販売だけでなく、サポート体制も構築しているが、販売先の国内ユーザーと、製造元の海外メーカーの間に立ち、ユーザー/ハードウェア/搭載ソフトウェアを紐付け、自社で管理しなければならないという悩みを抱えていた。

その課題をシステムソフトウェアの力で解決したのが、コンサルティング会社を母体に持ち、コンサルティングから開発・運用までをワンストップで提供するレールコンサルティング株式会社だった。この両社は、いかにして出会い、どのように課題を解決していったのか。今回、宝情報の佐々木二郎氏、レールコンサルティングの宮崎克也氏に伺った。

 

ライセンス管理のため海外ベンダー製品の製品番号とユーザー情報を手元で管理したい!

――宝情報さんはどのような事業を展開していらっしゃるのでしょうか?

宝情報 佐々木氏 当社は国内の販売代理店様向けにセキュリティ製品を提供する専門卸売商社で、さまざまなセキュリティ製品がある中、当社が主に取り扱っているのがUTM製品です。いろいろなベンダーのUTM製品を扱っていますが、特に、世界トップクラスのインターネット・セキュリティ専門企業であるCheck Point社の中小企業向けUTM製品においては、国内販売台数でトップクラスの実績を誇っています。

ところが、セキュリティ製品は非常に専門的で、わかりづらい面があります。当社のお客様には、ソリューションプロバイダー様のように情報セキュリティ面に詳しい企業もいらっしゃいますが、そうではない、オフィス機器や事務機器販売を中心とされている企業もいらっしゃいます。そこで当社では、自社でサポートセンターを運営し、技術サポートを行いながら販売を行っています。

 

――そうしたビジネスを展開する上で、今回、どのような課題があったのでしょうか。

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株式会社宝情報
経営企画部 マーケティング課
課長 佐々木二郎氏

佐々木氏 UTM販売時に、搭載するソフトウェアについて、メーカーが発行するライセンスをお客様に手配しなければならず、また、アップデート時も同様なため、お客様と、製品の製造番号、そしてソフトウェアライセンスを紐づけてデータベースに登録し、販売後も管理しなければなりません。一連の作業は複雑なため、熟知している人の手による部分も多くありました。しかし、取引量が増えるに従い、人の手が入ることによって生じるミスや遅延の可能性も少しずつ増えてきたため、自動化の必要性を感じていました。

今回は、特定のご販売形態に特化したシステムという位置づけです。その後、汎用的なシステムも構築できればと考えています。

 

ざっくりとした要件でも発注先を探せるサービスとして発注ナビを選択

――今回、システム開発会社探しで発注ナビをご利用くださいましたが、そこに至る経緯をお聞かせください。

佐々木氏 当社には、自社のシステム開発でお付き合いのある開発会社さんがいなかったので、今回、新規で探す必要がありました。課題は明確だったものの、要件定義がしっかりできていたわけではありません。案件情報をお出しする際に、お客様がWebからお申込みができるようなものをイメージしていたので、Webアプリケーションシステムとはしたものの、実際、どのようなシステムが適しているのか、どのような開発会社さんにお願いすればよいのかも分からない状況でした。そこで、ざっくりとした要件を記載して発注先を探せるマッチングサービスの利用を検討したのですが、最初に目にしたのが発注ナビでした。

 

――そこで手を挙げられたのがレールコンサルティングさんですが、レールコンサルティングさんは、普段、主にどのような開発を手掛けていらっしゃるのでしょうか。

レールコンサルティング 宮崎氏 開発領域は、各種業務システムの開発、Webサービスの構築、Web情報分析ツールの開発、ネットワークの構築、リモートデスクトップ環境の構築、各種Webマーケティングなど、多岐にわたっています。当社はコンサルティング会社が母体で、お客様のご相談に乗るところからスタートすることが多く、システム開発に当たっては、お客様からお話を伺うことを大切にしています。したがって、要件が定まっていないというお客様に対する要件定義は、むしろ当社の得意とするところです。また、課題も漠然としているというお客様には、別途コンサルティングをお申込みいただければ、踏み込んだ業務分析や潜在的課題の掘り起こし、システム導入による業務効率化といった、総合的なご提案も行っています。

 

――社名にもコンサルティングとあるのは、そういう御社の強みを表しているのですね。

宮崎氏 もちろん開発の部分も抜かりはありません。技術力は当然として、このヒアリングやシステム提案の部分が当社のプラスアルファの強みということです。たとえば、一流レストランのシェフが、包丁さばきや味付けといった調理技術が高く、食材の知識も豊富なのは当然のこと。その上で、お客様の好みや、どういう種類の食事会かによって最適なメニューを構成していきます。しかも当社では、経験豊富な開発担当者が直接お客様の課題やご要望をヒアリングしていますので、コンサルタントとエンジニアの間で伝言ゲームのような齟齬が発生せず、かゆいところに手が届くようなシステムの開発をご提供しています。

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●ライセンス管理システム
Web画面からUTM販売先の企業がライセンス取得のための申請が行えるシステム。

 

技術説明に終始するのではなく「一緒にやりたい」と思わせるスタンスが決め手に

――今回の宝情報さんの案件にエントリーした理由は、どのようなところにありましたか。

宮崎氏 当社はWebアプリケーションシステムの開発案件にはすべてエントリーしています。宝情報さんの案件は、課題の部分が他の案件に比べても具体的だったので、積極的に手を挙げさせていただきました。

 

――宝情報さんには、発注ナビから5社ご紹介させていただきました。最終的にレールコンサルティングさんを選ばれた決め手はどこにあったのでしょうか。

佐々木氏 ご紹介いただいた5社とは、いずれもWeb会議で打合せをさせていただきました。当社の要望をお伝えし、概算の見積りをいただいたのですが、予算的に見合う中にレールコンサルティングさんがありました。しかも打合せで技術説明に終始する業者も少なくない中で、レールコンサルティングさんは私たちの要求に対して「こういうことができますよ」というご提案でした。システム開発会社というより、一緒にやりたいことを実現していくパートナーのようなスタンスがとても好ましく感じました。我々も専門家でないので、要望をうまく伝えられないこともあります。そうした部分も、しっかりと汲み取ってもらえそうだという安心感がありました。

 

――レールコンサルティングさんは、どのようなご提案をされたのですか。

宮崎氏 ご提案したシステムは一般的なWebアプリケーションシステムです。ただし、当社の経験などを踏まえて、DBのテーブル設計やリレーションは、こうしておいた方が良いということは盛り込ませていただきました。また、最初は特定のお客様向けのシステムということだったので、UIなどは華美なものは避け、その分、画面はシンプルにして分かりやすいものとし、開発工数を押さえることでご予算のニーズにもお応えしました。

 

――今回の開発で苦労されたところはありますか。

宮崎氏 技術面で苦心したところは特にありませんでした。ただ、開発の過程で、後から出てきた要件や仕様への対応で、やや苦戦したところはあります。たとえば、情報セキュリティ周りは、当初、一般的な業務システムとしては十分なセキュリティを担保したつもりでしたが、それでは足りないというご要望があり、さらなる強化を図りました。

佐々木氏 その節は、大変ご迷惑をおかけしました(苦笑)。お客様である販売店様からのご要望で、追加の要件が発生してしまい「また、こんなのが出てきちゃったけれど、どうしよう……」という感じでした。けっこう無茶なお願いもしてしまったのですが、快く対応してくださったので、とても助かりました。2021年3月に本番稼働を開始しましたが、問題なく運用できており、とても満足しています。

 

次のシステムやコーポレートサイトの構築もレールコンサルティングさんにお願いしたい

――今回の開発を通じて、宝情報さんにとってのレールコンサルティングさんの印象はいかがでしたか。

佐々木氏 とにかく打合せがスムーズに進んだのは好印象でした。専門的な部分は分からない私たちは、ただやりたいことだけを伝えていったのですが、それを丁寧に聞き取ってくださり、システムの全体設計もしっかりと提案していただきました。打合せの回数自体も、かなりの数に上りましたが、根気よくお付き合いしていただいたことも、心強い限りでした。何でも相談しながら、一緒にシステムを作り上げていける会社という当初のイメージそのままでした。本当にありがとうございました。

宮崎氏 こちらこそありがとうございました。

 

――この後は汎用版の開発が計画されているそうですね。

佐々木氏 はい。今回のシステムは特定のお客様向けだったのですが、それを他のお客様にも広げていきたいと考えています。もちろん、次もレールコンサルティングさんにお願いするつもりです。

宮崎氏 実は、当初から今回のシステムの後に汎用版を開発するご予定だと伺っていたため、ある程度、汎用性と拡張性を見込んだ上で設計しています。今回の開発過程や、今後の運用過程で得られた課題を、汎用版にフィードバックしていく準備はできています。

佐々木氏 こうして、いろいろと相談させていただきながら、一緒にシステムを作り上げていけるレールコンサルティングさんと出会えたことはとても幸運でした。発注ナビを使って良かったと思います。いずれは、当社コーポレートサイトのシステム部分なども、ご相談させていただければと考えています。

宮崎氏 ぜひ、よろしくお願いします。

 

■今回学んだ発注が上手くいく3つのポイント

 ◆「やりたいこと」を明確にし、優先順位をつけておく

 ◆最初から手を広げず段階的な導入計画を検討する

 ◆要件ではできるだけ早い段階で固める

 

■関連リンク

株式会社宝情報

レールコンサルティング株式会社

 

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