精密鍛造パーツメーカー様において、担当者1名のExcelマクロに依存していた原価計算業務をシステム化しました。工程実績・材料費・労務費を自動で取り込み、製品別・工程別の原価をリアルタイムに算出。月次の原価集計は5営業日から1営業日に短縮され、材料費高騰下でも赤字受注を当月中に検知できる体制が整いました。
■ お客様の課題
・製品別の原価計算をベテラン担当者1名のExcelマクロで運用しており、完全に属人化
・月次の原価集計に毎月5営業日を要し、経営への報告が常に後追いに 。材料費が高騰する中、受注時に採算を判断できず、赤字案件の発覚が翌月以降にずれ込む
■ 支援内容
- 現行Excelマクロのロジック解析と計算仕様のドキュメント化
- 原価計算システムの要件定義・設計・開発(PLとしてプロジェクト全体を推進)
- 生産管理システムからの工程実績データ自動連携の実装
- 並行稼働による計算結果の検証、操作研修、本稼働後の保守
■ 開発体制・期間
体制:PL1名、エンジニア2名
期間:約6ヶ月(要件定義・設計2ヶ月/開発3ヶ月/検証・移行1ヶ月)
■ 成果
・月次の原価集計が5営業日から1営業日に短縮
・製品別の採算が当月中に把握可能となり、赤字受注の早期検知と価格改定の判断が加速
・計算ロジックのブラックボックス化が解消され、担当者交代リスクも低減