Spring bootとは?Spring frameworkとの違いは?

システム開発の効率化をはかるためには、プログラム言語に対応したフレームワークの導入が不可欠です。
このフレームワークの中には、Spring bootと呼ばれる「フレームワークを使いやすくためのフレームワーク」が存在します。
今回は、そんなSpring bootでできること、Spring Frameworkとの違いなどを説明いたします。
 

目次

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国5000社以上からご提案

200x200b

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

Spring bootとは、Java言語の環境化で使用できるWebアプリケーションの開発をサポートするフレームワークです。Spring Frameworkに搭載されているフレームワークの1つで、手軽な設定と少ないコード量でアプリケーションを作成するのに役立ちます。

 

Spring Frameworkとは

Spring bootの紹介をする前に、まずはSpring Frameworkについて触れておきましょう。

Spring Frameworkとは、2004年にリリースされたオープンソースのフレームワークです。DI(依存性注入)やAOP(アスペクト指向プログラミング)など、システム開発やプログラムの修正がしやすくなる仕組みが導入されており、Java言語のエンジニアが開発に使用することも少なくありません。ほかのフレームワークと比較をすると、Spring Frameworkは汎用性の高さに定評があり、WebシステムやWebサービスのほかにも、クラウドやモバイルシステムなど幅広い開発に適しています。

このSpring Frameworkは、例えるならば「フレームワークの集合体」で、機能に応じた多数のフレームワークで構成されています。ですが、豊富なフレームワークによって幅広い開発力を実現している反面、Spring Frameworkには「機能の使い分けが困難」といったデメリットがありました。これは複数のフレームワーク(またはライブラリ)を組み合わせて使用する際に、環境構築のための設定が複雑化してしまうためです。

 

Spring bootとは

Spring bootは、先に挙げた「Spring Frameworkの機能の使い分けが困難」という欠点を解消するために作られたフレームワークです。主な機能として、複数のフレームワークを使用する際に発生する、Bean定義やXML設定などを、可能な限り自動設定する機能が搭載されています。このほか、コードを書かなくてもプログラムの処理が実行できるよう、Javadocと同じくアノテーション(注釈)が記述できる点も特徴です。このSpring bootは、Spring MVCと呼ばれる別のフレームワークの仕様を踏襲して作られており、Spring Frameworkを構成するフレームワークの1つとして組み込まれています。

 

Spring FrameworkとSpring bootの違いとは

それぞれの特徴を考慮して、Spring FrameworkとSpring bootの違いを述べるならば、

●Spring Frameworkは、Java言語のアプリケーション開発のために作られたフレームワークの集合体。

●Spring bootは、集合体となった機能を使いやすくするためのフレームワーク。

と、述べることができます。ちなみに、Spring Frameworkを構成する個々のフレームワークのことを、Java言語の教本によってはプロジェクトやプロダクトと呼ぶケースもあります。Spring boot以外にどのようなフレームワークが存在するのかは、Spring Frameworkの公式サイトをご覧ください。

 

Spring bootでできること

Spring Frameworkを構成するフレームワークの1つとしてSpring MVCがあります。Spring MVCは、アーキテクチャパターンとしてModel、View、Controllerを用いたもので、Webアプリケーション開発のための基本的な機能を備えていますが、Spring系のライブラリと組み合わせて環境を構築する際にコード作成などで手間がかかる特徴があります。

Spring bootの場合、ビルドツールの設定ファイルに記述して、専用のコマンドを実行するだけで最適な環境を構築できるようになったことで、手間が省けてWebアプリケーションの開発がしやすくなりました。

とはいえ、Spring bootの機能を使っても、設定作業をすべて省略できるわけではありません。作成したシステムによっては、JavaconfigやXML設定ファイルを自分で入力、または構成をする必要があります。そのため、Spring bootはあくまでも「Spring Frameworkを構成する一部分」にすぎないことを留意しておきましょう。もしも、Spring bootを使ってWebアプリケーションの開発や改修などを行うのであれば、Java言語やSpring Frameworkの知識やスキルが必須となります。

Spring Frameworkを得意とするエンジニアであれば、開発効率を向上させるためにSpring bootを使用している方も少なくないでしょう。Spring Frameworkを構成するフレームワークの中でも、Spring bootはアプリケーションを手軽に作成するのに欠かせないフレームワークです。アプリケーションを開発する場合にはSpring bootを使うことを検討してみてはいかがでしょうか。

 

システム開発の最適な発注先をスムーズに見つける方法

システム開発会社選びでお困りではありませんか?
日本最大級のシステム開発会社ポータルサイト「発注ナビ」は、実績豊富なエキスパートが貴社に寄り添った最適な開発会社選びを徹底的にサポートいたします。
ご紹介実績:16,500件(2023年7月現在)

外注先探しはビジネスの今後を左右する重要な任務です。しかし、

「なにを基準に探せば良いのか分からない…。」
「自社にあった外注先ってどこだろう…?」
「費用感が不安…。」

などなど、疑問や悩みが尽きない事が多いです。
発注ナビは、貴社の悩みに寄り添い、最適な外注探し選びのベストパートナーです。
本記事に掲載するシステム会社以外にも、最適な開発会社がご紹介可能です!
ご相談からご紹介までは完全無料。
まずはお気軽に、ご相談ください。 詳しくはこちら

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国5000社以上からご提案

200x200b

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

 

■システム開発の関連記事

 

希望ぴったりの外注先がラクして見つかる
soudan_banner

人気記事

関連記事

関連特集

offer_banner
即戦力のシステム開発会社を探すなら発注ナビロゴ
発注ナビは、システム開発に特化した
発注先選定支援サービスです。
紹介実績
19000
対応社数
5000
対応
テクノロジー
319
紹介達成数
92%
システム開発の発注先探しで
こんなお悩みありませんか?
checkbox
なかなかいい外注業者
見つからない。
checkbox
ITの知識がなくて
発注内容をまとめられない。
checkbox
忙しくて外注業者を探す
時間がない
悩んでいる人物
発注ナビの主な特徴
IT案件に特化
IT案件に特化
日本最大級5000社以上のシステム開発・WEB制作会社が登録。IT専門だから細かい要望が伝わり、理想的なパートナーが見つかる。
ITへの不安を徹底サポート
ITへの不安を徹底サポート
専門コンシェルジュがしっかりヒアリングするので、IT知識に不安があっても、まだ要件が固まっていなくても大丈夫。
完全無料・最短翌日紹介
完全無料・最短翌日紹介
コンシェルジュに発注内容を話すだけで最短翌日に開発会社をご紹介。しかも完全無料・成約手数料も無し。
さらに
東証プライム上場
「アイティメディア株式会社」
グループが運営
ご相談内容は一般公開しないため、クローズド案件でも安心。
ご紹介企業は第三者調査機関にて信用情報・事業継続性を確認済です。

発注先探しの
ご相談フォーム

発注ナビは貴社の発注先探しを
徹底的にサポートします。
お気軽にご相談下さい。
必須
必須
必須
■必要な機能・課題■ご予算■スケジュールなど
■企画書やRFPの添付が可能です(10MBまで)

お問い合わせには、
発注ナビ 利用規約  及び 個人情報の取扱い  への
同意が必要です。