発注ラウンジTOP>ノウハウ>システムは内製か外注か?メリット・デメリットを理解して比較検討しよう!

システムは内製か外注か?メリット・デメリットを理解して比較検討しよう!

Xのアイコン

web_system_compare_cover

社内にシステム開発スキルと人的リソースがあれば、システムを開発する際、内製するべきか外注するべきかという問題に直面しがちです。
システム開発を成功させるには、どちらを選べばよいのでしょうか?
今回は、システムの内製と外注、それぞれのメリット・デメリットを比較しつつ、具体的な選び方について解説します。

 

目次

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国5000社以上からご提案

200x200b

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

 

システム開発は内製か外注か?

システム開発の方法
内製 自社でシステム開発を進めること
外注 自社以外の企業に開発を依頼すること

それぞれのメリット・デメリットを紹介する前に、まずはシステム開発における内製と外注の概要、開発の具体的な手順などを把握しておきましょう。

 

●内製とは

内製とは、システム開発の必要性が生じた時に、「自社でシステム開発を進めること」です。内製で開発を行う場合、まずはメンバーを集めて、社内のシステムエンジニアやITエンジニアに開発を依頼します。自社だけで開発が難しい場合は、子会社や連結グループにも助力を依頼したり、SES(システムエンジニアリングサービス)から派遣されたシステムエンジニアと協力したりすることもあります。

 

●外注とは

外注とは、「自社以外の企業に開発を依頼すること」を指します。外注で開発を進める場合、まずは複数の開発企業で見積もりを出して比較検討をした後、自社の希望に合った企業と契約を結ぶのが一般的です。昨今は、海外の開発企業に依頼する「オフショア開発」を検討するケースも少なくありません。ちなみに開発企業の比較検討や進捗管理が行いやすくなるため、外注に依頼する場合は自社の「システム開発に精通した従業員」が開発企業との窓口を担うこともあります。

内製と外注のどちらを選択するにしても、「システムを完成させられる」という点に違いはありません。とはいえ、付随するメリットとデメリットはそれぞれで異なるため、両方の特徴を把握した上で比較検討するのをおすすめします。

 

システム開発を内製するメリット・デメリット

システム開発を内製するメリット・デメリット
メリット 従業員の成長に繋げやすい
開発を進める上で必要な情報の伝達や共有がしやすい
システムの仕様変更や機能の追加がしやすい
システムやアプリ開発ノウハウが社内に蓄積する
デメリット 開発が計画通りに進まないとコストが発生しやすい
開発に必要なエンジニアを揃えることが難しい
規模によっては開発全体を管理できる従業員が必須
システムの完成後にエンジニアを持て余しやすい

システム開発を内製する主なメリット・デメリットは上図の通りです。以下では、それぞれを詳しく解説します。

 

●内製のメリット

システムを内製するメリットとして、以下が挙げられます。

  • 従業員の成長に繋げやすい

  • 開発を進める上で必要な情報の伝達や共有がしやすい

  • システムの仕様変更や機能の追加がしやすい

  • システムやアプリ開発ノウハウが社内に蓄積する

なお、内製によってシステム開発のノウハウを獲得した場合は「それをどのように経営に活かすのか」といったビジョンが求められます。これといったビジョンがない場合は、ノウハウの蓄積が経営資源となるかどうかは不透明です。例えば、培ったノウハウによって新たなシステムを開発したり、同業他社に対してシステムのパッケージ販売を行ったり、得たノウハウをどう活かすかは企業次第になります。

 

●内製のデメリット

一方で、システムを内製するデメリットも存在します。

  • 開発が計画通りに進まないとコストが発生しやすい

  • 開発に必要なエンジニアを揃えることが難しい

  • 規模によっては開発全体を管理できる従業員が必須

  • システムの完成後にエンジニアを持て余しやすい

システム開発は、ただスキルのあるエンジニアを採用すればよいというわけではありません。開発で重要なのは最初の「要件定義」であり、これが定まっていないと開発に無駄なコストをかけてしまう恐れがあります。加えて、開発に必要なプログラミング言語やフレームワークを扱えるエンジニアを探し出して採用をするのも、相応の苦労が伴うでしょう。

とりわけ、社内のエンジニアが少ないケースであれば、「どんな人を採用すべきかわからない」という問題もあります。例えば、応募者がどんなに高いスキルを備えていようとも、採用側がシステム開発をよく知らない場合は、人材のミスマッチが生じてしまう恐れもあります。エンジニアを採用する場合、システム開発に精通した従業員が必須の存在となるでしょう。

なお、必要な能力を有したエンジニアを採用できたとしても、開発が終わった矢先に「仕事がない」という状態では、せっかく採用したエンジニアのスキルを持て余してしまいます。端的にいえば、開発に必要なエンジニアを採用するのも困難なら、雇用関係を維持することも同様に難しいのです。

 

システム開発を外注するメリット・デメリット

システム開発を外注するメリット・デメリット
メリット 希望するスケジュール通りに開発を進めやすい
自社でシステム責任者を雇用する必要がない
契約内容によっては設備に追加投資する必要がない
システム開発の最新ノウハウを吸収できる
デメリット 内製と比較をすると費用が高くなることが多い
セキュリティリスクが高くなりやすい

内製のメリットとデメリットの解説が済んだところで、外注の紹介に移行しましょう。システム開発を外注する主なメリット・デメリットは上図の通りです。

 

●外注のメリット

システム開発を外注するメリットは数多く存在します。

  • 希望するスケジュール通りに開発を進めやすい

  • 自社でシステム責任者を雇用する必要がない

  • 契約内容によっては設備に追加投資する必要がない

  • システム開発の最新ノウハウを吸収できる

とくに、自社でシステム責任者を雇用する必要がないのは、会社にとって大きなメリットです。システム開発が開発した後、システムエンジニアの高度なスキルや開発環境といったリソースを持て余すことがなくなるので、無駄なコストを抱え込む心配もありません。おまけに、開発に必要な設備投資にかかるコストも発生しない上、希望するスケジュールに合わせてシステムを開発してくれます。

ちなみに、システム開発を一貫して外注することを「フルアウトソーシング」と呼びます。先に挙げた多くのメリットから、日本国内ではシステム開発を外注する企業が多く、開発をすべてフルアウトソーシングで賄う企業も多々あります。

 

●外注のデメリット

一方で、システムを外注するデメリットには以下の通りです。

  • 内製と比較をすると費用が高くなることが多い

  • 要望がうまく伝わらないと納品物の質に満足できないことがある
  • セキュリティには注意を払う必要がある

開発会社や案件ごとに費用は異なりますが、外注する以上は相応のコストが発生します。また、開発前にしっかりと要件定義を行い、外注先の開発会社に要望を伝えられないまま開発が進行すると、納品時に想定していた機能やクオリティに差が生まれてしまうこともあります。両社合意をしないまま手探りで開発を進め、最終的にトラブルに発展するケースも。自社でプロジェクト進行の舵取りができない状況を不安に思われる方も少なくないでしょう。

 

内製と外注はどちらが良いのか?

内製、外注どちらが良いかは開発案件によりますが、目安の一つとして開発期間・規模が挙げられます。

例えば、小さなシステム開発の場合には、内製するよりも外注がおすすめです。小さなシステムの開発だと、自社で賄いたくなりますが、システムの内製はかなりの人的リソースを消費します。「片手間に進めてほしい」という依頼では本業に支障をきたす可能性もある上、自社内で開発部門を立ち上げるとなるとコストも肥大化しがちです。総合的に見た場合、コストが外注よりも高くなりかねません。わかりやすくいえば、小さいシステム開発の場合、投じた人的リソースに対して「得られる結果」が少なくなりやすいのです。

反対に、大きなシステム開発で「開発期間が長くなる」と予想される場合は、自社に開発部門を作っても、投じた人的リソースは無駄になりにくいでしょう。内製で作る場合、すべての人的リソースを社内に抱え込むのはリスクが高いため、子会社やSESの手を借りてシステム開発に臨むのも良い方法です。とはいえ繰り返しになりますが、内製と外注のどちらが良いかは開発案件によって大きく左右されます。内製と外注のメリット・デメリットを総合的に見て、自社にとってメリットが大きい方法を採用することをおすすめします。

 

システム開発の最適な発注先を見つける方法

システム開発会社選びでお困りではありませんか?
日本最大級のシステム開発会社ポータルサイト「発注ナビ」は、実績豊富なエキスパートが貴社に寄り添った最適な開発会社選びを徹底的にサポートいたします。
ご紹介実績:22,000件(2024年10月現在)

外注先探しはビジネスの今後を左右する重要な任務です。しかし、

「なにを基準に探せば良いのか分からない…。」
「自社にあった外注先ってどこだろう…?」
「費用感が不安…。」

など、疑問や悩みが尽きない事が多いです。
発注ナビは、貴社の悩みに寄り添い、最適な外注探し選びのベストパートナーです。
本記事に掲載するシステム会社以外にも、最適な開発会社がご紹介可能です。
ご相談からご紹介までは完全無料。
まずはお気軽に、ご相談ください。 詳しくはこちら

 

 

システム開発会社選びはプロにお任せ完全無料で全国5000社以上からご提案

200x200b

・ベストマッチな発注先が見つかる
・たった1日のスピード紹介
・ITに詳しいコンシェルジュがサポート
・ご相談~ご紹介まで完全無料

 

■システム開発に関連した記事

PHPのシステム開発でおすすめの開発会社10社 【最新版】

 

 

 

Webシステムの基本を解説!その仕組みと導入のメリットとは?

 

 

 

希望ぴったりの外注先がラクして見つかる
soudan_banner

人気記事

関連記事

関連特集

offer_banner
即戦力のシステム開発会社を探すなら発注ナビロゴ
発注ナビは、システム開発に特化した
発注先選定支援サービスです。
紹介実績
19000
対応社数
5000
対応
テクノロジー
319
紹介達成数
92%
システム開発の発注先探しで
こんなお悩みありませんか?
checkbox
なかなかいい外注業者
見つからない。
checkbox
ITの知識がなくて
発注内容をまとめられない。
checkbox
忙しくて外注業者を探す
時間がない
悩んでいる人物
発注ナビの主な特徴
IT案件に特化
IT案件に特化
日本最大級5000社以上のシステム開発・WEB制作会社が登録。IT専門だから細かい要望が伝わり、理想的なパートナーが見つかる。
ITへの不安を徹底サポート
ITへの不安を徹底サポート
専門コンシェルジュがしっかりヒアリングするので、IT知識に不安があっても、まだ要件が固まっていなくても大丈夫。
完全無料・最短翌日紹介
完全無料・最短翌日紹介
コンシェルジュに発注内容を話すだけで最短翌日に開発会社をご紹介。しかも完全無料・成約手数料も無し。
さらに
東証プライム上場
「アイティメディア株式会社」
グループが運営
ご相談内容は一般公開しないため、クローズド案件でも安心。
ご紹介企業は第三者調査機関にて信用情報・事業継続性を確認済です。

発注先探しの
ご相談フォーム

発注ナビは貴社の発注先探しを
徹底的にサポートします。
お気軽にご相談下さい。
必須
必須
必須
■必要な機能・課題■ご予算■スケジュールなど
■企画書やRFPの添付が可能です(10MBまで)

会員登録には、
発注ナビ 利用規約  及び 個人情報の取扱い 
「当社からのメール受信」への同意が必要です。