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検索システム開発の費用相場とは?外注する際に注意するポイントも解説

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検索システムのイメージ図

検索システムとは、情報を検索するためのシステムです。
キーワードを入力することで情報を検索することが可能で、Webサイトにおいて、必要な情報を簡単に素早く見つけるために有効な機能です。
このような検索システムを導入する場合、どの程度の予算を見積もる必要があるのでしょうか?
検索システムの費用相場や機能の特徴や開発を成功させる外注の方法について解説します。

 

目次

 

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検索システムの費用相場は?

検索システムにかかる料金目安は、種類や機能、規模によって異なります。シンプル機能で規模も小さいものであれば10万円以内、基幹システムに活用される複雑なものであれば数百万円かかるものもあります。また、検索システムの導入にかかる費用は、初期費用と月額費用、オプション料金の3種類が考えられます。

 

  • 初期費用:約100~250万円

  • 月額費用:2万~50万円

  • オプション料金:ライセンス費用の有無やAIの活用で幅あり

 

おおよその目安は上記のようになります。それでは詳しく見ていきましょう。

 

●初期費用

初期費用とは、検索システム導入時に発生する費用のことで、開発やデータ整備にかかる費用に加え、初期段階のサポート費用も含まれることが多いです。初期費用は、0円のものから、AIを活用した企業内検索システムで250万円以上かかるものも存在します。

 

●月額費用

月額費用は、検索システム導入後に継続的に発生する費用で、定額制と変動制の2種類の料金形態があります。定額制は毎月の料金が固定されており、運用予算を立てやすいメリットがありますが、検索システムを利用しない場合でも一定の料金が発生するデメリットがあります。

変動制は、ページ閲覧数に応じた課金が一般的で、閲覧数が少なければ運用費用が抑えられるメリットがありますが、毎月の閲覧数が予測しにくく、運用費用の見通しを立てにくいデメリットもあります。費用の目安は、月額1万円から数十万円まで様々です。

 

●オプション料金

オプション料金とは、デフォルト機能に含まれない機能を追加する際に発生する費用です。オプション機能の追加が必要な場合のみ料金が発生し、導入費用を抑えたい場合はデフォルト機能内でシステムを設置することが求められます。オプション料金は、製品やサービス提供会社によって異なり、1,000円以内から数万円かかるものまで様々です。

 

検索システムの主な機能

これまでに検索システムの導入費用について解説してきましたが、担当者の方々は自社に求める機能の費用がどの程度か把握しておくと良いです。ここでは、検索システムの主な機能をご紹介します。

 

●検索アルゴリズム

検索には、完全一致検索、あいまい検索、属性検索の3種類があります。完全一致検索は、キーワードと一致するドキュメントを全文検索するもので、あいまい検索は自然文から類似するドキュメントを全文検索します。

属性検索は、オブジェクトに事前に付与された情報(属性)を活用して、検索キーワードに関連するオブジェクトの情報を検索します。これらの検索機能を組み込むロジックを「検索アルゴリズム」と呼び、入力されたキーワードに対する結果はこのアルゴリズムによって決まります。ユーザーが求める情報を返せるかどうかは、検索アルゴリズムにかかっています。

 

●辞書機能

検索システムにおいてもう1つ重要な機能が辞書機能です。ユーザーが検索キーワードを入力した際に、そのキーワードが存在するかどうかを示す機能が辞書機能となります。検索システム開発においてコストがかかる部分は、この辞書機能です。辞書機能の充実度によって、検索システムの開発費用に影響が出ることがあります。

 

検索機能を追加する際の注意例

検索システムにおいて、検索アルゴリズムと辞書機能は重要な機能です。ただし、重要だからといって単に機能を追加するだけでは、使いづらくなったり、期待通りの動作をしないため利用されなくなることもあります。検索システムを開発する際は、ユーザーが使いやすく、求めている情報を検索結果として返すことが重要です。

例えば、ECサイトの場合、多くのユーザーに購入してもらいたいという目的がありますし、コミュニティーサイトでは利用ユーザーを増やし広告収入を増やしたいという目的があります。検索機能を追加する際は、自社の目的を達成できる機能を搭載することが重要です。ただし、提供する側だけの目的で機能を追加すると、利用するユーザーが求めている情報と異なる検索結果を返す可能性があります。このような状況は、検索機能に影響を与えてしまいます。

では、どのようなケースでそれぞれの検索機能が役立つのか、以下に例を挙げます。

 

  • 書籍の検索

  • 社内文章の検索

 

●書籍の検索

本を探す際、書籍タイトルや著者など、様々なキーワードで検索しますが、検索システム提供側にはタイトルなのか、著者の名前なのか、あるいは内容に関する本を判断することが難しいため、キーワードに合致する情報をソートして検索結果として返します。

このような方法では、ユーザーが求める情報を探すのに手間がかかります。そこで、タイトルや著者名などの条件を検索に追加することで、ユーザーが探している情報に近い検索結果を返すことができます。

この例のように、キーワードに情報を追加できる検索アルゴリズムが必要です。また、あるトピックに関する本を文章で検索する場合もあります。その際には、自然文から類似するドキュメントを全文検索する「あいまい検索」機能が必要となります。

 

●社内文章の検索

社内文章検索では、素早く検索できることで仕事の効率を上げ、無駄な時間を省くことが求められる検索システムが必要です。例えば、「こんな資料を探している」という検索キーワードで探す場合、検索結果の表示順が古い順やバラバラに並んでいたら、仕事効率は逆に下がってしまいます。このような状況を避けるために、検索アルゴリズムが必要です。

このように、検索システムを使うユーザーのニーズと、システム提供側の目的を明確化し、必要最低限の機能を検討することが重要です。そして、検討した内容は要件定義に詳細にまとめておく必要があります。「ユーザーはどのような思惑で検索するのか」も考慮し、システムやコンテンツ全体から、どのような検索機能を実装するかを検討しなければなりません。

検索システムは、ユーザーの思惑や提供側の目的によって搭載する機能が異なります。これらの要因により、一概に相場を断言しにくい・情報がない部分があるため、詳細はシステム開発会社との打ち合わせをしながら進めていくことをおすすめします。ユーザーの利便性を最優先に考え、適切な検索機能を追加することで、検索システムの品質向上に繋げることができます。

 

検索システム開発を外注する際のポイント

これまで検索システムの開発・導入にかかる費用相場や、検索システムに必要な機能について解説してきました。検索システム開発・導入には時間と手間がかかり、検索に関連する知識や技術がない場合、開発期間も費用が増えることがあります。しかし、開発を外注することで解決できることも多くあります。

そこでここからは、検索システム開発を外注する際のポイントについて解説します。検索システム開発を外注する際のポイントは、次の6つが挙げられます。

 

  • 検索システム開発の実績・事例がある開発会社を選定

  • 開発会社のスキルレベル確認も外注のポイント

  • リリース後の運用を考慮して開発会社を選ぶ

  • 複数社から見積もりを取得

  • 提案依頼書(RFP)の活用

  • セキュリティ面への配慮

 

●検索システム開発の実績・事例がある開発会社を選定

検索システムでは、高度な検索性が保証されることが求められ、ユーザビリティも日々進化しています。ウェブシステムの中でも、ユーザーから見えない検索システム開発には、豊富な経験を持つ開発会社を選ぶことが大切です。そのため、外注先の検索システム開発実績や開発事例を確認しておくことが重要です。理由としては、自社が開発計画している検索システムに近い実績を持っていると、安心して外注できます。さらに、導入先のインタビュー記事なども参考にすることができます。

 

●開発会社のスキルレベル確認も外注のポイント

検索システムでは、検索アルゴリズムなどを作成する必要があります。エンジニアのスキルはもちろん重要ですが、指示を行う担当者など、主要な担当者のスキルチェックも行っておくことが望ましいです。また、二次受け、三次受けの開発体制になっていないか事前に確認する必要があります。理由としては、開発会社の下にさらに複数の開発会社があると、会社間のコミュニケーションが難しくなり、指示が届きづらくなるリスクが高まります。検索システム開発を外注する際、エンジニアの人数や開発に関わる担当者のスキル、開発体制についても確認することが重要です。

 

●リリース後の運用を考慮して開発会社を選ぶ

検索システムのリリース後も運用が必要です。リリース後こそ本番だと言っても過言ではありません。重要なポイントは、開発会社がどのような運用プランを考えているかを確認し、運用プランのすり合わせを行っておくことです。長期的な関係となる開発会社と自社で運用プランの考え方が違っていると、運用に支障が生じる可能性があります。また、開発会社の企業の存続性や信頼性についても調査しておくことが大切です。

 

●複数社から見積もりを取得

基本的に、検索システムを外注する場合、複数社へ見積もり依頼を行うことが望ましいです。開発会社はそれぞれ強みや弱みが異なりますし、窓口担当者との相性も重要です。1社だけに見積もり依頼をすると、依頼先の会社しか情報がないため判断できませんが、複数社へ依頼することで、見積もりの比較や窓口担当者の雰囲気を確認できます。見積もり依頼を行う際は、提出された見積もり内容を比較しやすいように、なるべく項目を指定して依頼しましょう。

 

●提案依頼書(RFP)の活用

見積もりを依頼する際、比較検討しやすいように項目を指定して依頼することは重要ですが、通常のシステム開発依頼と同様にRFP(提案依頼書)を開発側へ提出することで、より細かく比較が可能です。RFPの内容としては、開発依頼に至った経緯、課題点、コストやおおよそのスケジュール、希望する運用プランなどが含まれるべきです。

 

●セキュリティ面への配慮

検索システムは、性質上、取り扱うデータの中に取引先の詳細情報や売上高など、外部へ流出すると問題となる情報が含まれることがあります。また、検索システム開発では自社の重要な情報やデータを開発会社に扱ってもらうことになります。これらのリスクを考慮して、開発会社と外注契約を結ぶ際は、必ず機密保持契約を締結するようにしましょう。

検索システム開発・導入をする場合、様々な検討事項があります。日常の業務をこなしながら、検討事項をまとめていくことは非常に難しいことですが、外注で解決できることも多くあります。検索システム開発・導入を検討する際は、まずは気軽に開発会社へ相談することをおすすめします。

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