今回は、「有料・無料ASPのメリット・デメリット」について。
サイト立ち上げ時のコストを最小限に抑えられる
無料または低価格でも実用的なECサイトが運営可能
将来の事業拡張を考えるなら本格的なEC専用ASPを導入すべき
ECサイト構築でASPが注目を集める理由
ECサイトは大きく以下5つに大別することができます。
・ショッピングモール型
楽天市場 やYahoo!ショッピング、ポンパレモール、Amazonなど
・無料ASP
BASE、STORES.JPなど
・有料ASP
カラーミーショップ、ショップサーブ、makeshopなど
・完全独自開発
・パッケージ
EC-CUBEなど
ショッピングモール型のECサイトは、消費者として利用する機会も多く、なんとなく存在を認知している方も多いのではないでしょうか。サイト運営会社の知名度を利用して比較的軌道に乗りやすい手段といえるでしょう。
完全独自開発のECサイトは、サイト構築の知識さえあれば思い描いたままのWebショップを立ち上げられるのが魅力的です。
そしてブログやWebサイトのように、ECサイトスペースをレンタル利用できる「ASP」は、手軽に登録ができるだけでなくサイト立ち上げにかかる費用が最小限に抑えられることから今大変注目を集めています。
ECサイトを利用して事業を立ち上げるなら、いずれの手段を利用しても必ずメリット・デメリットがあります。また何をどのように販売するかによってベストな形態は変わりますので、同じ商品を取り扱う他のサイトなどをチェックして緻密に分析を重ねてみましょう。
注目を集めるASPまとめ
ASPとは「アプリケーション・サービス・プロバイダ」の略称で、ECサイト運営のためのレンタルスペースをWeb上で自由に利用できるクラウド・アプリケーションです。
ASPの中でも、特に注目を集めているサイトをいくつかピックアップしました。
・カラーミーショップ(有料)
初期費用3,240円、月額900円からショップを運営できるサイトです。サイトの更新はスマートフォンを利用してブログ感覚で行うことができます。
・ショップサーブ(有料)
ECサイトASPの中でも創業16年という老舗ショップです。セミナーや集客代行といったサービスも充実しています。
・makeshop(有料)
SEO設定や運営講座テキスト、スマートフォン対応など高度な機能が充実していることで人気があります。
・STORES.JP(無料)
Facebookアカウントでショップ立ち上げができ、ストアデザインから発送サポートまですべて無料で利用することができます。
・BASE(無料)
ショップURLとメールアドレス、パスワードを設定するだけでサイトを立ち上げることができます。比較的デザインテンプレートも豊富です。
ビジネスとして展開するならパッケージで依頼すべき!?
今後の可能性を探るためテスト的にECサイトを立ち上げてみようと考えている方や、ちょっとした副業・お小遣い稼ぎに利用してみようと考えている方は、低価格帯のASPでも充分なのではないでしょうか。
Webショップ事業者としてECサイトに腰を据えて今後頑張りたいと考えている方はEC-CUBEなどのパッケージを利用されるのがよいかもしれません。基本機能は無料で、追加したい機能を有料で拡張することができます。集客は自力で努力しなければなりませんが、サイトの独自性は最大限実現させることが可能です。
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