発注ラウンジは、システム開発の発注に必要な様々なノウハウや発注ナビで実際に開発された発注者様のインタビューなど、発注担当者様のための情報発信サイトです。

外注という言葉は好きではない。(1/3)

 

好きではないというか、嫌いです。
外注すると言う言葉の響き。

こんにちは、発注ナビ編集者の岩崎です。

システム開発やウェブ制作を成功させるためのノウハウを紹介していくのがこの発注ラウンジの目的です。

ただ、このような言い方をすると元も子もないように思われるかもしれませんが、「このポイントをおさえれば確実!」「これだけで毎回上手くいく!」とシンプルにいえるほど、システム開発やウェブ制作の発注は簡単ではありません。

IT・ウェブ業界はどんどん進化していて、それに伴いシステム開発やウェブ制作の技術、ノウハウもどんどん変わっています。「昔はこれだけやれば良かったのに」という話は山のようにあります。

だからまず、ノウハウを発信している私たち自身が日々勉強ですし、また発注会社の皆さんにも、ノウハウを日々蓄積しながら、より良いシステム開発、ウェブ制作を目指していただくしかありません。

 

外注先ではなく、パートナー。
一時的な付き合いに終わるとしても。

ただ、今も昔も変わらないシステム開発発注、ウェブ制作発注のポイントはいくつかあるだろうと思います。私が大事だと思うのは、システム開発会社やウェブ制作会社を自社の大切な「パートナー」として捉え、一時的、短期的にもそういうスタンスでお付き合いすることです。

システム開発やウェブ制作の案件は、一時的なプロジェクトとして数ヶ月で終了することが多く、そうなると、開発・制作会社とは結果的に一時的なお付き合いになるかもしれません。

とはいえ、開発や制作を担当してくれるエンジニアやデザイナーとの人付き合いを、決しておろそかにはできません。「今回はプロに全部任せておけばよいか。正直、長く付き合う取引先でもないし…」といった気持ちも出てくるのが人間というものですが、短期間・一時的な案件ならばむしろ、気を引き締めて、開発・制作会社が気持ちよく仕事をしてくれるよう、発注会社側は配慮する必要があります。「外注先に丸投げ」という最悪の発注パターンは避けなくてはなりません。

私はシステム開発やウェブ制作の「外注」という言葉が好きではありません。「がいちゅう」という言葉の響きがそもそも嫌いですし、開発・制作会社をパートナーとして重視し、尊重している印象を受けない言葉です。

下請けや業者、アウトソーシングといった言葉も同じ部類です。書類上の用語として、または社内で使うのならまだ問題はないと思いますが、社外や取引先に向けて直接使うような言葉ではないと思います。

システム開発やウェブ制作を発注して、「ひどい目にあった」という担当者さんも、中にはいらっしゃることでしょう。そのプロジェクトがうまく行かなかった理由が、開発・制作会社側にあったのか、それとも、発注会社側にあったのか、それは良く分析して見ないと分からないことです。

ただ、私が企業取材をして実感するのは、「発注会社のパートナーとして、お客さんに末永く貢献したい」と考えている開発・制作会社は、実際とても多いということ。そういった開発・制作会社の、仕事に対する誠意や熱意が、どうして発注会社にうまく伝わらないのか、どうしてうまくプロジェクトの成功につながらないのか。問題はいろいろとあるのですが、そのお話は次回で続けたいと思います。

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