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システム開発にはどんな手法がある?それぞれのメリット・デメリットを紹介

ひと括りにシステム開発といっても、実はいくつかの手法があるのをご存知でしょうか。
そこで、ここでは、4つのシステム開発の手法について紹介していきます。
「どの手法が最も優れているか」というわけではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。
今回はそうしたメリット・デメリットについても合わせて紹介しますので、理想のシステムを開発するためには、どの手法が最も適しているのか、じっくりとご検討ください。

 

目次

 


■システム開発における手法について

システム開発の手法の中でも、「ウォーターフォール型開発」、「プロトタイピング型開発」、「アジャイル型開発」、「スパイラル型開発」について紹介していきます。

 

■ウォーターフォール型開発

ウォーターフォールモデルは、システム開発の中でも、最もポピュラーな手法です。その特徴は、要件定義や、外部設計、内部設計、といった工程を、上流工程から下流工程へ順におこなっていくことにあります。これにより、常に計画性を保ち、開発をおこなうことができるのです。各工程が完了するまでは次の工程に進まないという特徴があります。さらに、前の工程には戻らないという手法になるため、工程ごとに成果物を作ることになります。開発工程が水のように流れて進むことから、ウォーターフォールと呼ばれています。

 

■プロトタイピング型開発

この開発手法は、実際に使えるシステムを早い段階で完成させて、そこから修正点などに対応していくという手法です。どんなシステムを作りたいか明確に決まっていない場合には、ひとまず動作するシステムを作りつつ、その都度改善していくという柔軟な対応ができるプロトタイピング型開発が向いているでしょう。

 

■アジャイル型開発

日本語で「素早い」という意味を持つアジャイル。その名の通り、そのスピード感に強みを持つ開発手法です。言葉だけでは、イメージをつかむことは難しいかもしれませんが、アジャイル開発では要件定義や外部設計、内部設計などの工程を少しずつ反復しておこないます。そのため、ユーザーからの要望に応じたアップデートなどに対応しやすい手法だとされています。

アジャイル型開発についての詳しい情報は、
アジャイル開発とは?今さら聞けない開発手法のメリット・デメリット」をご覧ください。

 

■スパイラル型開発

スパイラルモデルとは、一通りの工程を繰り返しおこなうことで、質の高いシステムを開発する手法です。そして、最も特徴的であるのは一通りの工程を終えると、毎回ユーザーからの評価や、工学的分析を参考にし、さらに繰り返し開発をおこなっていくということです。先述したアジャイル型開発と同様に反復型開発にはなりますが、スパイラル型開発の場合には「まだ品質が保証されていない」という段階で発注者からの評価を受けつつ、品質を高めていくというフローになります。この点が、発注者に見せる段階で品質が保証されているアジャイル型開発と大きく異なります。

 

■各手法のメリット・デメリット

4つの開発手法の特徴は、ご理解いただけましたでしょうか。続いて、それぞれの手法のメリット・デメリットも紹介していきます。

 

■ウォーターフォール型開発のメリット・デメリット

最もポピュラーな手法であるため、この手法の経験が豊かな人材が多くいるというメリットがあります。さらに、ウォーターフォールモデルでは、上流工程から下流工程まで、順番に進めていきます。そのため、1つ前の工程が終わっていないのにもかかわらず、次に進んでしまうということがありません。要件定義の段階で作成した計画の通りに開発が進むため、進捗状況の把握が容易であるというメリットも挙げられます。スケジュール管理がしやすいので、大規模なシステム開発にはぴったりの手法です。

一方で、1度どこかで誤りがあった場合は、その工程以降は、すべてやり直さなくてはならないというデメリットがあります。

 

■プロトタイピング型のメリット・デメリット

プロトタイピング型開発のメリットは、理想のシステムのイメージが、具体的につかめていないときにも、対応可能であるという点です。実際に動くシステムを早期に作るため、作りながら随時修正を加えるという柔軟性があります。これにより、理想のシステムのイメージが具体的でない場合にも対応できるのです。

しかしながら、プロトタイピング型開発は、計画性には欠けているというデメリットがあります。また、実際に動くシステム(試作品)を作るのに時間を要するケースが多いので、大規模なシステム開発にはあまり向いていません。

 

■アジャイル型開発のメリット・デメリット

アジャイル型開発は、優先度が高いものから開発をすることができます。そのため、本当にユーザーが望むものを提供できるというメリットが挙げられます。
また、要件における全体像が定まっていないプロジェクトにも対応可能です。優先度が高いものから開発できる点は前述の通りですが、要件が定まったものから開発できるという点も大きなメリットでしょう。例えば、8割程度の要件は決まっていて、残り2割の要件はプロジェクトの進行状況を考慮しつつ並行して定めていくことができます。そのため、短納期での納品が可能になります。スピード感が求められる新規事業などには向いている手法といえるでしょう。

一方で、プロトタイピング型開発と同様に、計画性には欠けているというデメリットがあります。例えば、大規模なシステム開発のときには、計画性は重視される項目です。そうした場合には、このアジャイル型開発は不向きかもしれません。

 

■スパイラルモデルのメリット・デメリット

大規模なシステム開発において、よく利用されるのがこのスパイラルモデルです。この手法だと、繰り返しの修正点に応じて随時アップデートできるため、時代の流れにも対応しやすく最終的には質の高いシステムの開発に繋がります。発注者の要望を取り入れつつ開発を進めていく手法のため、満足度の高いシステムを完成させることができるでしょう。

デメリットは、修正点に対応し、その都度開発をおこなうため、コストが大幅に膨れ上がってしまう可能性の高さが挙げられます。

 

以上、ここまでシステム開発の手法について見てきました。
システム開発をおこなう際には、ここで紹介した内容をぜひご参考ください。

 

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